Veritas NetBackup™ Plug-in for VMware vSphere Client (HTML5) ガイド
- 概要およびメモ
- NetBackup Plug-in for vSphere Client (HTML5) のインストール
- NetBackup Plug-in for vSphere Client (HTML5) のインストール
- NetBackup リカバリウィザードとインスタントリカバリウィザードの構成の概要
- バックアップからの仮想ディスクの除外
- バックアップ状態の監視
- 仮想マシンのリストア
- トラブルシューティング
- 付録 A. インスタントリカバリのイベントとベストプラクティス
- 付録 B. NetBackup メディアサーバーおよびプラグインパッケージホストからの vSphere Client (HTML5) プラグインのインストール
外部証明書を使用するためのプラグインの構成
プラグインは、証明書ベースの認証を使用して NetBackup マスターサーバーと安全に通信します。デフォルトでは、マスターサーバーは、NetBackup CA が署名した証明書を使用します。または、外部で発行された証明書を使用するようにマスターサーバーを構成できます。その場合は、次の手順により、外部証明書を使用するようにプラグインを構成します。
外部証明書を使用するためのプラグインの構成
- マスターサーバー上で次のコマンドを入力します。
Windows の場合:
install_path\NetBackup\wmc\bin\install\configureCertsForPlugins.bat -registerExternalCert -certPath "path_to_external_certificate_file" -privateKeyPath "path_to_certificate_key_file" -trustStorePath "path_to_ca_certificate_file"
UNIX および Linux の場合
/usr/openv/wmc/bin/install/configureCertsForPlugins -registerExternalCert -certPath "path_to_external_certificate_file" -privateKeyPath "path_to_certificate_key_file" -trustStorePath "path_to_ca_certificate_file"
次に例を示します。
configureCertsForPlugins.bat -registerExternalCert -certPath "c:\server.pem" -privateKeyPath "c:\key.pem" -trustStorePath "c:\intermediateOrRootCA.pem"
このコマンドで、証明書をマスターサーバー上のキーストアにインポートして、外部証明書を使用するようにプラグインを構成します。コマンドのオプションは次のとおりです。
-certPath: Web サーバー証明書へのパスを指定します。このファイルには、PEM 形式の 1 つの証明書が必要です。
-privateKeyPath: Web サーバー証明書の秘密鍵へのパスを指定します。
-trustStorePath: Web サーバー証明書を発行した中間認証局またはルート認証局の証明書へのパスを指定します。このファイルには、PEM 形式の 1 つの証明書が必要です。この証明書のサブジェクトは、Web サーバー証明書の発行者と一致する必要があります。
外部証明書について詳しくは、『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください。
- マスターサーバーで、NetBackup Web 管理コンソールサービスを再起動します。
NetBackup 管理コンソールのアクティビティモニターで[デーモン (Daemons)]タブをクリックし、サービスを右クリックして、[デーモンの停止 (Stop Daemon)]をクリックします。サービスが停止したら、[デーモンの起動 (Start Daemon)]をクリックします。
- マスターサーバーで認証トークンを更新します。
認証トークンの更新を参照してください。
メモ:
この手順を、マスターサーバーと通信する必要がある各プラグインで実行します。
- プラグインで、既存のマスターサーバーを削除し、トークンを更新したマスターサーバーを追加します。
仮想マシンをリストアするための NetBackup vSphere Client (HTML5) プラグインの認可を参照してください。
外部 CA が署名した証明書を使用しており、VMware vSphere プラグインとともに新しい vCenter Server を追加する場合、マスターサーバーで manageClientCerts -create オプションを使用して、クライアントの新しい証明書を生成します。その後、VMware vSphere プラグインに NetBackup マスターサーバーを追加する際に、新たに生成した証明書を使用できます。