Veritas NetBackup™ Plug-in for VMware vSphere Client (HTML5) ガイド
- 概要およびメモ
- NetBackup Plug-in for vSphere Client (HTML5) のインストール
- NetBackup Plug-in for vSphere Client (HTML5) のインストール
- NetBackup リカバリウィザードとインスタントリカバリウィザードの構成の概要
- バックアップからの仮想ディスクの除外
- バックアップ状態の監視
- 仮想マシンのリストア
- トラブルシューティング
- 付録 A. インスタントリカバリのイベントとベストプラクティス
- 付録 B. NetBackup メディアサーバーおよびプラグインパッケージホストからの vSphere Client (HTML5) プラグインのインストール
インスタントリカバリ: [イメージの選択 (Image Selection)]画面
この画面の上部のペインには、インスタントリカバリ (IR) の準備ができているバックアップイメージが表示されます。デフォルトでは、IR の準備ができていて 7 日より長い期間が経過していないイメージが画面に表示されます。
表: インスタントリカバリで利用可能なイメージのフィールド
フィールド | 説明 |
---|---|
表示名 (Display Name) | 前回の画面で選択および追加された仮想マシンの名前。 |
バックアップ日時 (UTC) (Date and Time of Backup (UTC)) | バックアップイメージの日時。 |
経過時間 (Age) | バックアップイメージの経過時間 (日または時間)。 |
vCenter Server | vCenter Server の名前。 |
ポリシー名 (Policy Name) | NetBackup バックアップポリシーの名前。 |
過去 7 日間の IR 準備完了イメージが見つからない場合、または VM に対して表示されているバックアップイメージを変更する場合: 行の左にある垂直の省略記号、[他のイメージを表示 (View More Images)]オプションの順にクリックして、別のバックアップイメージを検索します。
[次のイメージを表示 (Show Images for)]画面が表示されます。
追加のバックアップイメージを検索する期間をクリックします。結果から目的のイメージを選択します。下にスクロールすると、イメージの詳細を表示できます。続行するには[イメージの選択 (Select )]を選択します。
画面の下部ペインには、上面で選択した仮想マシンのバックアップイメージの詳細と属性が表示されます。
表: [バックアップの詳細 (Backup Details)]と[仮想マシン属性 (Virtual Machine Attributes)]のフィールド
フィールド | 説明 |
---|---|
イメージの詳細 (Image Details) | バックアップに関する情報。 |
ストレージ形式 | バックアップに使用されたストレージ形式。 メモ: イメージのリストアに必要な時間はストレージ形式によって異なります。 AdvancedDisk ストレージ形式または重複排除ストレージ形式を使用するリカバリについては、特にこの傾向が強くなります。 |
マスターサーバー (Master Server) | バックアップを作成した NetBackup マスターサーバー。 |
バックアップ識別子 (Backup ID) | バックアップの ID。 |
スケジュール形式 (Schedule Type) | バックアップに使用されたスケジュールの形式。 |
仮想マシン属性 (Virtual Machine Attributes) | バックアップ時の仮想マシンの属性。 |
表示名 (Display Name) | 指定された VM の表示名。 |
ホスト名 (Host name) | VM のホスト名。 |
DNS 名 | VM の DNS 名。 |
vCenter Server | vCenter サーバー名。 |
ESX Server | ESX サーバー名。 |
データセンター | データセンターの名前を表示します。 |
インスタンス UUID (Instance UUID) | 仮想マシンが作成されたときに仮想マシンに割り当てられたグローバルに一意な ID。この ID は vCenter サーバー内の仮想マシンを一意に識別します。仮想マシンが (vCloud 内などで) 複製されても、元の仮想マシンのみがこのインスタンス ID を保有します。 (複製された仮想マシンには、異なるインスタンス UUID が割り当てられます。) |
BIOS UUID | 仮想マシンが作成されたときに仮想マシンに割り当てられた ID。この ID は、仮想マシンが複製されたかどうかによって、一意ではない場合があります。このオプションは、より古い VM UUID の識別子を使うポリシーとの互換性のために含まれています。 |
VM バージョン | VM のオリジナルのハードウェアバージョンを表示します。 |
vCloud が有効 (vCloud Enabled) | VM がバックアップされた時に、VM が vCloud 環境にあったかどうかを示します。 |
リソースプール (Resource Pool) | VM のリソースプール。 |
vApp | vApp。 |
VMDK | 選択した仮想マシンの VMDK ファイル。 |
[次へ (Next)]をクリックして、[宛先選択 (Destination Selection)]画面に進みます。変更がある場合、[戻る (Back)]をクリックして前の画面に戻ります。
メモ:
リカバリ先の選択を続行するには、少なくとも 1 つの IR 対応イメージを選択する必要があります。