NetBackup™ for PostgreSQL 管理者ガイド

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Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (10.4)

PostgreSQL バックアップの実行

このトピックでは、バックアップの前提条件を示し、バックアップを実行する手順を説明し、NetBackup からバックアップをスケジュール設定するための情報を提供します。

前提条件

バックアップを実行する前に、次の前提条件を満たしていることを確認します。

  • ユーザーに管理者 (Windows) または root (Linux) のアクセス権があることを確認します。

  • (Windows) 環境変数で NetBackup\bin ディレクトリを設定します。

    例: Path =C:\Program Files\Veritas\Netbackup\bin

  • (Linux) シンボリックリンク: シンボリックリンクがない場合は、シンボリックリンク libpq.so (有効な libpq so.<n> を指す) を作成します。n は PostgreSQL ライブラリバージョンです。

  • archivedir ディレクトリを作成し、postgresql.conf ファイルで次のパラメータを設定します。

    • wal_level = archive

    • archive_mode = on

    • archive_timeout =0

    • statement_timeout=0

      メモ:

      時間はミリ秒単位で追加します。推奨時間は 30,000 ミリ秒 (30 秒) です。

  • archive_command について次の変更を指定します。

    • (Windows) 'copy ' "%p" "C:\\archivedir\\%f"'

    • (Linux) test ! -f <archive_path>/%f && cp %p <archive_path>/%f

  • (Linux) archivedir ディレクトリの作成後、PostgreSQL ユーザーのグループと所有権を変更します。

  • PostgreSQL サービスを再起動します。

  • DataStore ポリシーを使用して PostgreSQL バックアップを構成します。

    詳しくは、DataStore ポリシーを使用した PostgreSQL バックアップの構成を参照してください。を参照してください。

  • インストールの前提条件とインストール後の必要条件を確認します。

    詳しくは、???を参照してください。を参照してください。

    詳しくは、???を参照してください。を参照してください。

バックアップを実行するには

  1. 次のコマンドを実行します。

    nbpgsql -o backup

    -S primary_server

    -P policy_name

    -s schedule_name

    (Linux)-z snapshot_size

    (Linux)-l postgresql_library_path

    [-portnum db_port]

    [-u dbuser]

    (Linux)[-b backup_type]

  2. (オプション) コマンドラインでパスワードの入力を求められたら、データベースパスワードを入力します。NetBackup がデータベースに接続し、バックアップを開始します。
NetBackup からの PostgreSQL バックアップのスケジュール設定

PostgreSQL バックアップのスケジュール設定は、DataStore ポリシーを使用してバックアップスクリプトを呼び出すことで、NetBackup 管理コンソールから実行できます。

詳しくは、https://www.veritas.com/support/en_US/article.100041371 を参照してください。