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NetBackup™ for PostgreSQL 管理者ガイド
Last Published:
2024-05-15
Product(s):
NetBackup & Alta Data Protection (10.4)
リダイレクトリストア
リダイレクトリストアでは、最初のバックアップを実行したクライアントとは別のクライアントに、バックアップファイルをリストアできます。新しい場所には別のホストや別のファイルパスを指定できるほか、別のリダイレクトリストア名を使用することもできます。別のホストにリストアをリダイレクトするには、install_path\NetBackup\db\altnames
ディレクトリにターゲットクライアント名を含めます。
リダイレクトリストアの実行
代替ホストへリストアをリダイレクトする方法
- NetBackup プライマリサーバーで、リダイレクトリストアの実行権限を付与するホストに対して
altnames
ディレクトリを作成します。たとえば、別のホストからのリストアを行う権限を Host B に付与するには、次のファイルを作成します。(Windows)
install_path\NetBackup\db\altnames\HostB
(Linux RHEL および SLES)
/usr/openv/netbackup/db/altnames/HostB
altnames
ディレクトリに、要求元クライアントがリストアを要求するファイルが存在するクライアントの名前を追加します。たとえば、Host A からリストアをリダイレクトする権限を Host B に付与するには、Host B のファイルに Host A を追加します。- 次のコマンドを実行します。
nbpgsql -o restore -S primary_server_name -t target_directory -portnum db_port [-id db_backup_id] [-C client_name]
- リダイレクトリストアが正常に実行されたら、プライマリサーバーとクライアントで行った変更を元に戻します。
別のファイルパスにリストアをリダイレクトするには
- 次のコマンドを実行します。
nbpgsql -o restore -S primary_server_name -t target_directory -portnum database_server_port [-id db_backup_id] [-C client_name]
- リストアデータをデータディレクトリにコピーします。
- リストアの成功後、データディレクトリの所有者を PostgreSQL ユーザーに変更し、環境に基づいて設定を変更します。