NetBackup™ Self Service インストールガイド
PowerShell 実行ポリシーについて
PowerShell 実行ポリシーにより、PowerShell がスクリプトを実行できるかどうかを決定します。インストーラが実行ポリシーを［RemoteSigned］に設定することで、スクリプトの実行が許可されます。インストーラでこの手順が失敗するか、インストール後に実行ポリシーが変更された場合、問題が発生します。この付録では、実行ポリシーの問題の診断と解決について説明します。
Web サイトにログオンします。
［場所 (Location)］タブをクリックします。
［接続の確認 (Check Connectivity)］アイコンをクリックします。
次のようなエラーメッセージが表示された場合は、実行ポリシーに問題がある可能性があります。［接続の確認 (Check Connectivity)］でエラーが生成されない場合、実行ポリシーは正しく設定されます。
実行ポリシーの問題を確認するには、エラーログに移動します。［管理 (Admin)］、［サポート (Support)］、［エラーログ (Error Log)］の順に選択し、エラーを確認します。実行ポリシーの問題の例を次に示します。
"CreateRequest failed with error: File C:\Temp\NetBackupAdapter\NetBackupAdapterServices\PowerShellScripts\ ValidationHook\Initial.p s1 cannot be loaded because running scripts is disabled on this system. For more information, see about_Execution_Policies at http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=135170. File C:\Temp \NetBackupAdapter\NetBackupAdapterServices\PowerShellScripts\ValidationHook\ Initial.p s1 cannot be loaded because running scripts is disabled on this system. For more information, see about_Execution_Policies at http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=135170."
- Web サーバーにログオンします。
- 管理者として PowerShell コマンドプロンプトを開きます。
- Get-ExecutionPolicy - List と入力します。
現在の実行ポリシーのリストが表示されます。
- ［LocalMachine］のスコープが［RemoteSigned］に設定されていない場合は、次のコマンドを入力します。
Set-ExecutionPolicy -Scope LocalMachine -ExecutionPolicy RemoteSigned
実行ポリシーのスコープは、リストの上位にある項目の優先度を高く扱い、リストの下位にある項目を上書きします。スコープ［MachinePolicy］が［Restricted］に設定されている場合、［LocalMachine］が［RemoteSigned］に設定されていてもスクリプトは実行できません。 次の Stack Overflow の投稿で、このような問題を解決する方法が説明されています。