Enterprise Vault.cloud™ レガシーインポートガイド

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Product(s): Veritas Alta Archiving (Version Not Specified)

レガシーフォルダ構造で予想される動作

  • Enterprise Vault.cloud で現在サポートされるのは、PST または NSF ファイルからのレガシーフォルダ構造のレプリケーションです。この機能は、現在、他のファイル形式では使用できません。

  • レガシーフォルダは静的です。ユーザーは、これらのレガシーフォルダに含まれる電子メールメッセージを、追加、削除、または移動することはできません。

  • レガシーのフォルダ構造を持つ各 PST ファイルが Enterprise Vault.cloud にインポートされると、一意フォルダツリーとして表示されます。複数の PST ファイルのフォルダ構造を、単一のフォルダツリーにマージすることはできません。Veritasデータ管理チームは、Personal.cloud で、同じファイル名を持つ複数の PST ファイルを 1 つのフォルダツリーにインポートできます。ただし、ファイルには同じ名前を付ける必要があるため、Veritasに提供するメディア上で、各ファイルを別のフォルダ内に格納する必要があります。

  • レガシー電子メールメッセージをレガシーフォルダ内に配置できない場合は、Enterprise Vault.cloud の受信トレイフォルダに保存されます。

  • ユーザーは、アーカイブ全体に対してのみ検索を実行でき、1 つのレガシーフォルダに対しては実行できません。

  • Personal.cloud は、最大で 6,000 個のフォルダをサポートしています。ユーザーが Personal.cloud にアクセスするときに、メールボックスに多数のフォルダが含まれている場合は、読み込みに時間がかかる場合があります。フォルダ数が 4,000 を超える場合、最大で 5 分の読み込み時間がかかる場合があります。