Enterprise Vault.cloud™ レガシーインポートガイド

レガシーデータが破損していると、インポートプロセスに時間がかかる可能性があります。処理できる PST ファイルの最大サイズは 50 GB ですが、組織がレガシーデータのサイズを 20 GB 以下のサイズに分割することをお勧めします。小さいファイルは破損する可能性が低く、処理もより高速です。

PST ファイルから取り込まれるメッセージの場合、インポートできる最大サイズは 50 MB で、EML メッセージの場合は 75 MB です。

EML または MSG 形式のレガシーデータは、1 つのフォルダに含まれるファイルを 50,000 個までにする必要があります。50,000 を超えるファイルが含まれるフォルダは、インポート処理が遅れる場合があります。

パスワードで保護されている個別の PST ファイルはインポートできないため、PST 形式のレガシーデータはパスワードで保護しないようにする必要があります。ただし、レガシーデータを格納するハードドライブやその他のメディアを、転送プロセス中にパスワードで保護することは可能です。Veritasデータ管理チームに物理データを渡した後、組織は、パスワードで保護されているデータのパスワードをチームに提供できます。