Enterprise Vault.cloud™ レガシーインポートガイド

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Product(s): Veritas Alta Archiving (Version Not Specified)

レガシー電子メールメッセージの抽出

レガシー電子メールメッセージは、サイトの場所で収集し、Enterprise Vault.cloud にインポートするためにVeritasデータ管理チームに送信する必要があります。Enterprise Vault.cloud は、Microsoft Exchange、IBM Domino、またはオンプレミスのホストされた電子メールシステムからのレガシー電子メールメッセージのインポートをサポートします。また、Enterprise Vault.cloud は、その他の電子メールアーカイブサービスまたはストアからのレガシー電子メールメッセージのインポートもサポートします。

現在、Enterprise Vault.cloud にインポートできる電子メールメッセージの形式には、次のものが含まれます。

  • PST

  • EML

  • NSF (変換が必要で、処理に長い時間がかかる場合があります)

  • MSG (変換が必要で、処理に長い時間がかかる場合があります)

インポートに PST ファイルを使用する場合は、次に注意してください。

  • レガシーデータを 20 GB より小さい PST ファイルに分割することをお勧めします。小さいファイルは破損する可能性が低く、処理もより高速です。

  • ユーザーごとに別々の PST ファイルを作成することをお勧めします。user1@yourcompany.com.pst のように、ユーザーの電子メールアドレスを使用して PST ファイルに名前を付けます。

  • 1 人のユーザーに複数の PST ファイルが必要な場合は、user2@yourcompany.com_1.pst のように、ユーザーの電子メールアドレスにアンダースコアと PST ファイルの番号を追加します。

  • PST ファイル名には、カンマ、特殊文字、または 2 バイト文字は含めないでください。

  • ユーザーごとに個別の PST ファイルを作成する場合は、該当するメールボックスと PST ファイルのマッピングを支援するために、CSV マッピングファイルを作成します。CSV マッピングファイルは、次の形式で、各 PST ファイルとその所有者の電子メールアドレスを識別する必要があります。

    PSTFileName,OwnerEmailAddress

    次に例を示します。

    PSTFileName,OwnerEmailAddress

    user1@yourcompany.com.pst,user1@yourcompany.com

    user2@yourcompany.com_1.pst,user2@yourcompany.com

    user2@yourcompany.com_2.pst,user2@yourcompany.com