Veritas NetBackup™ Appliance 容量計画とパフォーマンスチューニングガイド

DB2 データベースのデータ変更率に応じて、以下を実行します。

• 非常に小さいデータ変更率

  並列ストリーム数の制限を 1 つだけにして重複排除率を向上させます。基本的には、これは DB2 データベースバックアップスクリプトの PARALLELISM パラメータです。これにより、バックアップユーティリティを使用して並列で読み込まれる表領域の数を 1 にできます。これは全体的なバックアップパフォーマンスに影響しますが、重複排除率が向上します。セッション数を増やしてデータベースインスタンスごとに複数のバックアップジョブを生成し、バックアップ速度を向上させます。

• 高いデータ変更率では、速いバックアップ速度が必要となります。

  高いデータ変更率での重複排除率を向上させるために、以下を考慮してください。DB2 データベースのコンテナ数を db2 データベースバックアップスクリプトのオープンセッション数に揃えて高い重複排除率を達成します。このオプションは、本番で実装する前にテストまたは開発環境でテストする必要があります。また、データベースで定義されているコンテナ数を把握するために、DB2 管理者からの追加のサポートが必要となります。