NetBackup™ Web UI Nutanix AHV 管理者ガイド
- 概要
- AHV クラスタの管理
- クレデンシャルの管理
- AHV 仮想マシンの保護
- AHV 仮想マシンのリカバリ
- AHV の操作のトラブルシューティング
- AHV の API とコマンドラインオプション
VPC 内の AHV VM のリカバリ
VPC での VM のリカバリには、次の制限事項があります。
代替リストアで[ネットワークインターフェースの削除 (Remove network interfaces)]チェックボックスにチェックマークが付いている場合、リストア操作は成功します。ただし、プロジェクト、カテゴリ、所有者情報、VPC 関連情報などの属性はリストアされません。
バックアップがトリガされたときに VM にネットワークが構成されていた場合に、ユーザーが[ネットワークインターフェースの削除 (Remove network interfaces)]チェックボックスにチェックマークを付けずにこのバックアップイメージの代替リストアを試みると、リストア操作は失敗します。
バックアップがトリガされたときに VM でプロジェクトが構成されていても、リストアがトリガされたときにプロジェクトが存在しなかった場合、リストアジョブは失敗します。
バックアップがトリガされたときに VM でカテゴリが構成されていても、リストアがトリガされたときにカテゴリが存在しなかった場合、リストアジョブは失敗します。
リストア時に VM のユーザーが Nutanix Prism Central サーバーまたはプロジェクトに存在しない場合、リストア操作は失敗します。
リストアでは、ASSIGNED タイプの IP アドレスのみが考慮されます。学習した IP のタイプは無視され、ユーザーはリストア後に IP を手動で構成する必要があります。
VM にスパンポートが有効になっている NIC がある場合、これはリストア後に無視されます。Nutanix CLI を使用して NIC にスパンを手動で追加して構成する必要があります。
元の場所のリストアが実行されている場合、VM はプロジェクト、カテゴリ、所有者の詳細、その他の VPC 関連の属性を使用してリストアされます。
Prism Central から別の Prism Central に移動されたクラスタの VM をバックアップまたはリストアしようとすると、未定義の動作が発生します。
プロジェクト、カテゴリ、その他の VPC (仮想プライベートクラウド) 関連の属性をバックアップまたはリストアするには、バージョン 10.2 以降のバックアップホストが必要です。バージョン 10.2 未満のバックアップホストを使用すると、VM が VPC 環境に存在しない場合、VPC 関連の属性をキャプチャせずにバックアップまたはリストアが完了します。VM が VPC 環境に存在し、バージョンが 10.2 未満のバックアップホストを介してリストアがトリガされると、リストアが失敗することがあります。