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NetBackup™ for Microsoft SQL Server 管理者ガイド
Last Published:
2024-11-11
Product(s):
NetBackup & Alta Data Protection (10.5)
- NetBackup for SQL Server について
- インストール
- ホストの構成とジョブの設定
- vSphere 用の Veritas VSS プロバイダのインストール
- SQL Server 管理者用の RBAC の構成
- SQL Server の資産とクレデンシャルの管理
- SQL Server インテリジェントポリシーを使用したバックアップの設定
- パフォーマンスチューニングおよび設定のオプション
- SQL Server 可用性グループの保護
- VMware バックアップを使用した SQL Server の保護
- Snapshot Client を使用するバックアップポリシーの構成
- クラスタ環境での SQL Server の保護
- SQL Server の保護計画の管理
- NetBackup Web UI を使用した SQL Server のリストア
- SQL Server でのインスタントアクセスの使用
- SQL Server バックアップ用のバッチファイルベースポリシーの構成
- NetBackup for SQL Server でバッチファイルを使用するための要件
- SQL Server バッチファイルベースポリシーのスケジュールプロパティ
- 読み取り専用ファイルグループのユーザー主導型バックアップに対するバッチファイルベースポリシーの構成
- NetBackup MS SQL Client を使用したバックアップとリストアの実行
- 異なるホストへの SQL Server データベースのリダイレクト (NetBackup MS SQL Client)
- 複数ストリームの SQL Server バックアップのリストア
- 複数の NIC を備えている場合の NetBackup for SQL Server の使用
- 処理速度とトラブルシューティング
- SQL Server のトラブルシューティング用のデバッグログについて
- SQL Server のディザスタリカバリについて
- 付録 A. その他の設定
- 付録 B. 承認を受けた場所の登録
SQL Server データベース移動の実行 (NetBackup MS SQL Client)
メモ:
NetBackup は、バックアップがストリームベースである場合、FileStream が有効化されているバックアップのデータベースの移動のみをサポートします。
データベースを移動すると、すべてのバックアップイメージを使用して、既存のデータベースを名前の異なる場所にコピーできます。データベースの移動操作は、選択項目にデータベースイメージが含まれている場合のみ実行できます。データベースバックアップイメージを直接選択するか、または NetBackup でデータベースバックアップイメージを含むリカバリセットが検出された場合に実行できます。
データベースを移動する方法
- NetBackup MS SQL Client を起動します。
- リストアするバックアップイメージを表示します。
- データベースインスタンスを展開します。
- リストアするデータベースバックアップイメージを選択します。
- [リストアオプション (Restore options)]の[スクリプト (Scripting)]リストから[移動テンプレートの作成 (Create a move template)]を選択します。
移動用のスクリプトを作成する場合、すぐに実行することはできません。特定の宛先パラメータを指定するためにスクリプトを編集する必要があります。
- [リストア (Restore)]をクリックします。
- ファイル名を指定し、[保存 (Save)]、[はい (Yes)]の順にクリックします。
- テンプレート内のデータベース名を、リストア先のデータベースの名前に変更します。
次に例を示します。
# Replace the database name in the following line with the name of the database that you # want to move to. Also remove the hash mark <#> which precedes the keyword <DATABASE>. # # DATABASE "DatabaseA"
次のように変更します。
# Replace the database name in the following line with the name of the database that you # want to move to. Also remove the hash mark <#> which precedes the keyword <DATABASE>. # DATABASE "DatabaseB"
- リストアするデータベースファイルのパスを変更します。
1 つ以上のファイルをアンコメントする必要があります。次に例を示します。
# Replace the file path <C:\Microsoft SQL Server\MSSQL.3\MSSQL\DATA\DBA_FG1_File1.ndf> # with a new file path. Also remove the hash mark <#> which precedes the keyword <TO>. # The target of the MOVE keyword must be "DBA_FG1_File1". MOVE "DBA_FG1_File1" #TO "C:\Microsoft SQL Server\MSSQL.3\MSSQL\DATA\DBA_FG1_File1.ndf"
次のように変更します。
# Replace the file path <C:\Microsoft SQL Server\MSSQL.3\MSSQL\DATA\DBA_FG1_File1.ndf> # with a new file path. Also remove the hash mark <#> which precedes the keyword <TO>. # The target of the MOVE keyword must be "DBA_FG1_File1". MOVE "DBA_FG1_File1" TO "C:\Microsoft SQL Server\MSSQL.3\MSSQL\DATA\DBB_FG1_File1.ndf"
- データベースファイルのパスを変更します。
次に例を示します。
# Replace the file path <C:\Microsoft SQL Server\MSSQL.3\MSSQL\DATA\DatabaseA.mdf> # with a new file path. Also remove the hash mark <#> which precedes the keyword <TO>. # The target of the MOVE keyword must be "DatabaseA". MOVE "DatabaseA" #TO "C:\Microsoft SQL Server\MSSQL.3\MSSQL\DATA\DatabaseA.mdf"
次のように変更します。
# Replace the file path <C:\Microsoft SQL Server\MSSQL.3\MSSQL\DATA\DatabaseA.mdf> # with a new file path. Also remove the hash mark <#> which precedes the keyword <TO>. # The target of the MOVE keyword must be "DatabaseA". MOVE "DatabaseA" TO "C:\Microsoft SQL Server\MSSQL.3\MSSQL\DATA\DatabaseB.mdf"
- 差分バックアップまたはトランザクションログバックアップを移動する場合も、テンプレートに同様の変更を加えます。
- テンプレートの修正が終了したら、それを保存します。
- リストアを実行するには、[ファイル (File)]、[スクリプトファイルの管理 (Manage script files)]の順に選択します。
- 作成したスクリプトを選択し、[開始 (Start)]、[はい (Yes)]の順にクリックします。