NetBackup™ Web UI クラウド管理者ガイド
- クラウド資産の管理と保護
- NetBackup での Snapshot Manager の構成
- インテリジェントクラウドグループの管理
- クラウド資産またはインテリジェントクラウドグループの保護
- リソースグループを使用した Microsoft Azure リソースの保護について
- クラウド作業負荷のための NetBackup アクセラレータ
- PaaS オブジェクトの保護
- クラウド資産のリカバリ
- 個別リストアの実行
- クラウド資産の保護とリカバリのトラブルシューティング
PaaS 資産の検出
NetBackup では、PaaS データベース資産を検出、保護、リストアできます。Microsoft Azure がバックアップする Azure SQL データベースおよび Azure SQL 管理対象データベースの資産を検出およびリストアできます。サポートされるバックアップモードは、指定した時点のバックアップと長期保持用バックアップです。
メモ:
NetBackup Snapshot Manager (以前はCloudPoint) をバージョン 10.0 から 10.1 にアップグレードした場合。カスタム役割を持つすべてのユーザーの PaaS 資産は[PaaS]タブで削除済みとしてマークされます。資産にはリカバリポイントが表示されず、同じ名前の新しい資産が表示されます。古い資産は、後続のスケジュール済み資産のクリーンアップ後に[PaaS]タブから削除されます (デフォルトの期間は 30 日)。この問題の回避方法として、すべての新しい資産の権限を既存の RBAC の役割に再割り当てするか、新しいカスタム役割を作成します。詳しくは、『NetBackup Web UI 管理者ガイド』を参照してください。
PaaS 資産を検出するには:
- Snapshot Manager を追加します。Snapshot Manager の追加
- Microsoft Azure、GCP、または AWS をプロバイダとして追加します。Snapshot Manager のクラウドプロバイダの追加
- 検出を実行します。Snapshot Manager の資産の検出
検出が完了すると、検出されたすべての Azure PostgreSQL、SQL 管理対象インスタンス、SQL、MySQL、GCP Cloud SQL for PostgreSQL、Cloud SQL for MySQL、または AWS Dynamo DB 資産が、[クラウド (Cloud)]作業負荷の[PaaS]タブに表示されます。
検出されたすべての AWS RDS PostgreSQL および RDS MySQL 資産は、[アプリケーション (Applications)]タブに表示されます。RDS インスタンスは、プロバイダによるスナップショットベースのバックアップおよび NetBackup によって管理されるバックアップをサポートします。
NetBackup は、[PaaS]タブに一覧表示されているすべての資産を管理および保護できます。また、Azure SQL データベースおよび Azure SQL 管理対象データベースの資産は、Microsoft Azure でバックアップできます。
メモ:
同じ名前の PaaS 資産を定期的に作成および削除しているときに、検出後に PaaS 資産を削除すると、次回の定期的な検出が実行されるまで、Web UI には古いデータが表示されます。