NetBackup IT Analytics リリースノート
- はじめに
- バージョン 11.1 のパッチリリース
- 新機能: バージョン 11.1 の特長
- サポートされているシステム
- インストールとアップグレード
- 修正された問題
- 既知の問題、最適化、およびライフサイクル終了 (EOL)
11.1.04 パッチリリースノート
11.1.04 パッチリリースは、10.5、10.6、11.0 の以前の修正パッチがすべて含まれています。
このリリースには次の変更点が含まれています。
表: 機能強化および解決済みの問題
問題番号 |
説明 |
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SC-48150 |
EMC Symmetrix Data Collector ポリシーが Unisphere PowerMax REST API 用に拡張されました。 メモ: REST API 接続を成功させるには、[Unisphere サーバーアドレス (Unisphere Server Addresses)]、[ユーザー ID (User ID)]、[パスワード (Password)]フィールドに値を指定します。 メモ: 詳しくは、『Capacity Manager 向け NetBackup IT Analytics Data Collector インストールガイド』で「EMC Symmetrix のインストール前の設定」セクションの「EMC Symmetrix Data Collector ポリシーの追加」を参照してください。 |
表: 機能強化および解決済みの問題
問題番号 |
説明 |
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SC-47995 |
REST API 収集方法を使用した Brocade スイッチの精査の問題を解決しました。getStringFromJsonNode メソッドが空白の値を返すと、NumberFormatException エラーメッセージが表示されていました。 |
表: 機能強化および解決済みの問題
問題番号 |
説明 |
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SC-47801 |
クラスタ環境で、Windows の Data Collector の SSL 証明書の問題を解決しました。他の Data Collector からの証明書をダウンロードできなかったため、NBU ポリシー画面の[証明書のダウンロード (Download certificate)]ボタンでは最新の証明書のみダウンロードしていました。 |
SC-48224 |
アレイモデル VSP G200 について、Ops Center の障害発生時の HVFS データ収集の問題を解決しました。URL の API 呼び出し中に、NetBackup IT Analytics では HTTP 応答コード 404 が表示されていました。この URL はストレージシステム G200 と G800 ではサポートされていませんでした。 |
表: 機能強化および解決済みの問題
問題番号 |
説明 |
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SC-39694 |
Oracle Recovery Manager (RMAN) コレクタポリシーが、Oracle 19c をサポートするように拡張されました。 |
SC-43378 |
[Veritas NetBackup コレクションを実行 (Run Veritas NetBackup Collection)]ダイアログボックスの問題を解決しました。NetBackup マスターサーバーがダイアログボックスに表示されていませんでした。 |
SC-45031 |
IBM Spectrum Protect ポリシー (SPP) の問題を解決しました。IBM SPP コンソールと NetBackup IT Analytics データベースのデータ比較で、不一致がありました。 |
SC-46999 |
ランサムウェア機能が、新しい NetBackup プライマリサーバーパラメータ用ランサムウェア最小バージョンによって強化されました。このパラメータは、ランサムウェア機能のデータ項目[バックアップソフトウェアのバージョンは最新ですか?]に対するスコアを決定するために活用されます。スコアは、指定したパラメータ値に基づいて決定されます。 詳細な情報については、「 NetBackup プライマリサーバーパラメータ用ランサムウェア最小バージョン (パッチ 4)を参照してください。」を参照してください。 |
SC-47812 |
属性を操作する前に Null チェックの検証を追加することで、NullPointerException の問題を解決しました。 |
SC-47887 |
データベースパフォーマンスの問題を解決しました。パフォーマンスの低下により、データレシーバでタイムアウトが発生し、「java.net.SocketTimeoutException: Read timed out」というエラーメッセージが表示されていました。 |
SC-48040 |
saveJobDetail プロセスの実行に時間がかかっていた問題を解決しました。 |
SC-48092 |
レポートテンプレートデザイナーの問題を解決しました。NetBackup IT Analytics で、HTML タグを使用したテキストがヘッダー/フッターセクションに指定されたとおりに正しく表示されていませんでした。 メモ: portal.allowHtmlTagsInRTD=true を |
SC-48099 |
[システムの健全性チェック (System Health Check)]レポートの問題を解決しました。SQL クエリーの実行速度が遅いため、レポートにタイムアウトエラーが表示されていました。 |
SC-48377 |
HP3par ポリシーと VMware ポリシーの問題を解決しました。次の問題が解決されました。
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SC-48727 |
NetBackup IT Analytics の[詳細 (Advanced)]パラメータが、クラウドのデータ収集に対応して拡張されました。新しいパラメータ AZURE_BILLING_LOOKBACK_OVERRIDE_DAYS が組み込まれました。 メモ: 詳しい情報については、『NetBackup IT Analytics ユーザーガイド』の「詳細パラメータを使用したカスタマイズ」にある「クラウドデータ収集の詳細パラメータ」で、「Microsoft Azure」セクションを参照してください。 |
SC-49106 |
Linux ポータルユーザーインターフェースでデータコレクタを追加するとき、必要なキーがダウンロードされませんでした。キーをダウンロードするための回避策が提供されました。 RHEL の場合は、次の手順を実行して rng-tools をインストールし、サービスを起動します。
Suse の場合は、次の手順を実行して rng-tools をインストールし、サービスを起動します。
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