NetBackup IT Analytics リリースノート
- はじめに
- バージョン 11.1 のパッチリリース
- 新機能: バージョン 11.1 の特長
- サポートされているシステム
- インストールとアップグレード
- 修正された問題
- 既知の問題、最適化、およびライフサイクル終了 (EOL)
既知の問題
このリリースには、次の既知の問題があります。
表: NetBackup IT Analytics 11.1 の既知の問題
問題番号 |
説明 |
---|---|
SC-32137 |
File Analytics は、Host File Analytics ポリシーから、または NetBackup File Analytics ポリシーを通じて有効にできます。同じホストに対して両方を有効にすると、レポートに表示されるデータが不正確になります。 そのため、特定のホストに対して File Analytics を構成する場合は、1 つのポリシーのみで構成してください。また、可能な限り NetBackup File Analytics ポリシーを使用してください。 |
SC-43138 |
Veritas Flex Appliance ポリシーのパフォーマンス統計の精査では、ノードディスク統計の詳細を収集できません。これは、Flex Appliance の /metric/federate API の応答で node_disk_% メトリックが一時的に制限されているためです。 |
SC-45026 |
まれに、[Azure クラウドコスト支出ダッシュボード - 今月の支出 (Azure Cloud Cost Spend Dashboard - Current month spend)]に不一致が見られます。 |
SC-31736 |
File Analytics は、ホストの File Analytics ポリシーまたは NetBackup File Analytics ポリシーのいずれかを介して有効にできます。同じホストに対して両方を有効にすると、レポートに表示されるデータが不正確になります。 そのため、特定のホストに対して File Analytics を構成する場合は、1 つのポリシーのみで構成してください。また、可能な限り NetBackup File Analytics ポリシーを使用してください。 |
SC-31099 |
Hyper-V インテリジェントポリシーの場合、Veritas Backup Manager が戻すクライアント名は、Hyper-V 仮想マシンのプライマリ VM 識別子にかかわらず、常に VM UUID です。このため、ファイルメタデータの収集でエラーが発生します。また、この動作により、IT Analytics はこのようなクライアントの一部またはすべてが保護されていないと報告します。 |
SC-31525 |
Linux ホストにインストールされている NetBackup IT Analytics ポータルでは、ホストの root ディレクトリに同じ名前のフォルダが 2 つ以上存在する場合、無効なデータの増加例外がログに記録されます。たとえば、フォルダ名が /boot と /BOOT で両方の名前の大文字と小文字が異なる場合でも、例外が記録されます。 サブフォルダレベルで同一のフォルダ名が見つかった場合、例外はログに記録されません。 |
SC-32319 |
File Analytics 収集状態レポートで、[現在の収集 (Current Collection)]と[前回の収集 (Previous Collection)]の両方に同じ[ファイル数 (File Count)]の値が表示されます。 |
21948 |
VMware 収集の checkinstall を実行すると、エラーメッセージにエラーの原因が正確に反映されないことがあります。コレクタのログを調べて、エラーの実際の原因を確認します。 |
SC-40668 |
Foundation ライセンスを持つ NetBackup IT Analytics ポータルでは、[管理 (Admin)]タブの[HostGroups]メニューに Veritas NetBackup と関連のないホストグループが表示されます。 NetBackup 以外のホストグループは無視できます。 |
SC-41008 |
ライセンスが期限切れになると、ライセンスレポートの消費済みの数が正しい値を示さない場合があります。 |
SC-38719 |
レポートで、データによっては一部の棒が小さくまたは細くなります。レポートをエクスポートすると、グラフ画像の幅はさらに狭くなり、小さい棒は表示されません。 |
SC-41611 |
ポータルから[今すぐ実行 (Run Now)]機能 (BACKUPNOW ジョブとして識別) を使用してトリガされたオンデマンドバックアップジョブは、ほぼ 8 時間、NetBackup データベースに残ります。8 時間以上おきにスケジュールされている場合、Veritas NetBackup コレクタのバックアップポリシーの精査ではこれらのジョブが収集されないことがあります。 回避方法: バックアップポリシーの精査が少なくとも 7 時間ごとに実行されるようにスケジュールします。 |
SC-40722 SC-40721 |
システム管理レポートは、すべてのドメインのシステムレベルでエラーデータとパフォーマンスデータを含むように設計されています。マルチドメイン環境では、低レベルのドメインのユーザーに対して、これらのレポートのいずれかへのアクセス権が付与されると、システム全体のデータを含むレポートで、ユーザーがアクセス権を持っていないドメインの情報が表示される場合があります。 この問題を回避するためのベストプラクティスは、システム管理レポートの権限を上位のシステム管理者にのみ付与し、サブドメインのユーザーには付与しないことです。システム管理者以外にこれらのレポートの権限が付与されている場合は、それらの権限を除去し、上位のシステム管理者のみがレポートを表示および実行できるようにします。 |
SC-46106 |
1 つの Infinidat InfiniGuard Data Collector ポリシーに複数のアレイが構成されている場合は、オンデマンド収集の実行中に、すべてのアレイとすべての精査を選択する必要があります。これにより、すべてのアレイに対するすべての精査のスケジュール設定された収集が正常に完了した後で解決される、データの一時的な複製を回避します。 |
SC-48735 |
精査のデータ収集が警告で終わることがあります。この問題は、Flex Appliance のログアウト操作で確認され、応答コード 502 Bad Gateway で失敗することがあります。データ収集後に実行されるログアウト操作であるため、精査の収集には影響せず、収集状態は警告として表示されます。 |