Storage Foundation Cluster File System High Availability 8.0.2 管理者ガイド - Solaris

vol_cmpres_enabled

圧縮をグローバルに有効化または無効化する clusterwide チューニングパラメータ。圧縮はデフォルトでは無効になっているため、デフォルト値は 0 です。

vol_cmpres_threads

プライマリホストの圧縮スレッド数、またはセカンダリホストの圧縮解除スレッド数を 1 から 64 の間で設定できるようにするシステム単位のチューニングパラメータ。 デフォルト値は 10 です。 CPU 使用率に応じてこの設定を調整できます。

vol_dcm_replay_size

このチューニングパラメータは、vxtune コマンドを使って変更できません。

DCM 再生のブロックサイズ。 デフォルト値は 256 KB です。

vol_max_nmpool_sz

ネットワークを経由してセカンダリに渡される要求の格納に使えるバッファ領域の大きさ。 デフォルト値は 128MB です。

vol_max_rdback_sz

リードバックに使えるバッファ領域の大きさ。 デフォルト値は 128 MB です。

vol_max_wrspool_sz

書き込み転送バッファ領域であり、非ログ所有者により送信された書き込み情報を受信するために、ログ所有者に割り当て可能なバッファ領域サイズ。 デフォルト値は 64 MB です。

vol_min_lowmem_sz

最小のバッファ領域。 VVR は、使用可能なバッファ領域がこのしきい値を下回ると、書き込みバッファを解放します。 デフォルト値は 32MB です。

この値は自動調整が可能です。 指定した値は初期値として使われ、アプリケーションの書き込み動作に応じて変更できます。

vol_nm_hb_timeout

ハートビートタイムアウト値。 デフォルト値は 10 秒です。

vol_rvio_maxpool_sz

受信した書き込みを処理するためにオペレーティングシステム内に割り当てることのできるバッファ領域の大きさ。 デフォルト値は 128 MB です。

vol_vvr_use_nat

このチューニングパラメータは、vxtune コマンドを使って変更できません。

このチューニングパラメータは、VVR が NAT ベースのファイアウォールを経由して通信できるように、受け取ったメッセージの変換済みのアドレスを使用するように VVR に指示します。 構成内に NAT ベースのファイアウォールがある場合にのみ、このチューニングパラメータを 1 に設定します。