Backup Exec 21.4 Readme
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Agent for Oracle に関する注意事項
次の注意事項には、Oracle 12c 以降のサポート対象データベースがインストールされた Backup Exec Agent for Oracle on Windows or Linux Servers を使う場合の詳細が示されています。
プラガブルデータベース (PDB) の特定時点 (PIT) でのサーバー開始リストアまたは DBA 開始リストアを実行する前に、管理者以外の Oracle ユーザーを管理者グループに手動で追加して、Oracle サービスを再起動する必要があります。この条件が適用されるのは、Windows サーバーで、管理者以外の Oracle ユーザーによって Oracle 12c 以降のサポート対象データベースが実行されている場合のみです。
保護する Oracle インスタンスが Linux の Oracle 12c 以降のサポート対象 RAC の一部になっている場合は、Oracle ユーザーに切り替えてから Backup Exec Agent ユーティリティを実行して、各 RAC ノードで Oracle インスタンスを設定します。
Backup Exec Agent ユーティリティで Oracle 12c 以降のサポート対象インスタンスを設定するには、SYSBACKUP 特権を持つユーザーを使用します。
Oracle 社は、ルートデータベースのみをリストアするとメタデータの不整合が起きることがあるので、ルートデータベースのみのリストアを推奨しません。代わりに、コンテナデータベース (CDB) 全体をリカバリしてください。
ルートの特定の時点(PIT)へのリストアジョブは失敗し、「CDB$ROOT データベースの指定はサポートされていません」というエラーメッセージが表示されます。
この機能は Oracle によってサポートされていません。
Oracle Agent ユーティリティは ASM ディスクに指定されているパスを検証できないので、指定したパスを受け入れることができません。したがって、入力したパスが正しく、アクセス可能であることを確認する必要があります。
プラガブルデータベース (PDB) の特定時点 (PIT) でのリストア中に、リストアジョブはデフォルトで 10 分間キューに入った状態になります。10 分が経過すると、リストアジョブは再開します。詳しくは、次のテクニカルノートを参照してください。