Backup Exec 21.4 Readme

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Product(s): Backup Exec (21.4)

Central Admin Server Feature に関する注意事項

次に、Backup Exec での CAS (Central Admin Server) Feature の使用について説明します。

  • 強化されたパスワードベースのキー派生機能 2 (PBKDF2) アルゴリズムを使用して生成された 256 ビット AES 暗号化キーを使用する前に、すべての Managed Backup Exec Server がアップグレードされていることを確認してください。

  • スケジュール済みジョブが通信中断を始め、[リカバリ済み]の状態で完了し、状態が[保留]になった場合は、以下を実行して問題を解決します。

    • 集中管理サーバーまたは管理対象の Backup Exec サーバーで、[Backup Exec]ボタンをクリックし、[構成と設定]をクリックし、次に[Backup Exec 設定]を選択します。

    • 左側のペインで[ジョブの状態とリカバリ]をクリックします。

    • [通信中断]フィールドに、「15 分」と入力します。

    • [リカバリ]フィールドに、「45 分」と入力します。

  • CAS 環境では、ストレージデバイスの取得速度が CAS 以外の環境より遅くなる可能性があります。取得速度を高めるには、次のレジストリキーで DelayBeforeMountTime の値をゼロに変更します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Veritas\Backup Exec For Windows\Backup Exec\Engine\Misc

  • ローリングアップグレードのシナリオでは、集中管理サーバー (CAS) と同じバージョン以外の管理対象 Backup Exec サーバーにディスクストレージを作成しないでください。サーバーを Backup Exec にアップグレードしたら、管理対象 Backup Exec サーバーにディスクストレージを作成できます。