NetBackup™ for Oracle 管理者ガイド

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Product(s): NetBackup (10.1.1)
  1. 概要
    1.  
      NetBackup for Oracle について
    2.  
      NetBackup for Oracle の機能
    3.  
      NetBackup for Oracle の用語
    4.  
      Oracle インテリジェントポリシーを使用した NetBackup for Oracle の操作
    5.  
      クライアントでの RMAN 入出力のログ記録
    6.  
      スクリプトベースのポリシーを使用した NetBackup for Oracle の操作
    7.  
      Oracle RMAN について
    8.  
      Oracle リカバリカタログの概要
  2. NetBackup for Oracle クイックスタート
    1.  
      NetBackup for Oracle のインストール
    2.  
      Oracle データベースインスタンスの登録
    3.  
      Oracle データベースインスタンスグループの作成
    4.  
      Oracle ポリシーの作成
  3. NetBackup for Oracle のインストール
    1.  
      オペレーティングシステムおよびプラットフォームの互換性の確認
    2.  
      NetBackup サーバーとクライアントの要件
    3.  
      NetBackup クラスタ内で NetBackup for Oracle を使用するための要件
    4.  
      NetBackup for Oracle のライセンス
    5.  
      Oracle の正確なライセンスについて
    6. Oracle RMAN と NetBackup for UNIX のリンクについて
      1.  
        環境変数の検証および Oracle の停止
      2. Oracle RMAN と UNIX プラットフォーム上の NetBackup とのリンク設定
        1.  
          AIX (64 ビット版) の手動リンク
        2.  
          HP Itanium (64 ビット版) の手動リンク
        3.  
          Linux x86 (64ビット版) の手動リンク
        4.  
          IBM pSeries または zSeries の手動リンク
        5.  
          Solaris x86 (64ビット版) の手動リンク
        6.  
          Solaris SPARC (64 ビット版) の手動リンク
  4. Oracle のポリシー構成
    1. NetBackup for Oracle の構成の準備
      1.  
        Oracle ポリシーの設定について
      2.  
        NetBackup SAN クライアントを使用する場合の Oracle ホームユーザー権限
      3.  
        Oracle のバックアップポリシー形式
      4.  
        [1 クライアントあたりの最大ジョブ数 (Maximum jobs per client)]の構成
    2. Oracle インテリジェントポリシー (OIP) のインスタンス管理
      1.  
        NetBackup 検出サービスについて
      2.  
        Oracle データベースインスタンスリポジトリの表示
      3.  
        リポジトリに Oracle データベースインスタンスを手動で追加する
      4.  
        Oracle データベースインスタンスの登録
      5.  
        Oracle データベースインスタンスグループについて
      6.  
        インスタンスグループへのインスタンスの追加
      7.  
        インスタンスグループの自動登録
      8.  
        インスタンスの処理について
    3. Oracle インテリジェントポリシー (OIP) について
      1.  
        Oracle インテリジェントポリシー (OIP) の作成
      2.  
        Oracle インテリジェントポリシーに対する Oracle データベースアップグレードの影響
      3.  
        NetBackup for Oracle の自動バックアップスケジュール設定
      4.  
        Oracle インテリジェントポリシーを使用した NetBackup for Oracle スケジュールプロパティについて
      5.  
        Oracle インテリジェントポリシー - ストレージおよび保持
      6.  
        Oracle インテリジェントポリシーマスターサーバーの動作について
      7.  
        [インスタンスとデータベース (Instances and Databases)]タブ
      8.  
        [バックアップ対象 (Backup Selections)]タブ
      9.  
        [Oracle]タブ
      10.  
        Oracle バックアップでの NetBackup Appliance 共有の使用について (Oracle Copilot)
      11.  
        共有を使った NetBackup Appliance での OIP 設定 (Oracle Copilot)
      12. ユニバーサル共有を使った OIP の構成 (Oracle Copilot)
        1.  
          ユニバーサル共有を使用して Oracle Copilot を構成するときの推奨事項
        2.  
          ユニバーサル共有での Oracle Copilot に関連する問題のトラブルシューティング
    4. スクリプトベースの Oracle ポリシーについて
      1.  
        新しいスクリプトベースの Oracle ポリシーの追加
      2.  
        ポリシー属性について
      3.  
        スケジュールプロパティについて
      4.  
        スクリプトベースのポリシー (ストレージおよび保持)
      5.  
        ポリシーへのクライアントの追加
      6. Oracle ポリシーへのバックアップ対象の追加について
        1.  
          NetBackup 管理コンソールでの[バックアップ対象 (Backup Selections)]リストへのスクリプトの追加
      7. 実行時環境の構成について
        1.  
          Oracle RMAN 環境について
        2.  
          NetBackup for Oracle によって設定される環境変数について
        3.  
          RMAN SEND コマンドの変数について
        4.  
          UNIX システムの bp.conf ファイルについて
      8. シェルスクリプトの作成について
        1.  
          RMAN シェルスクリプト
        2. RMAN スクリプトの手動での作成について
          1.  
            NetBackup for Oracle のサンプルスクリプトについて
          2.  
            NetBackup for Oracle のサンプルスクリプトの使用
          3.  
            set duplex コマンドについて
        3.  
          シェルスクリプトの保存について
    5.  
      NetBackup for Oracle の NetBackup Client Service ログオンアカウントの設定
    6.  
      NetBackup for Oracle の構成設定のテスト
  5. Oracle のバックアップとリストアの実行
    1.  
      NetBackup for Oracle の使用の概要
    2.  
      RMAN リポジトリの保守作業
    3.  
      RMAN リポジトリに対する問い合わせ
    4. NetBackup for Oracle バックアップについて
      1.  
        NetBackup for Oracle シェルスクリプトの実行
      2.  
        RMAN の実行
    5.  
      bplist コマンドを使ったバックアップの表示
    6. 期限切れのバックアップイメージの管理
      1.  
        バックアップイメージの直接の期限切れの回避について
    7. NetBackup for Oracle のリストアについて
      1.  
        クライアント上の Oracle リカバリシェルスクリプトについて
      2.  
        RAC および Data Guard 対応インテリジェントポリシーでのカタログ名について
      3.  
        クライアントでの RMAN の実行
      4.  
        プロキシバックアップ用の Oracle マルチストリームリストアについて
      5. 代替クライアントへのリダイレクトリストア
        1.  
          代替リストア用のマスターサーバーの準備
        2.  
          RMAN を使用したリダイレクトリストアの実行について
        3.  
          例 - Oracle のリダイレクトリストアの実行
    8. Microsoft Windows Cluster 環境での NetBackup for Oracle の使用
      1.  
        Windows での Oracle クラスタデータベースのバックアップについて
      2.  
        Windows でのデータベースインスタンスのオフライン化
      3.  
        Windows でのデータベースインスタンスのオンライン化
      4.  
        Windows クライアントでのユーザー主導のバックアップまたはリストア
    9.  
      Oracle Copilot イメージからのインスタントリカバリポイントの作成
    10.  
      Oracle Copilot インスタントリカバリのインスタントリカバリポイントの削除
    11.  
      Oracle Copilot ユニバーサル共有イメージからのインスタントアクセスマウントの作成
    12.  
      データベースの指定した時点へのリストア後、Oracle Copilot の共有をクリーンアップする
    13.  
      Oracle Copilot リカバリポイントから ASM ストレージにシングルステップでリストアする
    14.  
      RMAN を使った、データファイルコピーから ASM ストレージへのリストアについて
  6. Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle
    1. Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle について
      1.  
        プロキシコピー
      2.  
        NetBackup for Oracle のストリームベースの処理
      3.  
        NetBackup for Oracle のファイルベースの処理
    2. Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle の動作
      1.  
        NetBackup for Oracle のバックアップおよびリストア処理について
      2.  
        拡張バックアップ方式でサポートされるデータベースオブジェクト
      3.  
        NetBackup の複数ストリームについて
      4.  
        RMAN の複数のチャネル
      5.  
        新しい場所へのデータファイルのリストア
      6.  
        代替クライアントへのリダイレクトリストア
      7.  
        シンボリックリンクおよび raw データファイル (UNIX)
      8.  
        Quick I/O データファイル (UNIX)
      9.  
        RMAN の増分バックアップ
      10.  
        プロキシバックアップの例
    3. NetBackup for Oracle による Snapshot Client の構成について
      1.  
        NetBackup for Oracle のスナップショットバックアップの構成要件
      2.  
        NetBackup for Oracle のスナップショットポリシーの構成
      3.  
        共有を使った NetBackup Appliance でのスナップショットポリシーの設定 (Oracle Copilot)
    4. スナップショットバックアップからの NetBackup for Oracle のリストア
      1.  
        NetBackup for Oracle スナップショットバックアップからの個々のファイルのリストアについて
      2. NetBackup for Oracle でのスナップショットロールバックを使用したボリュームおよびファイルシステムのリストアについて
        1.  
          スクリプトまたは RMAN コマンドを使用したスナップショットロールバックリストアの実行
        2.  
          NetBackup for Oracle で指定した時点への SnapVault バックアップからのロールバックリストアの実行 (UNIX)
    5. UNIX の NetBackup for Oracle Block Level Incremental バックアップの構成について
      1.  
        BLI と NetBackup for Oracle の連携方法 (UNIX)
      2.  
        Storage Checkpoint 機能と NetBackup for Oracle について
      3.  
        NetBackup for Oracle の BLI バックアップの構成要件
      4. NetBackup for Oracle を使用した BLI バックアップポリシーの構成
        1.  
          NetBackup for Oracle BLI バックアップ形式について
    6. Snapshot Client の影響について
      1.  
        Snapshot Client ソフトウェアがバックアップ形式にどのように影響するか
      2.  
        Snapshot Client ソフトウェアがスケジュールのプロパティにどのように影響するか
      3.  
        Snapshot Client ソフトウェアがスクリプトにどのように影響するか
      4.  
        Snapshot Client を併用した Oracle の環境変数
    7. Replication Director の Oracle サポートについて
      1.  
        Replication Director を使った Oracle インテリジェントポリシーの設定
      2.  
        スクリプトベースの Oracle ポリシーの設定
  7. Oracle 用 NetBackup 直接重複排除
    1.  
      Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 プラグインについて
    2.  
      オペレーティングシステムおよびプラットフォームの互換性の確認
    3.  
      Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 プラグインをインストールする前に
    4.  
      Oracle データベースサーバーへの Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 プラグインのインストール
    5. Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 プラグインの使用
      1.  
        Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 プラグインの構成
      2.  
        Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 rman.cfg ファイルのパラメータ
      3.  
        外部認証局 (ECA) の構成
      4.  
        ECA msdp_app.cfg ファイルのパラメータ
      5.  
        Oracle RAC の構成
      6.  
        Oracle ストリームハンドラの無効化
      7.  
        MSDP サーバーに対して RMAN バックアップを直接実行する
      8.  
        MSDP ストレージサーバーから直接 RMAN リストアを実行する
      9.  
        Flex Appliance での WORM ストレージサーバーへのイメージのレプリケート
    6.  
      Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 プラグインのアンインストール
  8. トラブルシューティング
    1.  
      トラブルシューティング NetBackup for Oracle について
    2.  
      NetBackup for Oracle のトラブルシューティング手順について
    3.  
      NetBackup のデバッグログとレポート
    4.  
      デバッグログの手動での有効化 (Windows)
    5.  
      デバッグログの手動での有効化 (UNIX)
    6.  
      NetBackup for Oracle のログファイルについて
    7.  
      Windows クライアントのデバッグレベルの設定
    8.  
      UNIX クライアントのデバッグレベルの設定
    9.  
      RMAN ユーティリティのログについて
    10. RMAN のバックアップエラーまたはリストアエラーのトラブルシューティング
      1.  
        UNIX での RMAN スクリプトの確認
      2.  
        バックアップまたはリストアの各段階でのトラブルシューティング
    11.  
      Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle のトラブルシューティング
    12.  
      大規模なデータベースのリストアにおけるタイムアウトエラーの最小化
    13.  
      データベースバックアップのテープのロードとアンロード回数の最小化
    14.  
      Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 プラグインのデバッグログの手動による有効化
  9. 付録 A. 重複排除のベストプラクティス
    1.  
      ストリームベースのプロキシコピー Oracle バックアップの最適化と重複排除
    2.  
      Oracle ストリームハンドラ
    3.  
      ストリームベースの Oracle バックアップの構成
    4.  
      ストリームベースのバックアップの RMAN スクリプトの例
    5.  
      プロキシコピーバックアップのための RMAN スクリプトの編集と NetBackup for Oracle の構成
    6.  
      プロキシコピーのバックアップの RMAN スクリプトの例
  10. 付録 B. SFRAC の Snapshot Client サポート
    1.  
      SFRAC の Snapshot Client サポートについて
    2.  
      SFRAC 環境の NetBackup の構成
    3.  
      バックアップ操作用の SFRAC 環境の構成
    4.  
      SFRAC 環境でのロールバックリストアの実行
    5.  
      SFRAC 環境での NetBackup のトラブルシューティング
  11. 付録 C. UNIX および Linux システムでの RMAN を使用しないスクリプトベースの Block Level Incremental (BLI) バックアップ
    1.  
      RMAN を使用しないスクリプトベースの Block Level Incremental (BLI) バックアップについて
    2.  
      BLI バックアップおよびリストア操作について
    3. RMAN を使用しない BLI バックアップのインストール要件の確認
      1.  
        ファイルシステムおよび Storage Checkpoint の領域管理
    4. スクリプトベースの BLI バックアップの NetBackup ポリシーの作成
      1.  
        BLI バックアップに必要なポリシーの数
      2.  
        BLI ポリシー属性について
      3.  
        BLI クライアントリストについて
      4.  
        BLI バックアップのバックアップ対象リスト
      5.  
        BLI バックアップポリシーのスケジュールについて
      6.  
        Oracle の BLI バックアップポリシーの例
      7.  
        [1 クライアントあたりの最大ジョブ数 (Maximum Jobs per Client)]グローバル属性の設定
      8.  
        BLI バックアップ方式について
      9. BLI バックアップの通知スクリプトの作成
        1.  
          BLI バックアップの POLICY_IN_CONTROL の識別
        2.  
          BLI スクリプトの Oracle 環境変数
        3.  
          その他のポリシーの BLI 通知スクリプトについて
        4.  
          setup_bli_scripts セッションのサンプル
    5. バックアップとリストアの実行
      1.  
        NetBackup for Oracle エージェント自動バックアップについて
      2.  
        NetBackup for Oracle の手動バックアップについて
      3.  
        Quick I/O ファイルのバックアップ
      4.  
        BLI バックアップイメージのリストア
      5.  
        NetBackup バックアップおよびリストアログについて
    6. バックアップエラーまたはリストアエラーのトラブルシューティングについて
      1.  
        バックアップとリストア操作の段階別のトラブルシューティング方法
      2.  
        NetBackup リストアとバックアップ状態コード
      3.  
        NetBackup のバックアップパフォーマンスの向上
      4.  
        BLI バックアップとデータベースのリカバリについて
  12. 付録 D. XML Archiver
    1. NetBackup for Oracle の XML エクスポートおよび XML インポート
      1.  
        NetBackup for Oracle の XML エクスポートおよび XML インポートのアーカイブ機能
      2.  
        XML エクスポートのアーカイブ処理
      3.  
        処理のシーケンス: XML エクスポートアーカイブ
      4.  
        XML インポートのリストア処理
      5.  
        処理のシーケンス: XML インポートのリストア
    2.  
      XML エクスポートパラメータファイルでユーザーが設定する環境変数について
    3. XML エクスポートのシェルスクリプトについて
      1.  
        XML エクスポートスクリプトの手動での作成
    4. XML エクスポートアーカイブの実行
      1.  
        クライアントでの NetBackup for Oracle XML エクスポートスクリプトの実行
      2.  
        クライアントでの Oracle ユーザーとしての bporaexp の実行
      3.  
        ディレクトリへの書き込みとストレージユニットへの書き込み
      4.  
        bporaexp パラメータについて
    5.  
      bporaimp パラメータを使った XML エクスポートアーカイブの表示
    6.  
      bplist を使った XML エクスポートアーカイブの表示
    7. XML エクスポートアーカイブのリストア
      1.  
        クライアントでの XML インポートスクリプトの実行
      2.  
        クライアントでの bporaimp の実行
      3.  
        bporaimp パラメータについて
      4. 代替クライアントへの XML エクスポートアーカイブのリダイレクトリストアについて
        1.  
          bporaimp を使用した新規クライアントへの XML エクスポートアーカイブのリダイレクトリストア
        2.  
          例 - リダイレクトリストアでの bporaimp の使用
    8. XML エクスポートエラーまたは XML インポートエラーのトラブルシューティング
      1.  
        ログの確認によるエラーの原因の判断
      2.  
        XML エクスポートまたは XML インポートの各段階でのトラブルシューティング
    9.  
      その他の XML エクスポートおよび XML インポートのログ
  13. 付録 E. 承認を受けた場所の登録
    1.  
      NetBackup データベースのスクリプトベースポリシーで使用する承認を受けた場所の登録

[インスタンスとデータベース (Instances and Databases)]タブ

[インスタンスとデータベース (Instances and Databases)]タブを使用し、Oracle インテリジェントポリシーでバックアップ予定のインスタンス、インスタンスグループ、RAC データベース、またはクライアントを選択します。このポリシーの項目を初めて選択するまで、パネルは空白です。[新規 (New)]をクリックすると、可能なすべてのインスタンス、インスタンスグループ、またはクライアントのリストが別のパネルに表示されます。

Oracle の新しいポリシーを追加するか、Oracle の既存のポリシーを変更する場合、このタブはポリシー確認ダイアログボックスの一番上に表示されます。

このリストでは、インスタンスとインスタンスグループを混在させることはできません。ポリシーのインスタンスを選択した後でインスタンスグループを選択した場合、選択したインスタンスはリストから削除されます。

[インスタンスとデータベース (Instances and Databases)]タブには、Oracle のポリシーでバックアップされる予定のすべてのインスタンスまたはインスタンスグループが表示されます。Oracle の新しいポリシーを追加するか、Oracle の既存のポリシーを変更する場合、このタブはダイアログボックスの一番上に表示される複数のタブの 1 つです。[インスタンス (Instances)]をクリックすると、3 つの可能な項目のカテゴリが表示されます。

  • [インスタンスとデータベースの保護 (Protect Instances and Databases)] (OIP オプション)。このパネルには、このポリシーをバックアップするために選択したすべてのインスタンスが表示されます。新しいインスタンスをこのリストに追加するには、[新規 (New)]をクリックします。すべての登録済みインスタンスを示した[インスタンスを選択 (Select Instances)]パネルが表示されます。リストに追加するインスタンスの横にあるチェックボックスを 1 つ以上クリックします。すでに選択済みでリストされているインスタンスは、チェックボックスがオンになっています。登録されていないためにインスタンスがこのパネルに表示されない場合は、そのインスタンスを登録し、後でポリシーに追加できます。

    インスタンスの選択は、[OK]をクリックするまで反映されません。

    表: [インスタンスとデータベース (Instances and Databases)]タブフィールド は、このリストのインスタンスの全インスタンスフィールドを示しています。

  • [インスタンスグループの保護 (Protect instance groups)] (OIP オプション)。このパネルには、作成したすべてのインスタンスグループが表示されます。新しいインスタンスをこのリストに追加するには、[新規 (New)]をクリックします。作成したすべてのインスタンスグループを表示した[インスタンスグループを選択 (Select Instance Group)]パネルが表示されます。バックアップ時のインスタンスグループに含まれるインスタンスがすべてバックアップされます。インスタンスグループをこのパネルに表示されているグループのリストに追加するには、[新規 (New)]をクリックします。

    インスタンスグループに対してポリシーが実行されている場合にどのようなインスタンスがバックアップされるかを確認するには、リストからグループを選択した後、[インスタンスをプレビュー (Preview Instances)]をクリックします。バックアップされるグループ内の登録済みインスタンスすべてのリストを示すパネルが表示されます。

  • [スクリプトで使用するクライアント (Clients for use with scripts)] (非 OIP オプション)。このオプションは、OIP での使用を目的としていません。新しいインスタンスの方法ではなく、Oracle ポリシーを構成するスクリプトの方法のクライアントを使用する場合は、[スクリプトで使用するクライアントを選択 (Clients for use with scripts)]を選択します。このオプションを選択すると、既存のバックアップ選択項目およびインスタンスまたはインスタンスグループは消去されます。また、ユーザーが提供する RMAN スクリプトでのオプションの設定が必要になるため、[オプション (Options)]タブと[インスタンスとデータベース (Instances and Databases)]タブは削除されます。

  • RAC データベースを保護します。このオプションには、このポリシーに対するバックアップ用に選択したすべての RAC データベースが表示されます。パネルに RAC データベースが表示されない場合は、Web UI で[新規追加 (Add new)]をクリックして、このポリシーに RAC を追加します。

表: [インスタンスとデータベース (Instances and Databases)]タブフィールド

フィールド

説明

インスタンス名 (Instance Name)

パネルの一番上の選択によって、パネルウィンドウのリストが決まります。

  • [インスタンスとデータベースの保護 (Protect Instances and Databases)]には、この Oracle ポリシーに選択したすべての個別インスタンスが表示されます。

  • [インスタンスグループの保護 (Protect instance groups)]には、このポリシーに対して作成したすべてのインスタンスグループが表示されます。

  • [スクリプトで使用するクライアント (Clients for use with scripts)]には、このポリシーに対して選択したすべてのクライアントが表示されます。[新規 (New)]をクリックして、このリストにさらにクライアントを追加します。

データベース名 (Database Name)

このポリシーのために参照される選択の名前。[バックアップ対象 (Backup Selections)]タブにより、バックアップされるものが選択のために定義されます。この列は[インスタンスとデータベースの保護 (Protect Instances and Databases)]を選択した場合にのみ表示されます。[データベース名 (Database Name)]では次を参照できます。

  • インスタンス全体を表すキーワード: $INSTANCE

  • 1 つまたは複数の PDB

状態 (State)

有効 - DB がバックアップされます。ホストプロパティアプリケーションで実行されます。

ホスト (Host)

Oracle Database が存在するホストを指定します。

OS 形式 (OS Type)

ホストのオペレーティングシステムを指定します。有効な値は Windows および UNIX です。

ORACLE_HOME

インスタンスが存在する Oracle ホームディレクトリのファイルパス。

インスタンスグループ (Instance Group)

このインスタンスが属する Oracle Database インスタンスグループ名を指定します。このフィールドは、インスタンスがインスタンスグループに属していなければ空白です。

登録済み (Registered)

ユーザーがインスタンスに一連のクレデンシャルを与えた日時を指定します。このフィールドは、インスタンスにクレデンシャルが指定されていない場合は空白です。