NetBackup™ クラウドオブジェクトストア管理者ガイド
- 概要
- クラウドオブジェクトストア資産の管理
- クラウドオブジェクトストア資産の保護
- クラウドオブジェクトストア資産のリカバリ
- トラブルシューティング
バックアップイメージ
このセクションでは、クライアントバックアップイメージのポリシーでマルウェアをスキャンする手順について説明します。
クライアントバックアップイメージのポリシーでマルウェアをスキャンするには
- 左側で[検出とレポート (Detection and reporting)]、[マルウェアの検出 (Malware detection)]の順にクリックします。
- [マルウェアの検出 (Malware detection)]ページで[マルウェアのスキャン (Scan for malware)]をクリックします。
- [検索基準 (Search by)]オプションで、[バックアップイメージ (Backup images)]を選択します。
- 検索条件で、以下を確認して編集します。
ポリシー名 (Policy name): サポート対象のポリシー形式のみが一覧表示されます。
クライアント名 (Client name): サポート対象のポリシー形式のバックアップイメージを含むクライアントが表示されます。
ポリシー形式 (Policy type): ポリシー形式として Cloud-Object-Store を選択します。
バックアップ形式
コピー (Copies): 選択したコピーがインスタントアクセスをサポートしない場合、バックアップイメージのマルウェアスキャンはスキップされます。
ディスクプール (Disk pool): MSDP (PureDisk)、OST (DataDomain)、AdvancedDisk ストレージ形式のディスクプールが一覧表示されます。
ディスク形式 (Disk type): MSDP (PureDisk)、OST (DataDomain)、AdvancedDisk のディスク形式が一覧表示されます。
マルウェアスキャンの状態 (Malware scan status)
[バックアップの期間の選択 (Select the timeframe of backups)]で、日時の範囲を確認するか、更新します。
- [検索 (Search)]をクリック: 検索条件を選択し、選択したスキャンホストがアクティブで利用可能であることを確認します。
- [スキャンするバックアップの選択 (Select the backups to scan)]テーブルで、スキャンする 1 つ以上のイメージを選択します。
- [マルウェアスキャナホストプールの選択 (Select a malware scanner host pool)]で、適切なホストプール名を選択します。
メモ:
選択したスキャンホストプールのスキャンホストは、NFS/SMB 共有形式で構成されているストレージサーバーで作成されたインスタントアクセスマウントにアクセスできる必要があります。
- [マルウェアのスキャン (Scan for malware)]をクリックします。
- スキャンが開始されると、[マルウェアのスキャン (Malware Scan)]の進捗が表示されます。
状態フィールドは次のとおりです。
未スキャン (Not scanned)
感染なし (Not infected)
感染 (Infected)
失敗 (Failed)
状態にカーソルを重ねると、スキャンが失敗した理由が表示されます。
メモ:
検証で失敗したバックアップイメージは無視されます。マルウェアスキャンがサポートされるのは、サポート対象のポリシー形式で、インスタントアクセス機能を備えた、ストレージに格納されたバックアップイメージのみです。
処理中 (In progress)
保留中 (Pending)
メモ:
1 つ以上の処理中および保留中のジョブのマルウェアスキャンをキャンセルできます。