Enterprise Vault.cloud™ レガシーインポートガイド

レガシー電子メールの表示についてよく寄せられる質問

質問: インポートできるレガシー電子メールメッセージ数の制限はどれくらいですか。

回答: Enterprise Vault.cloud にインポートできるレガシー電子メールメッセージの数に、制限はありません。

質問: レガシー電子メールメッセージのインポートプロセスにはどれくらいの時間がかかりますか。

見積については、実装スペシャリストか、Veritasデータ管理チームに問い合わせることをお勧めします。

質問: Microsoft Outlook の送信済みアイテムフォルダのレガシー電子メールメッセージが、Enterprise Vault.cloud では受信トレイフォルダに表示されるのはなぜですか。

回答: 強制的にマッピングされたレガシーデータの取り込み中に、ユーザーにリンクされているすべてのメッセージは自動的に受信トレイフォルダに配置されます。

質問: ユーザーの下書きフォルダが空なのはなぜですか。

回答: Enterprise Vault.cloud にインポートできるのは、送信済みの電子メールメッセージのみです。下書きの電子メールメッセージは、送信されていないため、Enterprise Vault.cloud にインポートされません。このため、多くのユーザーの下書きフォルダには、電子メールメッセージが含まれません。

質問: レガシー連絡先情報は、Enterprise Vault.cloud にインポートできますか。

回答: いいえ。現在、Enterprise Vault.cloud では、電子メールメッセージのアーカイブのみをサポートしています。連絡先情報、メモ、タスク、カレンダー項目などの、その他のレガシーデータについては、Enterprise Vault.cloud にインポートまたはアーカイブできません。

質問: レガシーフォルダ構造は、Enterprise Vault.cloud にレプリケートできますか。

回答: はい。Enterprise Vault.cloud にインポートされる PST または NSF ファイルのフォルダ構造は維持されます。インポートされたレガシー電子メールメッセージは、Enterprise Vault.cloud で、アクティブな電子メールの受信トレイで表示されていたのと同じ電子メールフォルダに表示されます。

質問: 一部のユーザーについて、Enterprise Vault.cloud でレガシー電子メールメッセージが重複して表示されるのはなぜですか。このようなユーザーは、レガシー電子メールメッセージのコピーを削除できますか。

回答: ユーザーにレガシー電子メールメッセージのコピーが重複して表示されるのは、メッセージが共通名を使用してインポートされた場合です。電子メールメッセージのコピーは削除できません。

質問: レガシー電子メールメッセージは、日付に従って Enterprise Vault.cloud にインポートされますか。

回答: はい。Veritasが電子メールメッセージを Enterprise Vault.cloud にインポートする際に、日付が使用されます。これは、日付がメッセージの表示順を決定するためです。デフォルトで、Veritasは、メッセージの送信日を使用します。送信日が利用できない場合は、受信日が使用されます。送信日と受信日の両方が使用できない場合は、インポート日が使用されます。