Please enter search query.
Search <book_title>...
Veritas NetBackup™ for Microsoft Exchange Server 管理者ガイド
Last Published:
2018-03-28
Product(s):
NetBackup (8.1.1)
- NetBackup for Exchange の概要
- NetBackup for Exchange のインストール
- Exchange クライアントのホストプロパティの構成
- NetBackup Exchange 操作のアカウントの構成
- Exchange ホストの構成
- Exchange 個別リカバリの構成
- Exchange のバックアップと個別リカバリテクノロジ (GRT) について
- Exchange 個別リカバリテクノロジ用 Network File System (NFS) のインストールおよび構成
- Exchange のバックアップポリシーの構成 (非 VMware)
- Exchange Server のバックアップポリシーの構成について
- Exchange Server のスナップショットバックアップの構成
- Exchange Server のインスタントリカバリバックアップの構成
- Exchange Server、メールボックス、パブリックフォルダのバックアップの実行
- Exchange Server、メールボックス、パブリックフォルダのリストアの実行
- Exchange スナップショットバックアップのリストアについて
- 個々の Exchange メールボックスおよび共有フォルダの項目のリストアについて
- Exchange メールボックスまたは共有フォルダのオブジェクトの代替パスへのリダイレクトリストア
- VMware バックアップを使用した Exchange Server データの保護について
- 修復された Exchange Server または代替の Exchange Server への Exchange データベースのリカバリ
- Exchange サーバーのバックアップとリストアのトラブルシューティング
- NetBackup for Exchange デバッグログ
- オフホスト Exchange サーバーでのイベントビューアログの表示
- NetBackup の状態レポート
- Exchange リストア操作のトラブルシューティング
- DAG のバックアップとリストアのトラブルシューティング
- 付録 A. NetBackup Legacy Network Service (Exchange 2010)
既存の Exchange Server トランザクションログ
実行するデータリカバリの手順に応じて、既存のトランザクションログを考慮する必要があります。
たとえば、次のいずれかの作業を実行します。
ロールフォワードリカバリ (すべてのログファイルをリプレイ)
ファイルのリストアの実行後、サービスを起動すると、リストアを行ったログ内のトランザクションが Exchange によってコミットされます。一番大きい番号が付いているリストア済みのログ以降の連続するログがサーバー上に存在する場合、それらのトランザクションもコミットされます。ログ名の番号が連続していない場合、不連続となったものより後のトランザクションはコミットされません。
この手順は、トランザクションログは破損していないものの、データベースのリストアの実行が必要な場合に効率的です。既存のトランザクションログを保存しておくと、Exchange Server で失敗した時点へのリカバリを行うことができます。保存しない場合、最後の完全バックアップまたは最後の増分バックアップの時点にリカバリする必要があります。
指定した時点へのリカバリ (リストア済みのログファイルのみをリプレイ)
最後のバックアップの時点までのリストアのみを行う場合は、このオプションを使用します。最後のバックアップ以降に作成されたトランザクションログはデータベースのリカバリに含まれません。スナップショットのリストアでは、NetBackup は現在のログファイルを削除します。