Veritas NetBackup™ Appliance リリースノート
- NetBackup appliance 3.2 について
- NetBackup appliance 3.2 の機能、拡張機能、変更
- NetBackup Appliance ハードウェアの機能
- NetBackup Appliance の互換性
- 操作上の注意事項
- 付録 A. リリース内容
- 付録 B. 関連マニュアル
NetBackup 5250 Appliance の新しい操作上の注意
5250 Appliance では、必要なハードウェアおよび関連ソフトウェア機能のサポートが含まれる改訂版のソフトウェアリリース 3.2 が使用されます。5250 Appliance のサポート対象ソフトウェアの最小バージョンは、各ユニットに付属している改訂版の 3.2 バージョンです。再イメージングが必要になった場合は、改訂版の 3.2 以降のソフトウェアバージョンを使用する必要があります。
メモ:
改訂版の 3.2 ソフトウェアバージョンは、他のアプライアンスのモデルにはインストールできません。改訂版の 3.2 ソフトウェアバージョンを使用して 5230、5240、5330、5340 Appliance を再イメージングしようとすると、ブロックされます。
次の情報は、NetBackup 5250 Appliance リリースの既知の問題について説明しています。
ストレージシェルフの接続と ID 番号
NetBackup Appliance シェルメニュー では、ストレージシェルフのケーブル接続と ID 番号について誤った情報が表示されることがあります。次に、コマンド、出力メッセージ、表示されるエラーについて説明します。
Monitor Hardware > ShowErrors
[失敗。接続が検出されませんでした。(Failed. No Connection(s) Detected.)]
Monitor > Hardware > ShowHealth > StorageShelf Connection
[切断 | エラー (Disconnected | ERROR)]が断続的に表示される場合があります。
Support > ShelfOrdering > Show
一部のストレージシェルフに対して誤った ID 番号が表示されることがあります。
これらは誤ったレポートであり、アプライアンスの操作には影響しません。これらの問題に対する UMI メッセージのアラートは抑制されています。今後のアプライアンスのリリースで、これらの問題の修正を予定しています。
現在、NetBackup Appliance Web コンソールのハードウェア監視の[アダプタ (Adapter)]ページでは、5250 Appliance の[ID]と[Status (状態)]の列についてのみ正確な情報が表示されます。アダプタの状態の完全な情報を確認するには、NetBackup Appliance シェルメニューにログインして、次のコマンドを入力します。
Main > Monitor > Hardware > ShowHealth > Adapter
今後のアプライアンスのリリースで、この問題の修正を予定しています。
5250 Appliance で Support> Test Software コマンドを実行すると、次のようなメッセージが出力されます。
Checking whether registration information is properly set ... [WARNING]
このコマンドでは、アプライアンスの登録情報を取得できません。アプライアンスの登録情報を確認、検証するには、MyAppliance ポータルにアクセスします。このチェックは、今後のリリースのコマンドから削除されます。
AMS (Appliance Management Server) バージョン 1.3 では、現在、5250 Appliance に接続されている外部ストレージシェルフの詳細が[概要 (Overview)]タブに表示されません。今後の AMS のリリースで、この問題の修正を予定しています。
5250 Appliance のパフォーマンスは、400 個を超える並列バックアップストリームの特定の作業負荷を持つ、制御された研究所環境でテストされています。ピークスループットは約 100 個の並列バックアップストリームで達成されました。この作業負荷レベルで、アプライアンスはネットワークと CPU の両方にバインドされていました。これらのテストは、システムがより多くの並列ストリームを処理できることを示していますが、スループットは横ばいになるか、わずかに低下します。