Veritas NetBackup™ for Microsoft SQL Server 管理者ガイド

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Product(s): NetBackup (8.1.2)
  1. NetBackup for SQL Server の概要
    1.  
      NetBackup for SQL Server の概要
    2.  
      NetBackup for SQL Server の機能
    3.  
      NetBackup for SQL Server の用語
    4.  
      NetBackup MS SQL クライアントのヘルプ
  2. NetBackup for SQL Server のインストール
    1.  
      NetBackup for SQL Server のインストールの計画
    2.  
      オペレーティングシステムおよびプラットフォームの互換性の確認
    3.  
      NetBackup サーバーおよびクライアントの要件
    4.  
      NetBackup クラスタでの NetBackup for SQL Server の使用要件
    5.  
      NetBackup for SQL Server のライセンスについて
  3. SQL Server インテリジェントポリシーのためのインスタンス管理
    1.  
      SQL Server インテリジェントポリシーのインスタンス管理について
    2.  
      SQL Server インテリジェントポリシーで使われるクレデンシャルについて
    3.  
      SQL Server のバックアップおよびリストア用に NetBackup サービスを設定する
    4.  
      SQL Server のローカルセキュリティ権限の設定
    5.  
      NetBackup 検出サービスについて
    6. インスタンス管理での SQL Server インスタンスとインスタンスグループの表示
      1.  
        インスタンスの処理について
      2.  
        インスタンスグループの処理について
    7. SQL Server インスタンスの登録について
      1.  
        SQL Server インスタンスの登録
      2. インスタンスグループへのインスタンスの登録
        1.  
          インスタンスグループへのインスタンスの追加
        2.  
          インスタンスの自動登録
        3.  
          インスタンスグループのクレデンシャルの検証
      3.  
        nbsqladm コマンドを使ってインスタンスを登録することを DBA に承認する
    8.  
      インスタンス管理への SQL Server インスタンスの手動追加
  4. SQL Server インテリジェントポリシーを使用した SQL Server のバックアップの設定
    1.  
      SQL Server インテリジェントポリシーについて
    2.  
      SQL Server インテリジェントポリシーを使用する SQL Server のバックアップの設定について
    3.  
      新しい SQL Server インテリジェントポリシーの追加
    4.  
      ポリシー属性
    5.  
      スケジュールプロパティについて
    6.  
      SQL Server インテリジェントポリシーのスケジュールバックアップ形式
    7.  
      ポリシーへのインスタンスの追加
    8.  
      ポリシーへのデータベースの追加
    9.  
      インスタンスプロパティ
    10.  
      [バックアップ対象 (Backup Selections)]タブ
    11.  
      バックアップ対象リストへのファイルグループまたはファイルの追加
    12.  
      バックアップ対象リストへのファイルまたはファイルグループの手動による追加
    13.  
      バックアップポリシーへのインスタンスグループの追加
    14.  
      SQL Server バックアップの調整パラメータについて
    15.  
      読み取り専用ファイルグループのバックアップ
    16.  
      読み書き可能なファイルグループのバックアップ
  5. NetBackup for SQL Server の構成
    1.  
      分散アプリケーション、クラスタ、または仮想マシンのリストアマッピングの設定
    2.  
      ホスト管理での自動検出されたマッピングの確認
    3.  
      NetBackup for SQL のパフォーマンスに影響を与える要素について
    4.  
      バックアップ操作を許可するジョブ数の設定
    5.  
      [1 クライアントあたりの最大ジョブ数 (Maximum jobs per client)]の構成
    6.  
      SQL Server マルチストライプバックアップの構成
    7.  
      手動バックアップの実行
  6. SQL Server のリストアの実行
    1.  
      NetBackup MS SQL Client の初回の起動
    2.  
      SQL Server のホストとインスタンスの選択
    3.  
      SQL Server バックアップイメージの表示
    4.  
      NetBackup for SQL Server のオプション
    5.  
      SQL Server データベースのバックアップのリストア
    6.  
      SQL Server データベースの完全復旧の実行
    7.  
      SQL Server ファイルグループのバックアップのリストア
    8.  
      読み書き可能なファイルグループバックアップからの SQL Server データベースのリカバリ
    9.  
      SQL Server 読み取り専用ファイルグループのリストア
    10.  
      SQL Server データベースファイルのリストア
    11.  
      完全復旧を実行しない SQL Server トランザクションログイメージのリストア
    12.  
      SQL Server データベースの移動
    13.  
      SQL Server のページレベルのリストアの実行について
    14.  
      リダイレクトリストアの権限の構成
    15. 代替ホストへの SQL Server データベースのリダイレクト
      1.  
        マスターサーバーの選択について
    16.  
      リモート SQL Server インストール上でのリストアの実行
    17.  
      フルテキストカタログを含むデータベースのリストアについて
    18. 複数ストリームの SQL Server バックアップのリストア
      1.  
        複数のストリームを使った従来のバックアップについて
      2.  
        複数ストリームを使ったスナップショットバックアップ方式について
      3.  
        バックアップに使用されたデバイスよりも少ないデバイスでの複数ストリーム SQL Server バックアップのリストア
  7. VMware バックアップを使用した SQL Server データの保護
    1. VMware バックアップを使用した SQL Server データの保護について
      1.  
        Veritas VSS provider for vSphere について
      2.  
        SQL Server を保護する VMware ポリシーの使用に関する制限事項
    2.  
      SQL Server を保護する NetBackup for VMware バックアップの構成について
    3.  
      NetBackup アクセラレータを使った VMware の完全バックアップの速度の増加
    4.  
      Veritas VSS provider for vSphere のインストール
    5.  
      SQL Server を保護する VMware バックアップの NetBackup サービスの設定
    6.  
      SQL Server を保護する VMware バックアップポリシーの構成
    7.  
      スナップショットレプリケーションの管理に Replication Director を使用して SQL Server を保護するための VMware ポリシーの構成
    8.  
      SQL Server を保護する VMware バックアップにおけるログの切り捨てについて
    9.  
      VMware バックアップからの SQL Server データベースのリストア
  8. Snapshot Client を併用した NetBackup for SQL Server の使用
    1.  
      SQL Server 用の NetBackup Snapshot Client について
    2.  
      Snapshot Client を使用した SQL Server の操作
    3.  
      SQL Server スナップショットおよびインスタントリカバリバックアップの構成要件
    4.  
      SQL Server のスナップショットポリシーの構成
    5.  
      SQL Server のインスタントリカバリバックアップのポリシーの構成
    6. コピーまたはクローキングしたスナップショットバックアップによる差分バックアップの影響
      1.  
        コピーのみバックアップを使用したサンプルバックアップスケジュール
      2.  
        コピーのみのバックアップの作成 (レガシー SQL Server ポリシー)
      3.  
        コピーのみではないインスタントリカバリバックアップの作成(レガシー SQL Server ポリシー)
    7. SQL Server エージェントのグループ化バックアップについて (レガシー SQL Server ポリシー)
      1.  
        グループ化バックアップの要件
      2.  
        グループ化バックアップの進捗の表示
      3.  
        グループ化バックアップされたデータベースのリストア
  9. 高可用性 (HA) 環境での SQL Server の保護
    1.  
      SQL Server の高可用性 (HA) 環境について
    2. SQL Server 可用性グループを保護するための NetBackup の使用について
      1.  
        可用性グループのバックアップの制限事項
      2. SQL Server 可用性グループの優先レプリカの保護について (レガシーバックアップポリシー)
        1.  
          SQL Server 可用性グループの優先レプリカの自動バックアップポリシーの設定 (レガシー SQL Server ポリシー)
        2.  
          優先レプリカを保護するポリシーのバッチファイルの作成
        3.  
          優先レプリカを保護するポリシーへのバッチファイルの追加
      3. SQL Server 可用性グループの特定のノードの保護について
        1.  
          SQL サーバーの可用性グループの特定のノードでの自動バックアップポリシーの構成
        2.  
          可用性グループの特定のノードを保護するポリシーのためのバッチファイルの作成
        3.  
          可用性グループの特定のノードを保護するポリシーのためのバッチファイルの追加
      4.  
        可用性グループが NetBackup ドメインをクロスするときの SQL Server バックアップの構成
      5.  
        SQL Server 可用性グループデータベースのプライマリとセカンダリレプリカへのリストア
      6.  
        SQL Server 可用性グループのデータベースのセカンダリレプリカへのリストア
      7.  
        可用性グループが NetBackup ドメインをクロスしたときの可用性グループデータベースのリストア
    3.  
      クラスタ化された SQL Server インスタンスのバックアップの設定 (SQL Server インテリジェントポリシー)
    4.  
      クラスタ化された SQL Server インスタンスのバックアップの設定 (SQL Server レガシーポリシー)
    5.  
      仮想 SQL Server インスタンスのリストアの実行
    6. NetBackup for SQL Server のデータベースミラーリング機能について
      1.  
        データベースミラーリングをサポートするための NetBackup の設定
      2.  
        ミラー化されたパートナーの同時バックアップの実行
      3.  
        ミラーリングされたデータベースのバックアップイメージのリストア
    7.  
      データベースログ配布をサポートするための NetBackup の構成
    8.  
      ログ配布が設定された環境での SQL Server のバックアップ
  10. バックアップおよびリカバリの概念
    1. SQL Server のバックアップおよびリカバリの概念について
      1.  
        SQL Server システムデータベースの種類について
      2.  
        SQL Server データベースバックアップについて
      3.  
        SQL Server ファイルグループのバックアップについて
      4.  
        SQL Server の差分バックアップについて
    2.  
      NetBackup for SQL Server のコンポーネント
    3.  
      NetBackup での SQL Server ホストおよびインスタンス名の解決方法
    4.  
      NetBackup for SQL Server でのデータベースのバックアップ方法
    5.  
      NetBackup for SQL Server でのデータベースのリカバリ方法
    6.  
      SQL Server ファイルとファイルグループの保護
    7.  
      SQL Server ファイルとファイルグループのリカバリ時の注意事項について
    8.  
      読み取り専用ファイルグループによるバックアップサイズおよび時間の縮小
    9.  
      SQL Server のバックアップまたはリストア操作時のデータ転送速度に影響を与える要素
    10. SQL Server のリカバリでの考慮事項について
      1.  
        SQL Server のトランザクションログについて
      2.  
        リカバリ方針について
      3.  
        トランザクションログのバックアップについて
      4.  
        差分バックアップについて
      5.  
        ファイルとファイルグループのバックアップについて
      6.  
        データベースのリカバリについて
      7.  
        リカバリのステージングについて
  11. 複数の NIC を備えている場合の NetBackup for SQL Server の使用
    1.  
      複数 NIC を備えている場合の SQL Server バックアップの設定について
    2.  
      プライベートインターフェース名を使った NetBackup クライアントの構成
    3.  
      複数の NIC を備えている場合に SQL Server のバックアップを設定する (SQL Server インテリジェントポリシー)
    4.  
      複数の NIC を備えている場合に SQL Server のバックアップを設定する (SQL Server レガシーポリシー)
    5.  
      複数の NIC を備えている場合に SQL Server のリストアを実行する
    6.  
      複数の NIC が存在する場合に SQL Server クラスタのバックアップを設定する (SQL Server インテリジェントポリシー)
    7.  
      複数の NIC を備えている場合に SQL Server クラスタのバックアップを設定する (SQL Server レガシーポリシー)
    8.  
      複数の NIC を備えている場合に SQL Server クラスタのバックアップ用バッチファイルを作成する (SQL Server レガシーポリシー)
    9.  
      複数の NIC を備えている場合に SQL Server クラスタのリストアを実行する
  12. クライアントとバッチファイルを使用した SQL Server レガシーポリシーでのバックアップの設定
    1.  
      SQL Server のレガシーポリシーについて
    2.  
      SQL Server レガシーポリシーを使用するバックアップの設定について
    3.  
      SQL Server のバックアップとリストアのための NetBackup サービスの設定
    4.  
      NetBackup レガシーバックアップポリシーのある SQL Server セキュリティについて
    5. NetBackup for SQL Server でのバッチファイルの使用について
      1.  
        バッチファイルで使用するキーワードおよび値
      2.  
        バッチファイルの作成
      3.  
        バッチファイルの実行
    6.  
      新しい SQL Server レガシーポリシーの追加
    7. スケジュールプロパティについて
      1.  
        レガシーポリシーのバックアップ形式
      2.  
        完全バックアップへの差分バックアップの変換
      3.  
        アプリケーションバックアップスケジュールの構成
      4.  
        アプリケーションバックアップスケジュールの例
      5.  
        自動バックアップスケジュールの構成
      6.  
        自動バックアップスケジュールの例
    8.  
      ポリシーへのクライアントの追加
    9.  
      バックアップ対象リストへのバッチファイルの追加
    10.  
      SQL Server ホストおよびインスタンスの選択
    11.  
      SQL Server バックアップ操作のオプション
    12.  
      バックアップ用に選択されたオブジェクトのプロパティの表示について
    13.  
      SQL Server データベースのユーザー主導型バックアップの実行
    14.  
      SQL Server トランザクションログのバックアップ
    15.  
      SQL Server データベースファイルグループのバックアップ
    16. 読み取り専用ファイルグループのバックアップ
      1.  
        SQL Server 読み取り専用バックアップセットの表示
    17.  
      読み書き可能なファイルグループのバックアップ
    18.  
      SQL Server データベースファイルのバックアップ
    19.  
      部分的なデータベースのバックアップの実行
    20.  
      リモート SQL Server インストールのバックアップの実行
    21.  
      NetBackup for SQL Server のファイルチェックポイントについて
    22.  
      失敗した SQL Server バックアップの自動再試行について
  13. dbbackex によるユーザー主導操作の実行
    1.  
      dbbackex を使った SQL Server のユーザー主導の操作の実行
    2.  
      クライアントのスケジューラと dbbackex の併用
  14. bplist を使用した SQL Server バックアップのリストの取得
    1.  
      bplist を使った SQL Server バックアップの取得について
    2.  
      NetBackup for SQL Server のバックアップ名について
  15. SAP 環境の SQL Server のバックアップとリストア (レガシー SQL Server ポリシー)
    1. SAP 環境での SQL Server バックアップおよびリストアについて
      1. SAP 環境での SQL Server の自動バックアップ用バッチファイルの作成
        1.  
          データベースバックアップのバッチファイルの作成
        2.  
          トランザクションログのバックアップのバッチファイルの作成
      2.  
        SQL Server でのバックアップの監視
      3. R/3 データベースのリストア
        1.  
          リストア操作への差分バックアップの組み込みについて
        2.  
          ディスククラッシュ後の R/3 データベースのリストア
        3.  
          データベースバックアップおよびトランザクションログのバックアップのリストア
    2.  
      SAP 環境の SQL Server の手動バックアップについて
    3.  
      SAP 環境での SQL Server のポリシー構成について
  16. トラブルシューティング
    1.  
      NetBackup for SQL Server の操作の監視について
    2.  
      SQL Server のトラブルシューティング用の NetBackup レポートについて
    3. SQL Server のトラブルシューティング用のデバッグログについて
      1.  
        SQL Server のトラブルシューティング用のすべての NetBackup デバッグログの作成
      2.  
        SQL Server のバックアップ操作のデバッグログについて
      3.  
        SQL Server のリストア操作のデバッグログについて
      4.  
        デバッグレベルの設定
      5.  
        Veritas VSS provider ログ
    4.  
      NetBackup for SQL Server の最大トレースレベルの設定
    5.  
      インスタンス管理を使ったクレデンシャルの検証のトラブルシューティング
    6.  
      大規模な SQL Server データベースのリストアにおけるタイムアウトエラーの最小化について
    7.  
      SQL Server の VMware のバックアップとリストアのトラブルシューティング
    8.  
      バックアップジョブ完了の遅延
    9.  
      SQL Server の VMware バックアップ中に発生する SQL Server のログの切り捨てエラー
    10.  
      SQL Server の圧縮バックアップイメージを単一のストライプとして、または複数のストライプを含むイメージとしてリストアすると、SQL Server のリストアが失敗する
    11.  
      可用性グループクラスタに不正なバックアップイメージが表示される
    12.  
      SQL Server のホスト名または SQL Server データベース名の末尾にスペースがあると SQL Server データベースのリストアは状態コード 5 またはエラー (-1) で失敗する
    13.  
      SQL Server のホスト名、データベース名、データベース論理名の末尾にスペースがあると移動操作は状態コード 5 またはエラー (-1) で失敗する
  17. SQL Server のディザスタリカバリ
    1.  
      SQL Server のディザスタリカバリについて
    2.  
      SQL Server のディザスタリカバリの準備
    3.  
      ディザスタリカバリの後の SQL Server のデータベースのリカバリ
  18. 付録 A. バッチファイルの例
    1. レガシー SQL Server ポリシーのサンプルバックアップバッチファイルについて
      1.  
        スクリプトによるデータベースのバックアップ
      2.  
        スクリプトによるストライプ化されたデータベースのバックアップの実行とストライプごとの複数の内部バッファの許可
      3.  
        スクリプトによる 1 つの操作の実行と SQL Server にログインするためのユーザー ID とパスワードの指定
      4.  
        スクリプトによる複数の操作の逐次的な実行
      5.  
        スクリプトによる一連の操作の並列実行
      6.  
        スクリプトによるバックアップの最大転送サイズとブロックサイズの指定
      7.  
        バックアップからインスタンスとデータベースをエクスクルードするための環境変数を使用するスクリプト
    2. サンプルリストアバッチファイルについて
      1.  
        スクリプトによるデータベースのリストア
      2.  
        スクリプトによる複数のストライプからのデータベースのリストア
      3.  
        スクリプトによるファイルグループのバックアップ、複数ファイルバックアップ、トランザクションログのバックアップからのデータベースリストアの実行
      4.  
        スクリプトによる指定した時点までのデータベースのトランザクションログのリストア
      5.  
        スクリプトによるデータベースバックアップ、差分バックアップ、一連のトランザクションバックアップからのデータベースリストアの実行
  19. 付録 B. 多重化されたバックアップ
    1.  
      SQL Server 多重バックアップの構成
    2.  
      多重化された SQL Server バックアップのリストア
  20. 付録 C. 承認を受けた場所の登録
    1.  
      NetBackup データベースのスクリプトベースポリシーで使用する承認を受けた場所の登録

バッチファイルで使用するキーワードおよび値

表: バッチファイルで使用するキーワードおよび値 に、バッチファイルで使用できるキーワードおよび値を示します。

表: バッチファイルで使用するキーワードおよび値

キーワード

必須

デフォルト

説明

ALTCLIENT(BROWSECLIENT と同じ)

文字列

不要

なし

ローカルホスト以外のホストからイメージをリストアします。

BACKUPMODEL

BACKUPMODEL_
CONVENTIONAL, 
BACKUPMODEL_ SNAPSHOT

不要

BACKUPMODEL_​CONVENTIONAL

リストアの場合のみ有効です。バックアップがスナップショット方式によって作成されたかどうかを示します。

BATCHSIZE

整数

不要

1

データベースインスタンスごとに、同時に開始するバックアップ処理の数です。 バッチファイル内のすべての操作に適用されます。最初の操作の終了前に表示する必要があります。範囲は 1 から 32 です。

BLOCKSIZE

整数

不要

0

バックアップ操作にのみ適用されます。ブロックサイズは、512 バイト× 2BLOCKSIZE で計算されます。範囲は 0 から 7 です。

BROWSECLIENT(ALTCLIENT と同じ)

文字列

不要

なし

ローカルホスト以外のホストからイメージをリストアします。

BUFFERS

NUMBUFS を参照してください。

CONSISTENCYCHECK

FULLINCLUDINGINDICES, FULLEXCLUDINGINDICES, PHYSICALCHECKONLY, CHECKCATALOG

不要

なし

指定した一貫性チェックをリストアの完了後に実行します。

CONVERTBACKUP

TRUEFALSE

不要

FALSE

データベースやファイルグループの完全バックアップを以前に実行していない場合、NetBackup は差分バックアップまたはログバックアップを完全バックアップに変換します。

このオプションでは、完全リカバリデータベースが単純リカバリモデルに切り替えられ、完全リカバリモデルに戻されたかどうかも検出されます。 このシナリオでは、ログチェーンは分割され、SQL Server は、以降のログバックアップを作成するには、その前に差分バックアップを必要とします。NetBackup がこの状況を検出した場合は、バックアップはデータベースの差分バックアップに変換されます。

完全バックアップへの差分バックアップの変換を参照してください。

COPYONLY

TRUEFALSE

不要

説明を参照

TRUEの場合、SQL Server によって帯域外 (アウトオブバンド) のバックアップが作成されるため、通常のバックアップシーケンスは妨げられません。デフォルト値は、インスタントリカバリによるデータベースの完全バックアップの場合を除き、FALSE です。

DATABASE

文字列

必要

なし

データベースの名前を指定します。バックアップ操作では、値 $ALL を指定するとすべてのデータベース (tempdb 以外) が指定されます。

DBMS

MSSQL

不要

MSSQL

MSSQL のみを指定できます。

DSN

文字列

不要

GUI ユーザーセッションから保存

ODBC データソース名を指定します。現在は使用されていません。

DUMPOPTION

INCREMENTAL

不要

なし

INCREMENTAL を指定して、増分バックアップからリストアを行います。

ENABLESERVICEBROKER

TRUE

不要

なし

リストア操作の後で SQL Server Service Broker を有効にします。 有効にするには、RECOVEREDRECOVERED STATE に設定されている必要があります。 各リストア操作にこのキーワードを含めてください。

ENDOPER

TRUE

必要

なし

バッチファイルで指定したそれぞれの操作を終了します。

EXCLUDE

文字列

不要

なし

DATABASE $ALL をバッチ操作で指定した場合に、エクスクルードするデータベースの名前を指定します。

EXCLUDE は、DATABASE $ALL を使用した場合のみバッチファイルで使用できます。

GROUPSIZE

1 から 32 の整数

不要

なし

単一の SQL Server バックアップイメージとしてスナップショットがとられるデータベース数。

(レガシーポリシー) 可用性グループバックアップの場合、グループ化されたバックアップ内のすべてのデータベースがその可用性グループの一部である必要があります。 NetBackup は AG データベースと AG 以外のデータベースの両方を含む、グループ化したスナップショットのバックアップをサポートしません。

(インテリジェントポリシー) NetBackup はグループ化したスナップショットのバックアップをサポートしません。

INHIBITALTBUFFER METHOD

TRUEFALSE

不要

FALSE

NetBackup で代替バッファ方式を使用可能にするかどうかを指定します。

MAXRESTARTSETS

整数

不要

なし

MAXRESTARTSETS を使用して、ファイルのチェックポイントを有効にします。有効な範囲は、2 から 32 です。このパラメータは個別のストリーム数を指定し、バックアップ要求はこの数に分割されます。

MAXTRANSFERSIZE

整数

不要

0

最大転送サイズは、64 KB × 2MAXTRANSFERSIZE で計算されます。範囲は 0 から 6 です。

MOVE

ファイルグループ

不要

なし

ファイルグループ名を指定します。MOVE リストア形式に使われます。 SQL Server レガシーポリシーを使用して作成されたバックアップに対しては、PARTIAL リストア形式も適用されます。

NBIMAGE

文字列

必要 *

なし

リストア操作用の NetBackup イメージを指定します。NBSERVER の「注意」を参照してください。

* リストア操作で必要

NBSCHED

文字列

不要

なし

NetBackup ポリシーに複数のアプリケーションバックアップポリシースケジュールが存在する場合、NBSCHED を使用してそのいずれかを選択します。

NBSERVER

文字列

不要

なし

バックアップ操作またはリストア操作に使用するマスターサーバーを指定します。

メモ:

NBSERVER をバッチファイル操作で指定していない場合、マスターサーバーの名前はデフォルト (HKEY_CURRENT_USER\​Software\​VERITAS\​NetBackup\​NetBackup for Microsoft SQL Server\​DEFAULT_​SQL_​NB_​MASTER_​SERVER に指定された名前) になります。

NUMBUFS

整数

不要

1

ストライプごとのバッファ数を指定します。範囲は 1 から 32 です。

NUMRETRIES

NUMRESTARTS を参照してください。

NUMRESTARTS

1-9

不要

1

RESTARTTYPE AUTO が指定されている場合のバックアップ再試行回数。このキーワードは、バッチファイルの最初の操作時に 1 回のみ使用します。

OBJECTNAME

文字列

必要 *

なし

ファイルまたはファイルグループのバックアップおよびリストアを行う場合に、ファイル名またはファイルグループ名を指定します。

*OBJECTTYPE が FILE または FILEGROUP の場合のみ必要

OBJECTTYPE

DATABASE, TRXLOG, FILEGROUP, FILE

不要

DATABASE

データベース、トランザクションログ、ファイルグループ、またはファイルのうち、バックアップまたはリストアする対象を指定します。

OPERATION

BACKUP, RESTORE

不要

BACKUP

操作の種類 (バックアップまたはリストア) を指定します。

PAGE

Page ID

不要

なし

バックアップが SQL Server インテリジェントポリシーを使用して実行される場合のリストアに対しては無視されます。

ページリストア操作用のページ ID を指定します。

PARTIAL

TRUEFALSE

不要

FALSE

バックアップが SQL Server インテリジェントポリシーを使用して実行される場合のリストアに対しては無視されます。

NetBackup による部分的なバックアップまたはリストアの実行を指定します。

PASSWORD

文字列

不要

null

SQL Server にログインするためのパスワードを指定します。このキーワードは統合セキュリティを使用すると無視されます。

RECOVERED STATE

RECOVERED, STANDBY, NOTRECOVERED, TRUE, FALSE

不要

RECOVERED

RECOVERED は、データベースをリカバリ済みの状態にリストアすることを意味します。NOTRECOVERED は、データベースをリストア後にロード状態のままにすることを意味します。STANDBY は、データベースをスタンバイ状態にリストアすることを意味します。STANDBY を使用する場合は、STANDBYPATH キーワードも使用する必要があります。TRUE および FALSERECOVEREDSTATE の値として使用すると、RECOVERED および NOTRECOVERED と同じ効果が得られます。

RESTARTTYPE

AUTO, MANUAL

不要

なし

バックアップの場合のみ有効です。失敗したオブジェクトのバックアップを自動的に再試行するには、AUTO を使用します。バックアップに失敗したオブジェクトのバックアップ用にバッチファイルを作成するには、MANUAL を使用します。このキーワードは、バッチファイルの最初の操作時に 1 回のみ使用します。

RESTARTWAITSECONDS

整数

不要

60

バックアップに失敗してから 2 回目のバックアップを試行するまでの時間。このキーワードは、バッチファイルの最初の操作時に 1 回のみ使用します。

RESTOREBEFOREMARK

文字列

不要

なし

トランザクションログマークを指定します。

RESTOREBEFOREMARK AFTERTIME

文字列

不要

なし

トランザクションログマークを指定します。

RESTOREOPTION

REPLACE

不要

なし

リストア時に NetBackup で SQL Server の置換オプションを使用するように指定します。

RESTOREPAGES

TRUEFALSE

不要

FALSE

バックアップが SQL Server インテリジェントポリシーを使用して実行される場合のリストアに対しては無視されます。

NetBackup によるページリストア操作の実行を指定します。

RESTORETOMARK

文字列

不要

なし

トランザクションログマークを指定します。

RESTORETOMARK AFTERTIME

文字列

不要

なし

トランザクションログマークを指定します。

RESTORETYPE

FULL, PARTIAL, MOVE

不要

FULL

Full は完全なデータベースリストアを、Move はデータベースの移動を示します。

RESTORETYPE は、RESTORE データベース操作にのみ適用されます。MOVE を使用するには、バッチファイルに 1 つ以上の <MOVE><filegroup> および <TO><file path> という一連のキーワードを含める必要があります。

(SQL Server レガシーポリシーのみ)Partial は部分的なデータベースリストアを示します。

PARTIAL を使用する場合、NBIMAGE キーワードが参照するバックアップイメージが存在するデータベースのすべてのファイルグループを PARTIAL として指定する必要があります。

RETRYTYPE

   

RESTARTTYPE を参照してください。

RETRYWAITSECONDS

RESTARTWAITSECONDS を参照してください。

ROLLBACKVOLUME

TRUEFALSE

不要

FALSE

NetBackup でボリュームロールバック方式を使用して、インスタントリカバリバックアップのリカバリを実行するように指定します。

SQLCOMPRESSION

TRUEFALSE

不要

FALSE

バックアップイメージで SQL Server の圧縮を使用します。 SQL Server の圧縮を有効にした場合、NetBackup の圧縮を有効にしないでください。

SQLHOST

文字列

不要

SQL Server ホストの名前を指定します。

SQLHOST をバッチファイル操作で指定していない場合、SQL Server ホストは HKEY_​CURRENT_​USER\​Software\​VERITAS\​NetBackup\​NetBackup for Microsoft SQL Server\​DEFAULT_SQL_HOST から取得されます。 キーワード SQLINSTANCE を指定していない場合は、デフォルトの SQL Server インスタンスが SQL ホスト用に指定されます。

SQLINSTANCE

文字列

不要

SQL Server インスタンスの名前。または、バックアップ操作の場合は、$ALL を指定して、デフォルトインスタンスを含むすべての SQL Server インスタンスを指定します。

SQLINSTANCE $ALL を使用すると、バッチファイルの最初の操作時に表示されます。バッチファイル内の各操作は、バッチファイルを実行したクライアント上のすべての SQL Server インスタンスに対して実行されます。また、後続の操作で SQLHOST または SQLINSTANCE を指定する必要はありません。

STANDBYPATH

文字列

不要

なし

スタンバイ REDO ログに使用する完全修飾ファイルパスを指定します。

STOPAFTER

日時文字列

不要

なし

RESTORETOMARK オプションの日時を指定します。日時文字列の形式は YYYY/MMDDHH:MM:SS です。

STOPAT

日時文字列

不要

なし

トランザクションログの指定した時点のリカバリを指定します。 日時文字列の形式は YYYY/MMDDHH:MM:SS です。

STORAGEIMAGE

文字列

不要

なし

グループ化された Snapshot Client スナップショットを使用してバックアップされたデータベースをリストアする場合に使用されます。STORAGEIMAGE では、物理ファイルが関連付けられるイメージが識別されます。

STRIPES

整数

不要

1

ストライプ数を指定します。範囲は 1 から 32 です。

TO

ファイルパス

不要

なし

ファイルグループの宛先パスを指定します。各 MOVE キーワードに必要です。各 MOVE エントリの後に続けて指定する必要があります。値は一重引用符で区切ることができます。

TRACELEVEL

MIN, MID, MAX

不要

MIN

トレースレベルを指定します。

TRXOPTION

NOTRUNC, TAILLOG

不要

なし

SQL Server トランザクションログのバックアップオプションを指定します。

NOTRUNC を指定しない場合、トランザクションログはバックアップされ、切り捨てられます。TAILLOG を選択した場合、最終ログはバックアップされ、切り捨てられます。

USERID

文字列

不要

sa

SQL Server にログインするためのユーザー ID を指定します。このキーワードは統合セキュリティを使用すると無視されます。

VDITIMEOUTSECONDS

整数

不要

300

SQL Server 仮想デバイスインターフェースのタイムアウト間隔を指定します。

VERIFYONLY

TRUEFALSE

不要

FALSE

SQL Server でバックアップイメージの検証のみを行い、リストアは行わないように指定します。

VERIFYOPTION

NONE, STOPONERROR CONTINUEAFTERERROR

不要

NONE

このオプションは、アクティブページを持つデータベースに対してのみ有効です。STOPONERROR は検証を実行し、検証エラーが発生すると、検証を停止します。CONTINUEAFTERERROR は検証を実行し、検証エラーが発生しても、検証を継続します。