Backup Exec 21.4 Readme

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Product(s): Backup Exec (21.4)

Agent for Oracle に関する注意事項

次の注意事項には、Oracle 12c 以降のサポート対象データベースがインストールされた Backup Exec Agent for Oracle on Windows or Linux Servers を使う場合の詳細が示されています。

  • プラガブルデータベース (PDB) の特定時点 (PIT) でのサーバー開始リストアまたは DBA 開始リストアを実行する前に、管理者以外の Oracle ユーザーを管理者グループに手動で追加して、Oracle サービスを再起動する必要があります。この条件が適用されるのは、Windows サーバーで、管理者以外の Oracle ユーザーによって Oracle 12c 以降のサポート対象データベースが実行されている場合のみです。

  • 保護する Oracle インスタンスが Linux の Oracle 12c 以降のサポート対象 RAC の一部になっている場合は、Oracle ユーザーに切り替えてから Backup Exec Agent ユーティリティを実行して、各 RAC ノードで Oracle インスタンスを設定します。

  • Backup Exec Agent ユーティリティで Oracle 12c 以降のサポート対象インスタンスを設定するには、SYSBACKUP 特権を持つユーザーを使用します。

  • Oracle 社は、ルートデータベースのみをリストアするとメタデータの不整合が起きることがあるので、ルートデータベースのみのリストアを推奨しません。代わりに、コンテナデータベース (CDB) 全体をリカバリしてください。

    http://www.veritas.com/docs/000023807

  • ルートの特定の時点(PIT)へのリストアジョブは失敗し、「CDB$ROOT データベースの指定はサポートされていません」というエラーメッセージが表示されます。

    この機能は Oracle によってサポートされていません。

    http://www.veritas.com/docs/000023807

  • Oracle Agent ユーティリティは ASM ディスクに指定されているパスを検証できないので、指定したパスを受け入れることができません。したがって、入力したパスが正しく、アクセス可能であることを確認する必要があります。

  • プラガブルデータベース (PDB) の特定時点 (PIT) でのリストア中に、リストアジョブはデフォルトで 10 分間キューに入った状態になります。10 分が経過すると、リストアジョブは再開します。詳しくは、次のテクニカルノートを参照してください。

    http://www.veritas.com/docs/000023808