Backup Exec 21.4 Readme
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Deduplication Feature に関する注意事項
次に、Backup Exec での Deduplication Feature の使用について説明します。
このリリースの Backup Exec で OST デバイスを設定できないときは、新しいバージョンの OST プラグインが必要な場合があります。製造元に問い合わせて、デバイスの最新のプラグインを入手してください。
Deduplication (重複排除) の必要条件は Backup Exec 2012 以降で変更されました。『Backup Exec 管理者ガイド』の「Deduplication Feature の必要条件」を確認してください。
ダブルバイト文字が含まれるストレージパスに、重複排除用ストレージフォルダを作成することはできません。次のエラーが表示されます。
指定されたディレクトリに重複排除用ストレージフォルダを作成できませんでした。
重複排除用ストレージフォルダとそれに関連するデータベースを別々のボリュームに格納する機能は使用できなくなりました。Backup Exec は重複排除用ストレージフォルダと同じボリュームにデータベースを作成します。これは Backup Exec 2014 以降で作成される新しい重複排除用ストレージフォルダに適用されます。以前のリリースの Backup Exec でデータベースを別のボリュームに保存した場合、その設定は Backup Exec にアップグレードしても保持されます。
シャドウコピーコンポーネントにある重複排除用ストレージフォルダをバックアップする場合は、テープ、ネットワークストレージ、OpenStorage 重複排除用デバイスなど、重複排除用ストレージフォルダ以外のストレージデバイスを使用する必要があります。
Backup Exec にアップグレードするときに、重複排除用ストレージフォルダまたは OST デバイスが再利用する期限切れのメディアが大量に存在する場合があります。この最初のバックアップジョブの処理には、時間がかかる場合があります。
管理対象の Backup Exec Server 上に重複排除用ストレージフォルダを作成すると、管理対象の Backup Exec Server 上にあるストレージフォルダの[プロパティ]ページで、次のエラーメッセージを受け取ります。
システムログオンアカウントは、重複排除用ディスクストレージデバイスには使用できません。
このエラーメッセージは、集中管理サーバーでは表示されません。このエラーメッセージは削除できませんが、機能には影響しません。管理対象の Backup Exec Server 上のプロパティには、このサーバー独自のデータベースから取得された、誤ったログオンアカウントが表示されますが、Backup Exec では、集中管理サーバーのデータベースから取得されたログオンアカウントが使用されます。