NetBackup™ for Enterprise Vault™ Agent 管理者ガイド
- NetBackup Enterprise Vault の概要
- NetBackup for Enterprise Vault のインストール
- 構成
- Enterprise Vault によってバックアッププロバイダに提供される機能について
- Enterprise Vault のバックアップの実行
- Enterprise Vault のリストアの実行
- Enterprise Vault SQL データベースのリストアについて
- ディザスタリカバリ
- Enterprise Vault の Enterprise Vault Agent のサポート
- Enterprise Vault のポリシー構成
- Enterprise Vault 10.0 のバックアップに関する注意事項
- Enterprise Vault Agent のバックアップについて
- Enterprise Vault Agent のリストアについて
- Enterprise Vault Agent の機能と Enterprise Vault のサポート
- トラブルシューティング
- 付録 A. NetBackup Enterprise Vault Migrator
個別静止について
Enterprise vault 8.0 以降は、すべてのレベルで、バックアップモードを設定する機能をサポートします。ただし、NetBackup 7.1 以降のバージョンは、ボルトストアとインデックスの場所レベルでのみバックアップモードを設定します。
ボルトストアとインデックスの場所レベルでバックアップモードを設定する機能によって、バックアップ中に確実に次のことが行われます。
1 つのボルトストアがバックアップモードになっていても、Enterprise Vault サイトの他のすべてのボルトストアは引き続きアーカイブできます。ボルトストアでバックアップモードが設定されると、その内容を取り込むことができます。ただしボルトストアは、バックアップモードが解除されるまで新しい内容をアーカイブできません。
インデックスの場所のバックアップにバックアップモードが設定されると、バックアップモードが解除されるまで、そのインデックスの場所で新しいインデックスは作成されません。
NetBackup がバックアップモードを設定すると、Enterprise Vault は 3つのサービスを内部的に使用します。これらのサービスは、バックアップ中、Enterprise Vault サイトのすべての Enterprise Vault サーバーで起動されている必要があります。次に、バックアップ中に実行されている必要がある 3 つの Enterprise Vault サービスのリストを示します。
ディレクトリサービス
ストレージサービス
インデックスサービス
バックアップジョブが失敗し、ボルトストアまたはインデックスの場所が引き続きバックアップモードの場合は、Enterprise Vault 管理コンソールまたは PowerShell の cmdlets を使用して、次のバックアップモードを設定したり解除したりすることができます。
ボルトストア
追加情報については、『Enterprise Vault 管理者ガイド』を参照してください。
インデックスの場所
Enterprise Vault 管理コンソールを使用する場合は、バックアップモードを設定または解除する前後に必ずコンソールを更新してください。
追加情報については、『Enterprise Vault 管理者ガイド』を参照してください。
メモ:
Enterprise Vault 9.0 以降のバージョンは静止の原子性をサポートします。