Veritas™ System Recovery 22 ユーザーズガイド

リカバリポイントの手動検証

リカバリポイントのいずれかが破損しているかどうかを識別することで、リカバリポイントを検証できます。ベースイメージと増分イメージの両方を確認できます。

この検証はバックアップジョブから独立して実行されます。ポイントを指定して、それより古いリカバリポイントを検証できます。ローカルまたはネットワークに配置されているリカバリポイントを確認できます。

検証するリカバリポイントは、一度に 1 つ指定できます。検証の完了後、破損したリカバリポイントのリストが表示されます。

このリカバリポイントの検証には、PowerShell スクリプトが使用されます。このスクリプトは、Veritas System Recovery メディア (<media path>\Docs\Automation\PowerShellscripts) で使用できます。

この機能を Veritas System Recovery ユーザーインターフェースから使用することはできません。PowerShell スクリプトからのみ使用できます。

最初の増分のパスを指定した場合、スクリプトは、最初の増分を検証してからベースリカバリポイントを検証し、2 番目の増分を検証しません。

たとえば、完全バックアップ (.v2i) とその増分バックアップ (.iv2i) について 1 つの完全バックアップと 2 つの増分イメージがあり、検証に 2 番目の増分のパスを指定した場合、スクリプトは、2 番目の増分を検証してからベースリカバリポイントを検証します。