Veritas™ System Recovery 22 ユーザーズガイド

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Product(s): System Recovery (22.0)
Platform: Windows
  1. Veritas System Recovery の概要
    1.  
      Veritas System Recovery について
    2.  
      Veritas System Recovery のコンポーネント
    3.  
      Veritas System Recovery の[ヘルプとサポート]へのアクセス
    4.  
      Veritas System Recovery 22 に関するフィードバックの送信
    5.  
      VQA (Veritas QuickAssist) へのアクセス
    6.  
      Veritas Update を使用した Veritas System Recovery の更新
  2. Veritas System Recovery のインストール
    1.  
      Veritas System Recovery のシステム要件
    2.  
      サポート対象のファイルシステム、ディスクの種類、ディスクパーティション方式、リムーバブルメディア
    3.  
      Veritas System Recovery の機能の可用性
    4.  
      Veritas System Recovery の評価版について
    5. Veritas System Recovery のインストール
      1.  
        インストール後の Veritas System Recovery のアクティブ化と設定
      2.  
        評価期間後の Veritas System Recovery のアクティブ化
    6.  
      Veritas System Recovery のアンインストール
    7.  
      Veritas System Recovery Manager のシステムの必要条件
    8.  
      Veritas System Recovery Manager のインストール
  3. コンピュータのリカバリの確保
    1. 新しい Veritas System Recovery Disk の作成
      1.  
        [ようこそ]パネル
      2. 作成オプション
        1.  
          Veritas System Recovery Disk のリカバリに関する表
        2.  
          Veritas System Recovery Disk カスタマイズサポート表
        3.  
          [標準]オプションが利用できない状態
      3.  
        Windows アセスメント & デプロイメントキット (ADK) のダウンロードとインストール
      4.  
        言語オプション
      5.  
        Veritas System Recovery Disk ストレージメディア/保存先オプション
      6.  
        [ライセンス対象機能]のオプション
      7. [ストレージドライバとネットワークドライバ]のオプション
        1.  
          ストレージドライバまたはネットワークドライバの追加
      8.  
        起動オプション
      9.  
        ネットワークオプション
      10.  
        [LightsOut Restore のセットアップ]のオプション
    2. 既存の Veritas System Recovery Disk のカスタマイズ
      1.  
        [ようこそ]パネル
      2.  
        [リカバリディスクソース]のオプション
      3. Veritas System Recovery Disk ストレージメディア/保存先オプション
        1.  
          新しいドライバや新しいバージョンのドライバを Veritas System Recovery Disk に追加する方法
      4.  
        [ライセンス対象機能]のオプション
      5. [ストレージドライバとネットワークドライバ]のオプション
        1.  
          ストレージドライバまたはネットワークドライバの追加
      6.  
        起動オプション
      7.  
        ネットワークオプション
    3. LightsOut Restore による離れた場所からのコンピュータの復元について
      1. LightsOut Restore の設定
        1.  
          [ようこそ]パネル
        2.  
          [ソースの場所]のオプション
        3.  
          [ライセンス対象機能]のオプション
        4. [ストレージドライバとネットワークドライバ]のオプション
          1.  
            ストレージドライバまたはネットワークドライバの追加
        5.  
          起動オプション
        6.  
          ネットワークオプション
        7.  
          [LightsOut Restore のセットアップ]のオプション
    4.  
      Veritas System Recovery Disk のテスト
  4. 開始
    1.  
      Veritas System Recovery の使用方法
    2.  
      Veritas System Recovery の開始
    3.  
      Veritas System Recovery のデフォルトオプションの設定
    4. デフォルトのバックアップ全般オプションの設定
      1.  
        デフォルトのバックアップ先の設定
    5.  
      バックアップ中のコンピュータのパフォーマンスを改善する
    6.  
      ネットワークスロットルの有効化
    7.  
      Windows 通知領域のデフォルトオプションの設定
    8. ファイルの種類とファイル拡張子
      1.  
        新しいファイルの種類と拡張子の追加
      2.  
        ファイルの種類と拡張子の名前の変更
      3.  
        デフォルトのファイルの種類と拡張子の復元
      4.  
        ファイルの種類とそのすべての拡張子の削除
    9.  
      外部ドライブの一意の名前の削除または変更
    10.  
      オフサイトコピーで使用する FTP のデフォルト設定
    11.  
      Veritas System Recovery メッセージのログへの記録
    12.  
      製品(イベント)メッセージの電子メール通知の有効化
    13.  
      簡単セットアップを使って最初のバックアップを設定
    14.  
      [ホーム]ページ
    15.  
      [状態]ページ
    16.  
      [タスク]ページ
    17.  
      [ツール]ページ
    18.  
      [詳細]ページ
    19.  
      Veritas System Recovery RESTful アプリケーションプログラミングインターフェース (API) の使用
  5. データのバックアップに関する推奨事項
    1.  
      データのバックアップについて
    2.  
      データバックアップのベストプラクティス
    3.  
      バックアップの終了後するべきこと
    4.  
      定義済みバックアップの実行に関するヒント
    5.  
      バックアップ先
    6.  
      デュアルブートのコンピュータのバックアップ
    7.  
      リカバリポイントの手動検証
  6. ドライブ全体のバックアップ
    1. ドライブベースのバックアップの定義
      1. USB ディスクローテーション
        1.  
          USB ディスクローテーションの働き方
      2.  
        ネットワーク資格情報のルール
      3.  
        バックアップ中のコマンドファイルの実行
      4.  
        バックアップオプションの編集
      5.  
        リカバリポイントの整合性の検証
      6.  
        バックアップの進行状況の表示
      7.  
        リカバリポイントの暗号化
    2.  
      リカバリポイントの圧縮レベル
    3.  
      Veritas System Recovery からのワンタイムバックアップの実行
    4.  
      Veritas System Recovery Disk からのバックアップの実行
    5.  
      オフサイトコピーの仕組み
  7. ファイルとフォルダのバックアップ
    1.  
      ファイルとフォルダのバックアップ
  8. バックアップジョブの実行と管理
    1. 既存のバックアップジョブを今すぐ実行
      1.  
        別の種類のリカバリポイントを作成するバックアップの実行
    2.  
      バックアップ速度の調整
    3.  
      バックアップまたは修復タスクの停止
    4.  
      バックアップの正常終了の検証
    5.  
      バックアップジョブのプロパティの表示
    6.  
      バックアップ設定の編集
    7.  
      イベント起動バックアップの有効化
    8.  
      バックアップスケジュールの編集
    9.  
      バックアップの無効化または有効化
    10.  
      バックアップジョブの削除
    11.  
      コンピュータをバックアップできるユーザーの追加
    12.  
      ユーザーまたはグループのアクセス権の設定
  9. ご使用のコンピュータからのリモートコンピュータのバックアップ
    1. お使いのコンピュータから他のコンピュータをバックアップ
      1.  
        コンピュータリストへのリモートコンピュータの追加
      2.  
        コンピュータリストへのローカルコンピュータの追加
      3.  
        コンピュータリストからのコンピュータの削除
    2. Veritas System Recovery Agent について
      1.  
        Veritas System Recovery Agent の使用
      2.  
        Windows のサービスツールを使った Veritas System Recovery Agent の管理について
    3. Veritas System Recovery Agent の配備について
      1.  
        Veritas System Recovery エージェントの配備に向けたワークグループ環境内のコンピュータの準備
      2.  
        Veritas System Recovery Agent の配備
      3.  
        Veritas System Recovery Agent の手動インストール
    4. Veritas System Recovery サービスのベストプラクティス
      1.  
        Windows のサービスツールを開く
      2.  
        Veritas System Recovery Agent サービスの開始または停止
      3.  
        Veritas System Recovery Agent が開始しないときの修復操作の設定
    5.  
      Veritas System Recovery Agent の依存関係の表示
    6. Veritas System Recovery へのアクセスの制御について
      1.  
        Veritas System Recovery へのユーザーまたはグループのアクセスの有効化
      2.  
        ユーザーまたはグループの権限を変更する方法
      3.  
        Veritas System Recovery へのユーザーまたはグループのアクセスの無効化
      4.  
        異なるユーザー権限での Veritas System Recovery の実行
  10. バックアップの状態の監視
    1. バックアップの監視について
      1.  
        ハードディスク設定の変更について表示する情報の更新
    2.  
      [ホーム]ページ上のアイコン
    3.  
      [状態]ページ上のアイコン
    4.  
      SNMP トラップを送信するための Veritas System Recovery の設定
    5.  
      ドライブ(またはファイルおよびフォルダのバックアップ)の状態レポートのカスタマイズ
    6.  
      ドライブの詳細の表示
    7.  
      ドライブの保護レベルの向上
    8.  
      問題のトラブルシューティングでのイベントログ情報の使用について
  11. Veritas System Recovery Manager を使用したリモートコンピュータのバックアップ状態の管理と監視
    1.  
      Veritas System Recovery 22 Manager について
    2.  
      Veritas System Recovery Manager を使用するための Windows ファイアウォールの例外の設定
    3.  
      Veritas System Recovery Manager の開始
    4.  
      Veritas System Recovery Manager コンソールのアイコン
    5.  
      Veritas System Recovery Manager のデフォルトオプションの設定
    6.  
      Veritas System Recovery ダッシュボードの表示
    7. コンピュータリストへのリモートコンピュータの追加
      1.  
        コンピュータリストに複数のリモートコンピュータを追加するためのテキストファイルのインポート
    8.  
      コンピュータリストからのリモートコンピュータの検索
    9.  
      リモートコンピュータのログオンクレデンシャルの修正
    10.  
      リモートコンピュータのバックアップジョブの実行または削除
    11.  
      コンピュータリストからのリモートコンピュータの削除
    12.  
      リモートコンピュータのバックアップ保護状態の表示
    13.  
      リモートコンピュータのバックアップ保護状態の表示
    14.  
      保護状態レポートの表示
    15. バックアップタスクについて
      1.  
        バックアップジョブのリカバリポイントセットと単体リカバリポイント
      2.  
        リカバリポイントを作成する上でのアドバイス
    16.  
      バックアップジョブの作成
    17.  
      バックアップジョブの編集
    18.  
      バックアップジョブの削除
    19.  
      バックアップジョブの適用
  12. リカバリポイントの内容の検索
    1.  
      リカバリポイントの検索について
    2. Windows エクスプローラからのリカバリポイントの検索
      1.  
        Windows エクスプローラからのリカバリポイントのマウント
    3.  
      Recovery Point Browser でのファイルの表示および復元
    4.  
      リカバリポイントドライブのマウント解除
    5.  
      リカバリポイントドライブのプロパティの表示
  13. バックアップ先の管理
    1.  
      バックアップ先について
    2.  
      ドライブベースのバックアップとファイルとフォルダのバックアップの違い
    3.  
      古いリカバリポイントのクリーンアップ
    4.  
      リカバリポイントセットの削除
    5.  
      リカバリポイントセット内のリカバリポイントの削除
    6.  
      リカバリポイントのコピー
    7. ファイルおよびフォルダのバックアップデータの管理について
      1.  
        バックアップ先で保存されているファイルとフォルダのバックアップデータの量の表示
      2.  
        ファイルおよびフォルダのバックアップからの手動によるファイルの削除
      3.  
        ファイルまたはフォルダのバージョンの確認
    8.  
      バックアップデータの管理の自動化
    9.  
      バックアップ先の移動
    10.  
      OneDrive for Business のサポートについて
  14. 仮想変換の管理
    1.  
      仮想変換ジョブの定義
    2.  
      既存の仮想変換ジョブをすぐに実行する場合
    3.  
      仮想変換ジョブのプロパティの表示
    4.  
      仮想変換ジョブの進行状況の表示
    5.  
      仮想変換ジョブの編集
    6.  
      仮想変換ジョブの削除
    7.  
      仮想ディスクへの物理的なリカバリポイントのワンタイム変換の実行
  15. クラウドストレージの管理
    1. クラウドへ直接
      1.  
        OpenStorage の保存先パスの入力
      2.  
        バックアップの OpenStorage の保存先オプション
      3.  
        リカバリの OpenStorage の保存先オプション
    2.  
      OpenStorage ファイルをダウンロード
    3.  
      クラウドストレージでのオフサイトコピーの仕組み
    4. Veritas System Recovery バックアップからの Amazon での Amazon マシンイメージ (AMI) の作成について
      1.  
        Amazon マシンイメージ (AMI) を作成する方法
      2.  
        変換タスクと AMI の状態を表示する方法
    5. S3 互換のクラウドストレージについて
      1.  
        Veritas System Recovery での S3 互換のクラウドストレージの使用
    6. Veritas System Recovery による Veritas Access のサポートについて
      1.  
        Veritas System Recovery での Veritas Access ストレージの使用
    7.  
      Cloud Instance Creator Utility について
  16. ファイル、フォルダ、ドライブ全体のリカバリ
    1.  
      消失したデータの修復について
    2.  
      ファイルおよびフォルダのバックアップデータを使用したファイルとフォルダの修復
    3.  
      ファイルとフォルダの修復
    4.  
      セカンダリドライブの修復
    5.  
      ドライブの修復
    6.  
      Veritas System Recovery Disk によるコンピュータのファイルとフォルダの検索
    7.  
      Veritas System Recovery Disk を使用したファイルとフォルダの修復
  17. コンピュータのリカバリ
    1.  
      Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)ベースのコンピュータのリカバリについて
    2. Veritas System Recovery Disk の使用によるコンピュータのブート
      1.  
        USB デバイスまたは DVD からコンピュータを起動する設定
    3.  
      ハードディスクのエラーを調べることでコンピュータの修復を準備
    4.  
      コンピュータのリカバリ
    5.  
      仮想ディスクファイルからのコンピュータのリカバリ
    6.  
      異なるハードウェアを搭載するコンピュータの修復
    7. Veritas System Recovery Disk でのネットワークツールの使用について
      1.  
        ネットワークサービスの起動
      2.  
        Veritas System Recovery Disk 内からのネットワークドライブのマッピング
      3. ネットワーク接続の設定
        1.  
          静的 IP アドレスを設定してネットワーク共有またはドライブ上のリカバリポイントからの修復を有効化する
        2.  
          ping 送信に失敗したときの静的 IP アドレスの取得
    8.  
      Veritas System Recovery Disk でのリカバリポイントのプロパティの表示
    9.  
      Veritas System Recovery Disk でのリカバリポイント内のドライブのプロパティの表示
    10.  
      サポートユーティリティについて
  18. ハードディスクドライブのコピー
    1.  
      ハードディスクドライブのコピーの準備
    2.  
      ハードディスクドライブから別のハードディスクドライブへのコピー
  19. Veritas System Recovery Granular Restore Option の使用
    1.  
      Veritas System Recovery Granular Restore Option について
    2. Granular Restore Option で使用するリカバリポイントを作成する場合のベストプラクティス
      1.  
        バックアップの正常終了に向けた Microsoft Exchange サーバーの保護
    3.  
      Granular Restore Option の開始
    4.  
      Granular Restore Option を開始して特定のリカバリポイントを開く
    5.  
      Microsoft Exchange メールボックスの復元
    6.  
      Microsoft Exchange 電子メールフォルダの復元
    7.  
      Microsoft Exchange 電子メールメッセージの復元
    8.  
      Granular Restore Option 使ったファイルとフォルダの復元
  20. 付録 A. Veritas System Recovery を使用したデータベースのバックアップ
    1.  
      Veritas System Recovery を使用したデータベースのバックアップについて
    2.  
      手動のコールド(オフライン)バックアップの作成
    3.  
      自動ウォームバックアップの作成
    4.  
      Veritas System Recovery を使ったホット(オンライン)バックアップの作成
  21. 付録 B. Active Directory のバックアップ
    1.  
      Active Directory のドメインコントローラの保護に関するヒント
  22. 付録 C. Microsoft の仮想環境のバックアップ
    1.  
      Microsoft 仮想ハードディスクのバックアップについて
    2.  
      Microsoft Hyper-V 仮想マシンのバックアップと復元について
  23. 付録 D. Veritas System Recovery 22 と Windows Server Core の使用
    1.  
      Veritas System Recovery 22 と Windows Server Core について
    2.  
      コマンドを使用した Windows Server Core へのVeritas System Recovery 22 のインストール
  24.  
    索引

バックアップジョブの作成

日ごと、週ごと、または月ごとのスケジュールを使ってリカバリポイントの作成を自動化できます。リカバリポイントセットを作成すれば、コンピュータへのログオンやログオフのような特定のイベントで増分リカバリポイントが作成されるように指定することもできます。

バックアップジョブを作成する方法

  1. Veritas System Recovery マネージャコンソールで、左ペインの[管理対象コンピュータ]タブをクリックします。
  2. [バックアップタスク]タブ で[作成]をクリックします。
  3. [バックアップジョブの作成]ウィンドウで、任意の[バックアップ形式]を選択します。
  4. [ドライブ]パネルで、必要なドライブオプションを設定します。

    選択したコンピュータのすべてのドライブ

    2 台以上のドライブにバックアップジョブを定義できます。クライアントコンピュータに存在するすべてのドライブ (隠しドライブやマウントしていないドライブを含む) を保護するには、このオプションを選択する必要があります。

    ドライブ別

    選択したクライアントコンピュータでバックアップするドライブを選択できます。

    隠しドライブはドライブ別リストに表示されません。また、[その他]オプションにチェックを付け、任意の 1 つのドライブと複数のドライブをセミコロンで区切って追加できます。例: E または複数のドライブ E;F;G

    特定のクライアントコンピュータでは、選択したドライブ文字を持つドライブをバックアップできない場合があります。Veritas System Recovery のインストール後に、そのドライブまたはハードディスク全体がクライアントコンピュータから削除されています。このような場合、リカバリポイントの作成時にそのドライブはバックアップされません。

  5. [宛先]ペイン 。ローカルドライブまたはネットワーク共有へのパスを指定します。

    ユーザー名 (User name)

    ネットワークパス上の保存先フォルダにユーザー名を指定できます。

    パスワード (Password)

    ネットワークパス上の保存先フォルダにパスワードを指定できます。

  6. Veritas では、ファイルへの不正アクセスを防ぐため、バックアップを定義するときに AES 暗号化を使うことをお勧めします。

    パスワード保護を有効にする

    作成時にリカバリポイントのパスワードを設定し、AES 暗号化を有効にします。

    このチェックボックスは、デフォルトでチェックマークが付いています。

    パスワード (Password)

    バックアップのためのパスワードを指定できます。パスワードには標準文字を含むことができます。パスワードには、拡張文字または記号を含むことはできません。(128 以下の ASCII 値の文字を使用してください。)

    パスワードの確認

    パスワードを再入力して確認できます。

    AES 暗号化

    リカバリポイントデータを暗号化して、リカバリポイントをさらに強力に保護します。

    メモ:

    [パスワードを使用する]チェックボックスにチェックマークを付けた場合は、AES 暗号化を定義する必要があります。

    次の暗号化レベルから選択します。

    • 標準 128 ビット (8 文字以上のパスワード)

    • 中 192 ビット (16 文字以上のパスワード)

    • 高 256 ビット (32 文字以上のパスワード)

    強度が高いほど長いパスワードが使用され、データのセキュリティが高くなります。

  7. [スケジュール (Schedule)]パネルで、[スケジュール(Schedule)]チェックボックスにチェックを付け、必要なスケジュールオプションを設定します。

    使用できるスケジュールオプションは、選択したバックアップ形式によって決まります。

    リカバリポイントセットの[スケジュール]タブのオプション

    スケジュール (Schedule)

    バックアップを実行する日付と開始時刻を選択できます。

    開始時刻 (24 時間形式)

    バックアップの開始時刻をカスタマイズできます。

    日曜日、月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日

    バックアップを実行する曜日をカスタマイズできます。デフォルトでは月曜日から金曜日までバックアップが実行されます。

    1 日に複数回実行

    1 日に複数回バックアップを実行して頻繁に編集、変更するデータを保護できます。

    バックアップの間隔

    バックアップの最大間隔を指定できます。

    回数

    1 日にバックアップを実行する回数を指定できます。

    自動的に最適化

    バックアップ先で使われるディスク領域を管理するための最適化の頻度を選択できます。

    次のオプションを選択できます。

    • 使用しない (Never)

      増分リカバリポイントの削除を実行しません。

    • 4 時間おき

      4 時間(以上)経過した増分リカバリポイントを 4 時間ごとに削除します。また、一日の最初の増分リカバリポイントが作成されると、その 2 日前に作成されたすべての増分ファイルが 1 つのファイルに統合されます。

    • 12 時間おき

      12 時間(以上)経過した増分リカバリポイントを 12 時間ごとに削除します。また、一日の最初の増分リカバリポイントが作成されると、その 2 日前に作成されたすべての増分ファイルが 1 つのファイルに統合されます。

    新しいリカバリポイントセットを開始

    新しいリカバリポイントセットを開始する頻度を指定できます。

    新しいリカバリポイントセットの開始に関するオプションを次に示します。

    • 週次

      週の最初のスケジュールされたバックアップまたは手動バックアップの実行時に、新しいリカバリポイントセットを作成します。

    • 月次

      月の最初のスケジュールされたバックアップまたは手動バックアップの実行時に、新しいリカバリポイントセットを作成します。

    • 四半期ごと

      このオプションを選択した日から 3 カ月に 1 回ずつ、その期間で最初のスケジュールされたバックアップまたは手動バックアップの実行時に、新しいリカバリポイントセットが作成されます。

    • 毎年

      このオプションを選択した日から 1 年に 1 回ずつ、その期間で最初のスケジュールされたバックアップまたは手動バックアップの実行時に、新しいリカバリポイントセットを作成します。

    • カスタム

      新しいリカバリポイントセットを開始するために特定の週単位、または月単位のオプションを設定できます。

    カスタム

    バックアップを実行する開始時刻、曜日、毎月の日をカスタマイズできます。

    メモ:

    リカバリポイントをアーカイブする場合、リカバリポイントセットの作成頻度を多くして、リカバリポイントセットのサイズを小さくすることができます。

    単体リカバリポイントの[スケジュール]オプション

    自動的にリカバリポイントを作成

    週単位または月単位のバックアップスケジュールを指定できます。

    スケジュールオプションは次のとおりです。

    • スケジュールなし

      スケジュールを除くすべてのバックアップジョブの設定を保存します。適宜、ジョブにスケジュールを割り当てることによって後でバックアップジョブを適用できます。

    • 週次

      チェックマークを付けた曜日の指定した時刻に、新しい単体リカバリポイントが作成されます。単体リカバリポイントを 1 週間に 1 回以上作成すると、データを保存するディスク領域が大量に必要になる可能性があります。

    • 月次

      チェックマークを付けた日付の指定した時刻に、新しい単体リカバリポイントが作成されます。

    開始時刻 (24 時間形式)

    バックアップの開始時刻をカスタマイズできます。

    曜日

    バックアップジョブを実行する曜日をカスタマイズできます。

    日付

    バックアップジョブを実行する毎月の日付をカスタマイズできます。

  8. [詳細オプション]パネルの[圧縮]リストで、リカバリポイントの圧縮レベルを設定します。

    なし (None)

    リカバリポイントで圧縮されないことを示します。

    空き容量が十分にある場合にこのオプションを選択できます。アクセスの多いネットワークドライブにリカバリポイントを保存する場合は、高い圧縮レベルの方が圧縮しない場合よりもネットワークを介して書き込むデータの量が少なくなるため、短時間で処理できます。

    標準(推奨)

    低い圧縮率を使用し、リカバリポイントを平均 40% 圧縮できます。この設定はデフォルトです。

    中 (Medium)

    中程度の圧縮率を使用し、リカバリポイントでデータを平均 45% 圧縮できます。

    高 (High)

    高い圧縮率を使用し、リカバリポイントを平均 50% 圧縮できます。リカバリポイントの作成に最も時間がかかります。

    高い圧縮率でリカバリポイントを作成すると、CPU に通常よりも高い負荷がかかる場合があります。コンピュータ上のその他の処理が遅くなることもあります。その場合は、バックアップ処理の動作速度を調整します。速度調整を行うと、同時に実行する他のリソース集約アプリケーションのパフォーマンスが向上する場合があります。

  9. [詳細オプション]パネルで以下のオプションを使用して、[適用]をクリックします。

    [このバックアップに保存するリカバリポイントセット数を制限] (リカバリポイントの場合のみ)

    または

    [このバックアップに保存するリカバリポイントセット数を制限](単体リカバリポイントの場合のみ)

    各ドライブに保存するリカバリポイントまたはリカバリポイントセットの最大数を指定します。

    指定した制限数に達した場合は、まず最初のリカバリポイントまたはリカバリポイントセットが作成されて保存されます。その後に、以前に作成した最も古いリカバリポイントまたはリカバリポイントセットが同じ保存場所から削除されます (必要に応じて、関連する増分もすべて削除されます)。

    指定した数よりも 1 つ多いリカバリポイントまたはリカバリポイントセットに対応するのに十分なハードディスク領域が必要です。

    指定した数に達する前にハードディスクの空き領域が不足すると、定期的なリカバリポイント処理が正常に実行できなくなり、現在のリカバリポイントまたはリカバリポイントセットも作成されません。

    リカバリポイントを複数ファイルに分割して圧縮保存

    リカバリポイントを複数のファイルに分割します。この機能は、リムーバブルメディアにコピーして安全な場所に保管するリカバリポイントを作成したり、エクスポートする場合に便利です。リカバリポイントが、より小さく管理しやすいファイルに分割されます。後でそれぞれのファイルを複数のリムーバブルメディア(DVD、CD など)にコピーできます。

    Veritas System Recovery で .v2i ファイルのほかに .sv2i ファイルが作成される場合、.sv2i ファイルは最初の .v2i ファイルと同じメディアに保存する必要があります。

    メモリの少ないコンピュータで数千のファイルが含まれるボリュームのリカバリポイントを作成する場合、リカバリポイントを小さなサイズに分割すると、処理速度が向上する可能性があります。

    リカバリポイントを複数のファイルに分割すると、後続のファイルの名前には _S01、_S02 という形式で連番が付加されます。たとえば、デフォルトのファイル名が Dev-RBrough_C_Drive.v2i の場合、次のファイル名は Dev-RBrough_C_Drive_S01.v2i になります。

  10. [作成]をクリックします

    メモ:

    すべての必須フィールドが正しく入力されていない場合、[作成]ボタンは無効になります。