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Enterprise Vault™ アップグレードの手順
Last Published:
2022-09-05
Product(s):
Enterprise Vault (14.3)
- このマニュアルについて
- 開始する前に
- アップグレードする場合の注意事項
- Enterprise Vault サーバーへの Outlook のインストール
- アイテムに保持期間を適用する場合の一貫性の向上
- システムのアップグレード手順
- Enterprise Vault サーバーの準備
- 単一サーバー: Enterprise Vault サーバーソフトウェアのアップグレード
- 複数サーバー: Enterprise Vault サーバーソフトウェアのアップグレード
- Veritas Cluster Server: Enterprise Vault サーバーソフトウェアのアップグレード
- Windows Server フェールオーバークラスタリング: Enterprise Vault サーバーソフトウェアのアップグレード
- スタンドアロン管理コンソールのアップグレード
- Enterprise Vault Reporting のアップグレード
- MOM と SCOM のアップグレード
- Exchange Server フォームのアップグレード
- Domino メールボックスアーカイブのアップグレード
- FSA エージェントのアップグレード
- Enterprise Vault Office Mail App のアップグレード
- SharePoint Server コンポーネントのアップグレード
- SMTP アーカイブのアップグレード
- SMTP ジャーナルの種類の設定の確認
- Enterprise Vault Search を使うように Enterprise Vault サイトをアップグレード
- Enterprise Vault による検索用のプロビジョニンググループの設定
- Enterprise Vault Search に対するユーザーのブラウザの構成
- Enterprise Vault 検索モバイル版の設定
- Enterprise Vault API アプリケーションのアップグレード
移動されたアイテムの場所を更新する際の影響を制限する
以前は、ユーザーがショートカットをメールボックスの別のフォルダに移動した場合に、Enterprise Vault によるアーカイブ内のアイテムの場所の更新を抑止できました。この機能を無効にするために、Exchange Mailbox ポリシーの[メールボックスに移動されたアイテムのアーカイブ場所を更新]は選択していませんでした。Enterprise Vault 11.0 では、このオプションは [移動されたアイテム]タブにあります。Enterprise Vault 12.0 では、このタブの名前が[既存のアイテム]に変更されました。
このリリースでは、Enterprise Vault は移動されたアイテムのアーカイブ場所を常に更新します。以前にこの機能を無効にし、メールボックスに多くのショートカットが含まれる場合、Enterprise Vault はアップグレード後に移動されたアイテムのアーカイブ場所を更新しようとします。メールボックスにすでに Enterprise Vault サーバーに対するアクセス不能な履歴ショートカットが含まれる場合、長いネットワークタイムアウトが発生することがあります。
このタイムアウトを防止するには、次の手順で説明されているように、有効なサイトエイリアスのリストを構成します。
有効なサイトエイリアスのリストの構成
- Enterprise Vault 管理コンソールで、Exchange Mailbox ポリシーの[詳細]タブを開きます。
- [一覧表示する設定の種類]で、[アーカイブ全般]を選択します。
- [有効な Enterprise Vault サイトのエイリアス]を選択し、[変更]をクリックします。
- 有効なサイトエイリアスをセミコロンで区切ったリストを入力します。ショートカットの処理中に、Enterprise Vault はエイリアスがリストに記載されていないサイトへの接続を試みません。
- [OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じ、さらにプロパティを閉じます。
- それぞれの Exchange Mailbox メールボックスポリシーに対して、前述の手順を繰り返します。