NetBackup™ Web UI MySQL 管理者ガイド

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Product(s): NetBackup (10.1.1)
  1. 概要
    1.  
      NetBackup for MySQL の概要
  2. MySQL インスタンスとデータベースの管理
    1.  
      MySQL インスタンスとデータベースを保護するためのクイック構成チェックリスト
    2.  
      MySQL インスタンスの構成
    3.  
      MySQL インスタンスの追加
    4.  
      インスタンスのクレデンシャルを管理
    5.  
      MySQL データベースの検出
    6.  
      MySQL インスタンスの削除
    7.  
      MySQL 資産の自動検出の間隔の変更
  3. MySQL 環境のクレデンシャルの管理
    1.  
      新しい MySQL クレデンシャルの追加
    2.  
      デフォルトの MySQL 管理者
    3.  
      MySQL インスタンスのクレデンシャルの検証
    4.  
      資産に適用されているクレデンシャル名の表示
    5.  
      指定したクレデンシャルの編集または削除
  4. MySQL インスタンスとデータベースの保護
    1.  
      MySQL インスタンスとデータベースを保護する前に知っておくべきこと
    2.  
      MySQL インスタンスとデータベースの保護
    3.  
      MySQL 資産の保護設定のカスタマイズ
    4.  
      MySQL インスタンスの保護の削除
    5.  
      MySQL インスタンスの保護状態の表示
  5. MySQL インスタンスとデータベースのリストア
    1.  
      MySQL インスタンスとデータベースをリストアする前に知っておくべきこと
    2.  
      リストア前チェックについて
    3.  
      MySQL インスタンスとデータベースのリストア
    4.  
      リストアターゲットのオプション
    5.  
      MySQL のリストア前チェック
    6.  
      リストア操作後にリカバリを実行する手順
    7.  
      制限事項
  6. MySQL 操作のトラブルシューティング
    1.  
      NetBackup for MySQL のトラブルシューティングのヒント
    2.  
      MySQL クレデンシャルの追加中のエラー
    3.  
      MySQL インスタンスとデータベースの検出フェーズ中のエラー
    4.  
      MySQL 保護計画の作成中のエラー
    5.  
      MySQL 資産への保護計画のサブスクライブ中のエラー
    6.  
      MySQL 資産の削除中のエラー
    7.  
      MySQL 資産のバックアップ中のエラー
    8.  
      MySQL 資産イメージのリストア中のエラー
  7. MySQL インスタンスとデータベースの API
    1.  
      API を使用した MySQL の管理、保護、リストア

リストア操作後にリカバリを実行する手順

さまざまなプラットフォームでリカバリ後に実行する手順を次に示します。

Windows (VSS) の場合:

  1. [コントロールパネル]、[システムとセキュリティ]、[管理ツール]、[サービス]の順に進みます。
  2. MySQL サービスを選択して停止します。
  3. MySQL データディレクトリからすべてを削除または移動します。

    メモ:

    リストア後、次のコマンドを使用して、リストアされたデータディレクトリおよびファイルの属性を変更します。

    attrib -S <restore_path>/*.* /S /D

  4. リストアされたデータディレクトリのすべての内容を MySQL データディレクトリにコピーします。
  5. データディレクトリからすべての一時ファイルを削除します。

    例:

    C:\ProgramData\MySQL\MySQL Server 8.0\Data\#innodb_temp

    次のデータディレクトリから undo_00x ファイルを削除します。

    \ProgramData\MySQL\MySQL Server 8.0\

    例:

    C:\ProgramData\MySQL\MySQL Server 8.0\undo_001

  6. MySQL サービスを起動します。

Linux (LVM) の場合:

  1. MySQL サービスを停止します。
  2. リストアされたデータディレクトリのすべての内容を MySQL データディレクトリにコピーします。
  3. MySQL データディレクトリの所有権を変更します。

    例:

    chown -R mysql:mysql <full/path/of/MySQL/Data/Dir>

  4. MySQL サービスを起動します。
mysqldump ユーティリティによって実行されたバックアップのリカバリ手順

mysqldump ユーティリティを使用して MySQL データベースをリカバリします。

単一の MySQL データベースのリカバリ

主に Windows および Linux プラットフォームで使用される NetBackup コマンドの例を次に示します。

  • Windows の場合:

    mysql --host=localhost --user=root --port=3306 -p netbackup < C:\mysql_dump_testjune13\mysqlBackup_Dump_xxx.sqlx

  • Linux の場合:

    mysql --host=localhost --user=root --port=3306 -p netbackup < /home/Single_DB_Recovery/mysqlBackup_Dump_1656932006.sqlx

MySQL インスタンスのリカバリ

次のコマンド例では、すべてのデータベースを含む単一のダンプファイルを作成します。

  • Windows の場合:

    mysql --host=localhost --user=root --port=3306 -p < C:\mysql_dump_testjune13\mysqlBackup_Dump_xxx.sqlx

  • Linux の場合:

    mysql --host=localhost --user=root --port=3306 -p < /home/Entire_Instance_Recovery/mysqlBackup_Dump_1656933025.sqlx