NetBackup™ Web UI MySQL 管理者ガイド
リストア操作後にリカバリを実行する手順
さまざまなプラットフォームでリカバリ後に実行する手順を次に示します。
Windows (VSS) の場合:
- [コントロールパネル]、[システムとセキュリティ]、[管理ツール]、[サービス]の順に進みます。
- MySQL サービスを選択して停止します。
- MySQL データディレクトリからすべてを削除または移動します。
メモ:
リストア後、次のコマンドを使用して、リストアされたデータディレクトリおよびファイルの属性を変更します。
attrib -S <restore_path>/*.* /S /D
- リストアされたデータディレクトリのすべての内容を MySQL データディレクトリにコピーします。
- データディレクトリからすべての一時ファイルを削除します。
例:
C:\ProgramData\MySQL\MySQL Server 8.0\Data\#innodb_temp
次のデータディレクトリから
undo_00x
ファイルを削除します。\ProgramData\MySQL\MySQL Server 8.0\
例:
C:\ProgramData\MySQL\MySQL Server 8.0\undo_001
- MySQL サービスを起動します。
Linux (LVM) の場合:
- MySQL サービスを停止します。
- リストアされたデータディレクトリのすべての内容を MySQL データディレクトリにコピーします。
- MySQL データディレクトリの所有権を変更します。
例:
chown -R mysql:mysql <full/path/of/MySQL/Data/Dir>
- MySQL サービスを起動します。
mysqldump ユーティリティを使用して MySQL データベースをリカバリします。
主に Windows および Linux プラットフォームで使用される NetBackup コマンドの例を次に示します。
Windows の場合:
mysql --host=localhost --user=root --port=3306 -p netbackup < C:\mysql_dump_testjune13\mysqlBackup_Dump_xxx.sqlx
Linux の場合:
mysql --host=localhost --user=root --port=3306 -p netbackup < /home/Single_DB_Recovery/mysqlBackup_Dump_1656932006.sqlx
次のコマンド例では、すべてのデータベースを含む単一のダンプファイルを作成します。
Windows の場合:
mysql --host=localhost --user=root --port=3306 -p < C:\mysql_dump_testjune13\mysqlBackup_Dump_xxx.sqlx
Linux の場合:
mysql --host=localhost --user=root --port=3306 -p < /home/Entire_Instance_Recovery/mysqlBackup_Dump_1656933025.sqlx