Veritas NetBackup™ for MySQL 管理者ガイド

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Product(s): NetBackup (8.1.2)
  1. NetBackup for MySQL エージェントの概要
    1.  
      NetBackup for MySQL エージェントについて
    2.  
      NetBackup for MySQL エージェントの機能
    3.  
      NetBackup for MySQL エージェントパッケージ
    4.  
      NetBackup for MySQL エージェントのライセンスについて
  2. NetBackup for MySQL エージェントのインストール
    1.  
      NetBackup for MySQL Agent のインストールの計画
    2.  
      オペレーティングシステムとプラットフォームの確認
    3.  
      NetBackup for MySQL Agent のインストールの前提条件
    4.  
      NetBackup for MySQL Agent のインストール後の要件
    5.  
      NetBackup for MySQL Agent パッケージの説明
    6.  
      NetBackup for MySQL Agent のインストール
    7.  
      パスワードの認証
    8.  
      NetBackup for MySQL Agent のアンインストール
  3. NetBackup for MySQL エージェントの構成
    1.  
      nbmysql 構成ファイル
    2.  
      DataStore ポリシーを使用した NetBackup for MySQL バックアップの構成
  4. NetBackup for MySQL のバックアップおよびリストア
    1.  
      MySQL データベースのバックアップについて
    2.  
      MySQL バックアップの実行
    3.  
      バックアップ情報の検証
    4.  
      MySQL バックアップの問い合わせ
    5.  
      NetBackup カタログからのバックアップ情報の削除
    6.  
      NetBackup for MySQL のリストアについて
    7.  
      MySQL データベースのリストアの実行
    8.  
      リダイレクトリストア
    9.  
      ディザスタリカバリ
  5. NetBackup for MySQL のトラブルシューティング
    1.  
      NetBackup for MySQL Agent のエラーのトラブルシューティング
  6. 付録 A. NetBackup for MySQL のコマンドおよび規則
    1.  
      NetBackup for MySQL のコマンドについて
    2.  
      NetBackup for MySQL の表記規則について
  7. 付録 B. NetBackup for MySQL のコマンド
    1.  
      nbmysql -o backup
    2.  
      nbmysql -o restore
    3.  
      nbmysql -o query
    4.  
      nbmysql -o delete

NetBackup for MySQL Agent のエラーのトラブルシューティング

問題のトラブルシューティングを行うには、NetBackup for MySQL Agent や NetBackup XBSA 固有のログを参照するか、nbmysql.conf ファイルでログの詳細度を設定してください。ログは、次の場所にあります。

NetBackup のログは次の場所にあります。

  • install_path\NetBackup\logs\bprd

  • install_path\NetBackup\logs\bpcd

  • install_path\NetBackup\logs\user_ops\dbext\logs

NetBackup for MySQL Agent に固有のログは次の場所にあります。

install_path\nbmysql.log

NetBackup XBSA に固有のログは次の場所にあります。

<NetBackup_install_path>/netbackup/logs/extrn_client

予備的な手順

問題のトラブルシューティングを行う前に、次を確認してください。

  • すべての前提条件が完了していること。

  • すべてのコンピュータに、互換性のあるバージョンのオペレーティングシステムが搭載されていること。

  • デバッグログとレポートでエラーが検証されます。

NetBackup の問題のトラブルシューティング

NetBackup に関する問題のトラブルシューティングについて詳しくは、『Veritas NetBackup トラブルシューティングガイド』および『Veritas NetBackup コマンドリファレンスガイド』を参照してください。

NetBackup for MySQL の操作のトラブルシューティング

表: NetBackup for MySQL のバックアップとリストアに関するトラブルシューティング

問題

説明

解決方法

nbmysql のバックアップが次のエラーで失敗します。

バックアップ中にエラーが発生しました (An error has occurred during backup)

nbmysql のバックアップは次のいずれかの理由で失敗する可能性があります。

  • NetBackup のメディアサーバーまたはクライアントが NetBackup 8.0 以前のバージョンで実行されている。

  • [NetBackup 8.0 以前のホストとの安全でない通信を有効にする (Enable insecure communication with NetBackup 8.0 and earlier hosts)]のチェックボックスが無効になっている。

  • MySQL クライアント上の NetBackup ホスト ID 証明書が無効である。

バックアップを正常に行うには、次のいずれかを実行します。

  • NetBackup 8.1 以降のバージョンを使用するようにメディアサーバーまたはクライアントをアップグレードします。

  • NetBackup 管理コンソールで、[セキュリティ管理 (Security Management)]、[グローバルセキュリティ設定 (Global Security Settings)]の順に選択し、[NetBackup 8.0 以前のホストとの安全でない通信を有効にする (Enable insecure communication with NetBackup 8.0 and earlier hosts)]チェックボックスにチェックマークを付けます。

  • NetBackup のホスト ID 証明書を確認します。ホスト ID 証明書は手動で取得できます。詳しくは、次を参照してください。

    https://www.veritas.com/support/en_US/article.000127129

nbmysql エージェントが、操作の開始に失敗します。

MySQL エージェントは、I18N ファイルがないことに関連するエラーメッセージを表示します。この問題は、エージェントの起動時に発生する場合があります。

I18N ファイルがないためにエージェントが操作を開始できない場合は、エージェントインストーラの場所にある言語ファイルをコピーしてから操作を実行します。

nbmysql のバックアップが次のエラーで失敗します。

MySQL ライブラリをロードできません (Unable to load MySQL library)

この問題は、nbmysql.conf ファイルが次を反映して更新されていないときに発生する場合があります。

  • MySQL ライブラリファイルの場所。

  • MYSQL_LIB_INSTALL_PATHlibmysqlclient.so.<n> を指していません。

次を確認してから、再度バックアップを実行します。

  • nbmysql.conf ファイルで、MySQL ライブラリファイルの場所を追加または更新します。

    詳しくは、nbmysql 構成ファイルを参照してください。を参照してください。

  • MYSQL_LIB_INSTALL_PATH が、シンボリックリンクの絶対パスに設定されていることを確認します。

  • シンボリックリンク libmysqlclient.so (libmysqlclient.so<n> バージョンを指す) を作成します。

    詳しくは、NetBackup for MySQL Agent のインストール後の要件 を参照してください。を参照してください。

nbysql のバックアップが次のエラーで失敗します。

データベースに接続できません。

nbmysql.conf に無効なデータベースユーザー名とポート番号が含まれている場合、nbmysql のバックアップが失敗します。

適切なデータベースユーザー名とポート番号を追加するには

  • nbmysql.conf ファイルに適切なデータベースユーザー名とポート番号を構成するか、nbmysql コマンドを使用して適切なオプションを指定します。

    詳しくは、nbmysql 構成ファイルを参照してください。を参照してください。

  • バックアップが引き続き失敗する場合は、MySQL サービスが実行しているかどうかを確認してください。

nbmysql のバックアップが次のエラーで失敗します。

xbsa.dll をロードできません (Unable to load xbsa.dll)

環境変数パスが NetBackup の bin ディレクトリに更新されていない場合、nbmysql のバックアップが失敗します。

MySQL のバックアップを正常に実行するには

  • 環境変数パスを NetBackup_install_path/bin に更新します。

nbmysql のバックアップが次のエラーで失敗します。

XBSA を開始できませんでした (XBSA initiation failed)

nbmysql.conf ファイルが必須パラメータで更新されていない場合、nbmysql のバックアップが失敗します。

NetBackup のバックアップを正常に実行するには

  • 有効なマスターサーバー名、ポリシー名、スケジュール形式を、nbmysql.conf ファイルで、またはコマンドラインから構成します。

    詳しくは、nbmysql 構成ファイルを参照してください。を参照してください。

  • エージェントと NetBackup マスターサーバーとの間で通信エラーがないかどうかを確認します。詳しくは、『NetBackup 管理者ガイド』を参照してください。

Linux (LVM) の nbmysql バックアップが次のエラーで失敗します。

スナップショットのマウント解除中にエラーが発生しました - デバイスまたはリソースがビジー状態です (Error unmounting the snapshot-Device or resource busy)

または

snapshot-mysqlsnap_<timestamp> の削除中にエラーが発生しました (Error removing the snapshot-mysqlsnap_<timestamp>)

メモ:

<timestamp> は LVM のスナップショット時刻です。

スナップショットやデバイスをマウント解除しようとしたとき、または既存のスナップショットを削除するときに、nbmysql のバックアップが失敗します。

スナップショットをマウント解除するには

  1. 次のコマンドを使用して、マウントされているすべてのファイルシステムをリストします。

    $ mount-l

  2. スナップショットがまだある場合は、次のコマンドを使用してマウントディレクトリを作成します。

    $mount<mount_directory>

    メモ:

    このディレクトリは /mnt/<snapshot_name> に作成されます。スナップショットの接頭辞名は mysqlsnap です。

  3. マウントディレクトリを削除するには、次のコマンドを実行します。

    $rm -rf <mount_directory>

  4. スナップショットを手動で削除するには、次のコマンドを実行します。

    1vremove -f <volume_group>/<snapshot_name>

正常なバックアップ後のエラーメッセージ:

<volume_group>/<snapshot_name> 0 / 4096 (29393616896) 後の読み取りエラー: 入力エラーまたは出力エラー。(<volume_group>/<snapshot_name> Read failure after 0 of 4096 at 29393616896: input or output error.)

または

<volume_group>/<snapshot_name> 0 / 4096 (4096) 後の読み取りエラー: 入力エラーまたは出力エラー。(<volume_group>/<snapshot_name>: read failure after 0 of 4096 at 4096: input or output error.)

ボリュームグループにスナップショットが含まれる場合に、nbmysql のバックアップからこれらのエラーが返されます。バックアップを再度実行する前に、スナップショットをリストしてから削除できます。

スナップショットを削除するには

  1. 次のコマンドを実行して、既存のスナップショットをリストします。

    $lvs

    コマンドによりスナップショットの詳細が表示されます。

  2. 次のコマンドを実行して、スナップショットを削除します。

    $ lvremove -f <volume_group>/<snapshot_name>

nbmysql のバックアップが次のエラーで失敗します。

(Linux) LVM のスナップショット作成中にエラーが発生しました (Error creating LVM snapshot)

ボリュームグループにスナップショット用の十分な容量がない場合、nbmysql のバックアップが失敗することがあります。

ボリュームグループの容量を確認するには

  1. 次のコマンドを実行して、ボリュームグループの詳細を表示します。

    $vgs

  2. 適切なスナップショットサイズで nbmysql.conf ファイルを更新します。

    スナップショットが、インスタンスのサイズと同等以上のサイズであることを確認します。

(Windows) VSS スナップショットの作成に失敗しました (VSS snapshot creation failed)

nbmysql 操作を実行する権限をユーザーが持っていない場合、nbmysql のバックアップが失敗することがあります。

管理者モードで cmd.exe を実行します。

nbmysql のリストア操作を実行しても、ターゲットの NetBackup クライアントからデータをリストアできません。

nbmysql.conf ファイルが NetBackup のクライアント名で更新されていない場合、nbmysql のリストアが失敗します。

nbmysql.conf ファイルで、NetBackup のクライアント名を追加または更新します。

詳しくは、nbmysql 構成ファイルを参照してください。を参照してください。

nbmysql のリストアは、ターゲットクライアントからトリガすると正常に実行できません。

ターゲットディレクトリが無効な場合、またはリストア用に空になっていない場合、nbmysql のリストアは失敗します。

NetBackup ソースクライアントの代わりに NetBackup ターゲットクライアントからリダイレクトリストアを開始する場合も、リストアが失敗することがあります。

正常にリストアするには

  • ターゲットディレクトリが有効で、空になっていることを確認します。

  • リストアを NetBackup ソースクライアントから開始します。

バックアップおよびリストア中の例外エラーです。

リストアとバックアップ用の十分なディスク容量がない場合、nbmysql のリストアとバックアップは失敗します。

MySQL データベースを超えるディスク容量があることを確認してから、バックアップまたはリストアを開始します。

メモ:

リストアとバックアップには、MySQL データベースより約 50% 多い容量が必要です。

リストアが成功しても、MySQL サービスを開始できません。

リストア操作が成功するのは、MySQL のマイナーバージョンが同じマシンにバックアップをリストアする場合のみです。

たとえば、MySQL バージョン 5.5.x からファイルをバックアップした場合は、MySQL バージョン 5.5.x のコンピュータにファイルをリストアする必要があります。

  • リストア操作を正常に実行するため、MySQL エージェントと NetBackup が同じバージョンであることを確認してください。

  • データのバックアップ元の MySQL バージョンが、データのリストア先コンピュータの MySQL バージョンと同じであることを確認してください。