Enterprise Vault.cloud™ Folder Sync 1.13 管理者ガイド
- Folder Sync について
- Folder Sync の必要条件
- Folder Sync のサービスアカウントと管理アカウントの準備
- Folder Sync のインストールまたはアップグレード
- Folder Sync タスクの設定
- Folder Sync の同期の実行とスケジュール設定
- Folder Sync の監視と管理
- Folder Sync のトラブルシューティング
Folder Sync Microsoft SQL Server の必要条件
Folder Sync がメールボックスフォルダについて収集したデータは、Microsoft SQL Server データベースに格納する必要があります。Folder Sync のインストール後の初期設定を行う際は、Folder Sync で使用する SQL Server インスタンスを指定する必要があります。
負荷の共有や冗長性のために、Folder Sync を複数のサーバーにインストールする場合は、メールボックスフォルダの同期データを共有できるようにするため、Folder Sync のすべてのインスタンスが同一の SQL Server インスタンスを使用する必要があります。
Folder Sync バージョン 1.13 がサポートする SQL Server のバージョンについては、http://www.veritas.com/docs/000016792 の Enterprise Vault.cloud 互換性リストを参照してください。
SQL Server は、Folder Sync がインストールされているコンピュータではなく、スタンドアロンコンピュータに配置することをお勧めします。SQL Server をホストするコンピュータには、次のハードウェアリソースが必要です。
同期するメールボックスが 5,000 個未満の場合は、最低 2 個の CPU と 8 GB の RAM が必要です。
同期するメールボックスが 5,000 個を超える場合は、最低 4 個の CPU と 16 GB の RAM が必要です。
メモ:
SQL Server 環境用に、高可用性ソリューションの検討が必要な場合があります。高可用性ソリューションは、システムの停止時間の影響を最小化または軽減するのに役立ちます。次の Microsoft 社の記事、またはご使用の SQL Server バージョンに対応した記事を参照してください: https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms190202(v=sql.130).aspx。