Veritas NetBackup™ Appliance SNMP トラップリファレンスガイド

Last Published:
Product(s): Appliances (5.0)
Platform: NetBackup Appliance OS

vrtsenclosuretemperatureTrap

OID: 1.3.6.1.4.1.48328.3.9.1.12

説明

vrtsenclosuretemperatureTrap は、アプライアンスのストレージシェルフの温度を監視します。アラートが表示された場合、温度がしきい値を超えたか、センサーのいずれかが動作を停止したことを示しています。

解決法

受信した SNMP トラップや電子メールアラートを調べると、発生した問題を正確に特定するために役立つ追加情報を得ることができます。Web コンソールの[監視 (Monitor)]、[ハードウェア (Hardware)]ページも調べることができます。

SNMP トラップ、電子メールアラート、または[監視 (Monitor)]、[ハードウェア (Hardware)]ページの情報に基づいて、次の処理のいずれかを実行します。

表: vrtsenclosuretemperatureTrap の次の手順

発生事項

まず始めに行うこと

温度の[状態 (State)]が[警告 (Warning)]であり、現在の温度計が 0.000 ℃ を示している場合、温度は下限のしきい値を下回っているか、ファームウェアが現在の温度を報告できていません。

次回のコールホーム期間まで 15 分間待ってステータスを再び調べます。問題が解決した場合は、エラーは無視できます。

問題が解決していない場合は、Veritasサポートに問い合わせてください。

温度の[状態 (State)]が[警告 (Warning)]であり、現在の温度計が上限の温度しきい値を超えている場合、温度が高すぎます。52xx アプライアンスのストレージシェルフの温度センサーに対する上限のしきい値は、次のとおりです。

  • I/O モジュール: 75 ℃

  • バックプレーン: 51 ℃

  • PSU: 75 ℃

メモ:

上限のしきい値は、Veritas ストレージシェルフ (52xx アプライアンス) のみに該当します。vrtsenclosuretemperatureTrap には、NetBackup 53xx Appliance のプライマリまたは拡張ストレージシェルフに対する上限のしきい値は含まれません。

ストレージシェルフのファンの状態を確認します。ストレージシェルフの環境の温度を確認します。両方共正常な場合、Veritasサポートに問い合わせてください。