Veritas NetBackup™ Appliance SNMP トラップリファレンスガイド

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Product(s): Appliances (5.0)
Platform: NetBackup Appliance OS

vrtstemperatureTrap

OID: 1.3.6.1.4.1.48328.3.9.1.6

説明

vrtstemperatureTrap は、アプライアンスの温度を監視します。アラートが表示された場合、温度がしきい値を超えたか、センサーのいずれかが動作を停止したことを示しています。

解決法

受信した SNMP トラップや電子メールアラートを調べると、発生した問題を正確に特定するために役立つ追加情報を得ることができます。Web コンソールの[監視 (Monitor)]、[ハードウェア (Hardware)]ページも調べることができます。

SNMP トラップ、電子メールアラート、または[監視 (Monitor)]、[ハードウェア (Hardware)]ページの情報に基づいて、次の処理のいずれかを実行します。

表: vrtstemperatureTrap の次の手順

発生事項

まず始めに行うこと

温度の[状態 (State)]が[警告 (Warning)]であり、現在の温度計が 0.000 ℃ を示している場合、温度は下限のしきい値を下回っているか、ファームウェアが現在の温度を報告できていません。

10 分間待機し、状態を再確認します。問題が解決した場合は、エラーは無視できます。

問題が解決していない場合は、Veritasサポートに問い合わせてください。

温度の[状態 (State)]が[警告 (Warning)]であり、現在の温度計が上限の温度しきい値を超えている場合、温度が高すぎます。アプライアンスの温度センサーの上限のしきい値の値を次に示します。

  • 吸気口の温度: 64 ℃

  • 排気口の温度: 85 ℃

  • P1 と P2 温度マージン: -15 ℃

アプライアンスファンの状態を調べます。アプライアンスの環境の温度を調べます。両方共正常な場合、Veritasサポートに問い合わせてください。

温度の[状態 (State)]が[警告 (Warning)]であり、現在の温度計が下限の温度しきい値を下回っている場合、温度が低すぎます。アプライアンスの温度センサーの下限のしきい値の値を次に示します。

  • 吸気口の温度: 0 ℃

  • 排気口の温度: 0 ℃

  • P1 と P2 温度マージン: -128 ℃

10 分間待機し、状態を再確認します。問題が解決した場合は、エラーは無視できます。

問題が解決していない場合は、Veritasサポートに問い合わせてください。