Veritas NetBackup™ Appliance SNMP トラップリファレンスガイド
- 概要
- SNMP ハードウェアトラップ
- 付録 A. MIB (Management Information Base) ファイルのコンテンツ
vrtspowerTrap
OID: 1.3.6.1.4.1.48328.3.9.1.4
vrtspowerTrap は、アプライアンスの電源の状態を監視します。アラートが表示された場合は、電源のいずれかにエラーが起きたことを示しています。
受信した SNMP トラップや電子メールアラートを調べると、発生した問題を正確に特定するために役立つ追加情報を得ることができます。Web コンソールの[監視 (Monitor)]、[ハードウェア (Hardware)]ページも調べることができます。
SNMP トラップ、電子メールアラート、または[監視 (Monitor)]、[ハードウェア (Hardware)]ページの情報に基づいて、次の処理のいずれかを実行します。
表: vrtspowerTrap の次の手順
発生事項 | まず始めに行うこと |
---|---|
電源の[状態 (Status)]が[AC 電源なし (Power Supply AC lost)]の場合、冗長電源が機能していません。電源が動作を停止したか、電源に接続されていません。 | 電源ケーブルを調べます。電源が接続されており、ケーブルが機能している場合、Veritasサポートに連絡して電源を交換します。 |
電源の[状態 (State)]が[警告 (Warning)]であり、現在の[ワット数 (Wattage)]が 920 ワットの上限のしきい値を超えている場合、電源は過剰に電力を使っています。 | Veritasサポートに連絡して電源を交換します。 |
電源の[状態 (State)]が[警告 (Warning)]であり、現在の[ワット数 (Wattage)]が定義されていない場合、ファームウェアが現在の状態を報告できていません。 | 次回のコールホーム期間まで 15 分間待ってステータスを再び調べます。問題が解決した場合は、エラーは無視できます。 問題が解決していない場合は、Veritasサポートに問い合わせてください。 |
電源の[状態 (State)]が[失敗 (Failed)]の場合、ファームウェアが現在の状態を報告できていません。 | 次回のコールホーム期間まで 15 分間待ってステータスを再び調べます。問題が解決した場合は、エラーは無視できます。 問題が解決していない場合は、Veritasサポートに問い合わせてください。 |