Veritas NetBackup™ Appliance SNMP トラップリファレンスガイド

Last Published:
Product(s): Appliances (5.0)
Platform: NetBackup Appliance OS

SNMP について

Simple Network Management Protocol (SNMP) は、ネットワークデバイス間の管理情報の交換を支援するアプリケーション層プロトコルです。構成に応じて、伝送制御プロトコル(TCP)またはユーザーデータグラムプロトコル(UDP)を使います。ネットワーク管理者は、SNMP を使用して、ネットワークパフォーマンスの管理、ネットワーク上の問題の検出と解決、およびネットワークの拡張計画を実行できます。

SNMP はマネージャモデルとエージェントモデルに基づいています。このモデルはマネージャ、エージェント、管理情報データベース、管理対象オブジェクト、ネットワークプロトコルで構成されています。

マネージャは、ネットワーク管理者と管理システム間のインターフェースを提供します。エージェントは、マネージャと管理対象の物理デバイス間のインターフェースを提供します。

マネージャとエージェントは、Management Information Base (MIB) および比較的少ないコマンドセットを使用して情報を交換します。MIB は、状態や説明といった個々の変数を枝の葉として表現するツリー構造で構成されています。数値タグにより表現されるオブジェクト識別子 (OID) によって、MIB および SNMP メッセージの各変数が一意に識別されます。

NetBackup Appliance バージョン 3.1 以降では、SNMP V2 がサポートされます。

NetBackup Appliance バージョン 4.0 以降では、SNMP V2 と SNMP V3 がサポートされます。