Backup Exec 20.4 管理者ガイド

インポート中に指定した CSV ファイル内のブロックされた項目エントリのフルパスにカンマ (,) が含まれているかどうかを確認します。パスのファイル名またはいずれかのフォルダにカンマが含まれている場合、エントリは正しくインポートされません。たとえば、E:\Folder,Delimited\file.txt と E:\F1\ab,a.txt は、ブロックされている項目でサポートされないエントリです。

ブロックされた項目のエントリのフルパスで、そのフォルダとそのサブフォルダの項目にも適用可能なワイルドカードがフォルダ内に含まれている場合、一部のエントリがブロックされる可能性があります。たとえば、E:\F1\a*.txt は、E:\F1 フォルダ内と E:\F1\F2 フォルダ内の文字「a」で始まるすべてのテキストファイルをブロックします。このシナリオでサブフォルダ内の項目がブロックされていないことを確認するには、ワイルドカードを使用せずに各エントリを個別に追加する必要があります。

NetBIOS 名、FQDN または IP アドレスなど、複数の名前を使用して同じサーバーが Backup Exec に追加されると、項目は CSV のブロックされた項目エントリで指定されるサーバー名についてのみブロックされます。この問題を解決するには、各サーバー名を使用して、インポート操作用の入力 CSV にブロックされた項目エントリを個別に追加します。

スキップされた項目のフルパスが、ボリューム名または共有名で始まらず、サーバー名で始まるようにします。たとえば、E:\folder1\a.txt と TestShare\F1\b.txt は、フルパスで使用できるエントリです。

項目のパスのファイル名のみに「*」に関連するワイルドカードが含まれるようにします。フォルダパスにワイルドカードが含まれている場合、エントリはスキップされます。たとえば、G:\Test2\*\CatTrans.xsl と G:\*\results.txt は無効なエントリです。

同じリソースのブロックされた項目の一部を含む CSV ファイルに対してインポート操作を実行中である。

そのリソースに対するブロックされた項目の内部リストの整合性チェックが失敗したか、リストアまたは検索ビューのブロックされたファイルの内部リストから読み取り中に何らかの問題が発生した。

エクスポートコマンドを実行します。

生成された CSV からエントリを削除します。

エントリが削除されるリソースのブロックされた項目のリストを含む内部ファイルを削除します。Backup Exec のインストールディレクトリの「data\BLFileInfo」フォルダから内部ファイルを削除します。

ResetifCorrupted パラメータを使用して、インポートコマンドを再度実行します。

Import-BEItemsToBlock - RESETifCorrupted - CsvFilePath <CVS file path> - ColumnNameForServerName <Name of 1st column> - ColumnNameForBlockedItemPath <Name of 2nd column>

ブロックされた項目のファイルをエクスポートします。

Backup Exec のインストールフォルダの Data\BLFileInfo フォルダから bin ファイルを削除します。

スタンドアロンサーバーを MBES サーバーに変換します。

作成したエクスポート済みのファイルを使用して、CAS でブロックされた項目をインポートします。