Enterprise Vault™ SharePoint Server アーカイブの設定
- このマニュアルについて
- SharePoint アーカイブの設定
- SharePoint アーカイブの実行
- SharePoint アーカイブ Web パーツの追加
- アーカイブされた SharePoint 文書へのユーザーアクセス
- 付録 A. 単一サーバーへの Enterprise Vault と SharePoint のインストール
Enterprise Vault での SharePoint アーカイブについて
Enterprise Vault を使って、次のいずれかが動作しているサーバーからコンテンツをアーカイブできます。
Microsoft SharePoint Server 2010
Microsoft SharePoint Foundation 2010
Microsoft SharePoint Server 2013
Microsoft SharePoint Foundation 2013
Microsoft SharePoint Server 2016
スケジュールされた日時になると、Enterprise Vault は自動的に SharePoint サーバーからコンテンツをコピーし、Enterprise Vault SharePoint アーカイブに格納します。アーカイブされたコンテンツは、必要に応じて、SharePoint Server に残すことも、削除することもできます。 また、ある特定のコンテンツ用に SharePoint Server にショートカットを作成することもできます。 SharePoint ポリシーを使って、元のコンテンツの削除とショートカットの作成を行います。
Enterprise Vault は次の種類の SharePoint コンテンツをアーカイブしてショートカットを作成します。
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アイテムをアーカイブして、その場所にショートカットを作成すれば、通常の場合はスペースを節約できます。ただし、SharePoint 2013 以降では、ストレージが断片化しているときにこの領域の節約効果が低減する場合があります。
ドキュメントライブラリに対してバージョン管理が有効になっている場合は、アーカイブした後に SharePoint サーバーに残す必要がある文書のバージョン数を設定できます。アーカイブバージョン履歴リンクを使うと、アーカイブ済みバージョンのアイテムを表示してアイテムを復元できます(該当する場合)。
Enterprise Vault は次からアーカイブする場合、ショートカットを作成しません。
アーカイブされたドキュメントライブラリのアイテムを SharePoint に復元することはできますが、アーカイブされたソーシャルコンテンツおよび読み取り専用の閉じたサイトのコレクションは復元できません。
1 つの Enterprise Vault SharePoint アーカイブタスクで、複数の SharePoint サーバーからコンテンツをアーカイブできます。SharePoint アーカイブタスクを使用して、クライアント証明書認証を受け付けるように設定されている SharePoint サーバーからコンテンツをアーカイブできます。
図: SharePoint アーカイブの設定例 は、SharePoint Server からコンテンツをアーカイブしている Enterprise Vault サーバーを示します。
Enterprise Vault サーバーでは、対象の SharePoint サイト、アーカイブタスク、アーカイブポリシーを Enterprise Vault 管理コンソールで設定します。
EVSPShortcutManager ユーティリティを使って、SharePoint Server、サイトコレクション、またはライブラリ内のすべての HTML ショートカットを、アーカイブ済みアイテムを復元できる新しいショートカットに置換できます。詳しくは『ユーティリティガイド』を参照してください。