NetBackup ™ セキュリティおよび暗号化ガイド

バックアップの異常検出を設定するには

1. NetBackup Web UI にサインインします。
2. 左側で［検出とレポート (Detection and reporting)］、［異常検出 (Anomaly detection)］の順に選択します。
3. 右上の［異常検出の設定 (Anomaly detection settings)］、［システムの異常検出の構成 (System anomaly detection configuration)］の順に選択します。
4. ［システム異常検出の構成 (System anomaly detection configuration)］画面で、次のシステム異常検出を設定します。

   • ［疑わしいエラーコードがあり、オフラインのクライアントを検出する (Detect clients that are offline with suspicious error codes)］チェックボックスにチェックマークを付けると、疑わしい状況下でクライアントがオフラインであることが NetBackup で検出された場合に異常アラートが生成されます。

   • ［イメージの有効期限操作の異常を検出する (Detect anomalies for image expiration operations)］チェックボックスにチェックマークを付けると、イメージの有効期限について異常なアクティビティが発生した場合に異常が生成されます。

5. 次の［ルールベースの異常検出設定 (Rules-based anomaly detection)］を設定します。

   ［NetBackup 異常検出ルールを使用して異常を検出します (Detect anomalies using NetBackup anomaly detection rules)］チェックボックスにチェックマークを付けて、異常を生成する事前定義済みのルールまたは条件を一覧表示します。

   例: ストレージサーバーが Null STU に設定されている、クライアントがポリシーから削除された、またはユーザーによってトークンが削除された。

   事前定義済みの各ルールの次の詳細が表示されます。

   • ルール名 (Rule name)

   • 説明 (Description)

   • 重大度 (Severity)

   • バージョン (Version)

   • 有効 (Enabled)

   最新のルールファイルを使用する場合は、Veritas ダウンロードセンターに移動します。ルールファイル (.zip) をダウンロードし、ローカルコンピュータに保存します。

   ［ルールをアップロードする (Upload rules)］をクリックして、ダウンロードしたルールファイルを選択します。すべての最新のルールが、［ルールに基づく異常検出 (Rules-based anomaly detection)］セクションに一覧表示されます。

6. 有効にして異常を生成するルールを選択します。

   ［有効化 (Enable)］をクリックします。

   NetBackup は、ルール基準を満たす異常を生成します。