Enterprise Vault™ Discovery Accelerator 管理者ガイド
- Discovery Accelerator の概要
- 概要および最新情報
- Compliance Accelerator デスクトップクライアントの設定
- ロールの設定と割り当て
- ケースを使った操作
- レビューマークとタグの設定
- アイテムに自動的にマーク付けまたはタグ付けするルールの使用
- カストディアンマネージャの使用
- アイテムの検索
- Discovery Accelerator を使った検索について
- アドレスマネージャを使った対象電子メールの定義
- Discovery Accelerator 検索スケジュールの作成
- 手動によるアイテムのレビュー
- リサーチフォルダを使った作業
- アイテムのエクスポートと提出物生成
- レポートの作成と表示
- 拡張レポート
- 利用可能な Discovery Accelerator のレポート
- OData Web サービスを介したレポートへのアクセス
- 付録 A. Discovery Accelerator 検索で使う Enterprise Vault のプロパティ
- 付録 B. トラブルシューティング
- カストディアンマネージャに関する問題
アイテムのプリフェッチキャッシュ (詳細) の設定オプション
これらの設定では、Discovery Accelerator プリフェッチキャッシュ機能の設定用の追加詳細オプションが表示されます。この設定は、[アイテムのプリフェッチキャッシュ]オプションとともに使います。
キャッシュの暗号化 | ファイルをキャッシュに格納する前に暗号化するかどうかを指定します。デフォルトでは、Discovery Accelerator はキャッシュを暗号化しません。 |
キャッシュのパージ時刻 (サーバーのローカル時間) | Discovery Accelerator がキャッシュのハウスキーピング (主に古いアイテムの削除) を実行する時刻を指定します。デフォルトの時刻は午後 7 時です。 |
キャプチャの最大経過日数 (日) | キャプチャされたアイテムのうち、指定された日数よりも古いアイテムをキャッシュから除外します。デフォルトは 3 日です。この設定は、プリフェッチが最初に有効になるとき、または一定期間無効だった後に再度有効になる場合にだけ影響します。 |
アイテムのフェッチの最大試行回数 | Discovery Accelerator がアイテムのプリフェッチを試行する最大回数を指定します。デフォルトは 10 です。 |
キャッシュに格納するアイテムの最大サイズ (バイト) | Discovery Accelerator がプリフェッチ可能なアイテムのサイズとアイテムの一部に対して限度を設定します。1 アイテムまたはアイテムの一部がこの限度を超えると、そのアイテムは無視されます。デフォルトは 10 MB です。たとえば、サイズが 10 MB 以下の複数のファイルが添付され、合計のサイズが限度の 10 MB をはるかに超えるアイテムであっても、Discovery Accelerator はプリフェッチします。 |
アイテムのフェッチを再試行するまでの最小時間 (分) | Discovery Accelerator がアイテムのプリフェッチを試行する間隔を分単位で指定します。デフォルトは 30 分です。失敗したフェッチの再試行を設定する場合は、[アイテムのフェッチの最大試行回数]とともにこの設定を使います。 |
添付ファイルのプリフェッチ | アイテムの添付ファイルをプリフェッチするかどうかを指定します。デフォルトでは、Discovery Accelerator は添付ファイルをプリフェッチします。入れ子になっているアイテムの添付ファイルはプリフェッチされません。 |
添付ファイルを HTML としてプリフェッチ | 添付ファイルをプリフェッチするときに HTML としてレンダリングするかどうかを指定します。デフォルトでは、Discovery Accelerator は添付ファイルを HTML としてプリフェッチします。 |
即時検索アイテムのプリフェッチ | ユーザーがスケジュール設定していない即時検索でキャプチャしたアイテムをプリフェッチするかどうかを指定します。デフォルトでは、Discovery Accelerator はこれらのアイテムをプリフェッチしません。 |
ネーティブ形式でのプリフェッチ | アイテムを元のネーティブ形式でプリフェッチするかどうかを指定します。デフォルトで、Discovery Accelerator はアイテムをネーティブ形式でプリフェッチしません。ただし、ポリシーがアイテムを元の形式でレビューするようになっている場合は、この機能を有効にする必要があります。 |
リサーチアイテムのプリフェッチ | ユーザーがアドホック検索で個人用フォルダに配置しているアイテムをプリフェッチするかどうかを指定します。デフォルトでは、Discovery Accelerator はこれらのアイテムをプリフェッチします。 |
スケジュール設定済みの検索アイテムのプリフェッチ | ユーザーがスケジュール設定済みの検索でキャプチャしたアイテムをプリフェッチするかどうかを指定します。デフォルトでは、Discovery Accelerator はこれらのアイテムをプリフェッチします。 アイテムは検索が受け入れられた場合にのみプリフェッチされるため、このオプションはスケジュール設定済みの検索が自動的に受け入れられるように設定されている場合に最適に機能します。 |
検索アイテムのプリフェッチ | ユーザーが検索でキャプチャしたアイテムをプリフェッチするかどうかを指定します。この機能を[即時検索アイテムのプリフェッチ]オプションと[スケジュール設定済みの検索アイテムのプリフェッチ]オプションとともに使うと、さらに詳細に制御できます。デフォルトでは、Discovery Accelerator はこれらのアイテムをプリフェッチします。 |
XML 構造のプリフェッチ | アイテムの XML 構造をプリフェッチするかどうかを指定します。この構造はアイテムの一部を定義し、添付ファイルの一覧が含まれます (ただし添付ファイル自体は含まれません)。XML 構造はレビューペインのプレビューペインに使われます。XSL Transform は HTML に変換するために XML に適用されます。デフォルトでは、Discovery Accelerator は XML 構造をプリフェッチします。 |
メッセージレビュー用に HTML でレンダリング | HTML 形式でレビューするために、アイテムをプリフェッチするかどうかを指定します。デフォルトでは、Discovery Accelerator はアイテムをこの形式でプリフェッチします。 アイテムをプリフェッチすると、Discovery Accelerator はレビュー時に XML から HTML へのレンダリングを実行する必要がないため、レビューのパフォーマンスが改善されます。このことは、多数のレビューアが同時に作業しているシステムで最も有益です。 |
印字可能な HTML でレンダリング | アイテムの印刷可能バージョンを HTML 形式でプリフェッチするかどうかを指定します。デフォルトで、Discovery Accelerator はアイテムを HTML 形式でプリフェッチしません。ただし、印刷可能な表示機能を定期的に使うことが予想できる場合は、この設定を変更することを推奨します。 |
再試行記録の保持期間 (日) | Discovery Accelerator がアイテムのプリフェッチを繰り返し試行して失敗した記録を保持する期間を指定します。デフォルトは 30 日です。 |