NetBackup IT Analytics セキュリティおよび暗号化リファレンス

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Product(s): NetBackup IT Analytics (11.6)

データベース接続プロパティ

次の表は、ポータルで使用される Oracle ユーザーとパスワードの portal.properties 値をまとめたものです。

表: ポータルプロパティと説明。

ポータルプロパティ

説明

db.driver

この値はポータルインストーラによってカスタマイズされます。変更しないでください。

db.url

これは、NetBackup IT Analytics データベースが配置された場所のアドレスです。インストール中に入力したアドレスによって異なります。ホスト名が変更された場合、これを変更する必要がある場合があります。

db.user

このプロパティを使用して、データベースへのアクセスのためにログインする DB ユーザー ID を変更します。デフォルト値は portal です。

db.password

db.password.encrypted=

DB ユーザーに使用するパスワードを入力します。デフォルト値は portal です。パスワードは最初はクリアテキストで保存されますが、Tomcat ポータルサービスの再起動後、パスワードは暗号化された形式で保存され、クリアテキストのパスワードは portal.properties から削除されます。

db.connection.max

このプロパティを使用して、許可されるデータベース接続の最大数を指定します。デフォルト値は 25 です。

db.connection.min

このプロパティを使用して、ポータルが保持できるデータベース接続の最小数を指定します。デフォルト値は 25 です。

db.connection.expiration

この値 (分単位) は、ポータルレポートが実行時間の長いデータベースクエリーを開始するときに、クエリーの完了に時間がかかりすぎる場合にレポートがタイムアウトになる時間を示します。デフォルト値は 5 です。

db.ro_user_password

db.ro_user_password.encrypted=

DB 読み取り専用ユーザーに使用するパスワードを入力します。デフォルト値は aptaresoftware123 です。パスワードは最初はクリアテキストで保存されますが、Tomcat ポータルサービスの再起動後、パスワードは暗号化された形式で保存され、クリアテキストのパスワードは portal.properties から削除されます。

db.ro_user_password

db.ro_user_password.encrypted=

NetBackup IT Analytics データベーステーブル用の Oracle データベースの読み取り専用ユーザーパスワードを示します。事前設定値は aptaresoftware123 です。

db.sysdba_user

NetBackup IT Analytics データベーステーブル用の Oracle データベースシステム DBA を示します。事前設定値は system です。