NetBackup™ for Oracle 管理者ガイド

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Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (10.5)
  1. 概要
    1.  
      NetBackup for Oracle について
    2.  
      NetBackup for Oracle の機能
  2. NetBackup for Oracle のインストール
    1.  
      NetBackup for Oracle のインストールの計画
    2.  
      オペレーティングシステムおよびプラットフォームの互換性の確認
    3.  
      NetBackup for Oracle のライセンス
    4.  
      NetBackup for Oracle の NetBackup サーバーとクライアントの要件
    5.  
      NetBackup クラスタ内で NetBackup for Oracle を使用するための要件
    6. Oracle RMAN と NetBackup for UNIX のリンクについて
      1.  
        環境変数の検証および Oracle の停止
      2. Oracle RMAN と UNIX プラットフォーム上の NetBackup とのリンク設定
        1.  
          AIX (64 ビット版) の手動リンク
        2.  
          HP Itanium (64 ビット版) の手動リンク
        3.  
          Linux x86 (64ビット版) の手動リンク
        4.  
          IBM pSeries または zSeries の手動リンク
        5.  
          Solaris x86 (64ビット版) の手動リンク
        6.  
          Solaris SPARC (64 ビット版) の手動リンク
  3. Oracle 管理者用の RBAC の構成
    1.  
      Oracle 管理者の RBAC の役割
  4. Oracle の検出とデータベースの管理
    1. Oracle の検出について
      1.  
        Oracle リポジトリの表示
      2.  
        Oracle クライアントの検出の構成
      3.  
        データベースの手動検出
      4.  
        プラガブルデータベースの手動検出
    2. Oracle データベースの管理
      1.  
        Oracle データベースの詳細の表示と編集
      2.  
        RMAN カタログとデータベースの関連付け
      3.  
        データベースからの RMAN カタログの削除
      4.  
        データベースの有効化または無効化
      5.  
        データベースまたはプラガブルデータベースの削除
      6.  
        手動によるデータベースの追加
      7.  
        Oracle インスタンスの手動での追加
      8.  
        Oracle インスタンスの詳細の編集
      9.  
        RAC インスタンスのコピー
      10.  
        Oracle インスタンスの削除
      11.  
        Oracle RAC インスタンスの負荷分散
    3.  
      RMAN カタログの管理
    4.  
      Data Guard の管理
  5. Oracle クレデンシャルの管理
    1.  
      Oracle クレデンシャルについて
    2.  
      NetBackup Credential Management での Oracle クレデンシャルタイプ
    3.  
      Oracle データベースまたは RMAN カタログのクレデンシャルの追加
    4.  
      指定したクレデンシャルの編集または削除
    5.  
      Oracle データベースまたは RMAN カタログのクレデンシャルの登録
    6.  
      データベースクレデンシャルの手動での検証
    7.  
      NetBackup 内での RAC を使用した Oracle ウォレットの構成
  6. Oracle ポリシーの構成
    1. NetBackup for Oracle の構成の準備
      1.  
        Oracle ポリシーの設定について
      2.  
        NetBackup SAN クライアントを使用する場合の Oracle ホームユーザー権限
      3.  
        Oracle のバックアップポリシー形式
      4.  
        [1 クライアントあたりの最大ジョブ数 (Maximum jobs per client)]の構成
    2. Oracle インテリジェントポリシー (OIP) について
      1.  
        Oracle インテリジェントポリシー (OIP) の作成
      2.  
        Oracle インテリジェントポリシーに対する Oracle データベースのアップグレードの影響
      3.  
        NetBackup for Oracle の自動バックアップスケジュール設定
      4.  
        Oracle インテリジェントポリシーを使用した NetBackup for Oracle スケジュールプロパティについて
      5.  
        Oracle インテリジェントポリシー - ストレージおよび保持
      6.  
        Oracle インテリジェントポリシープライマリサーバーの動作について
      7.  
        [インスタンスとデータベース (Instances and databases)]タブ
      8.  
        [バックアップ対象 (Backup selections)]タブ
      9.  
        [Oracle]タブ
      10.  
        Data Guard ポリシーの作成
      11.  
        OIP (Oracle インテリジェントポリシー) 用の bpstart_notify スクリプトと bpend_notify スクリプトの作成
      12.  
        クライアントの RMAN 入出力のログ記録
    3. スクリプトベースの Oracle ポリシーについて
      1.  
        新しいスクリプトベースの Oracle ポリシーの追加
      2.  
        ポリシー属性について
      3.  
        Oracle スクリプトベースポリシーのスケジュールプロパティ
      4.  
        スクリプトベースのポリシー (ストレージおよび保持)
      5.  
        ポリシーへのクライアントの追加
      6. Oracle ポリシーへのバックアップ対象の追加について
        1.  
          バックアップ対象リストへのスクリプトの追加
      7. 実行時環境の構成について
        1.  
          NetBackup for Oracle の Oracle RMAN 環境について
        2.  
          NetBackup for Oracle によって設定される環境変数について
        3.  
          RMAN SEND コマンドの変数について
        4.  
          UNIX システムの bp.conf ファイルについて
      8. シェルスクリプトの作成について
        1.  
          RMAN シェルスクリプト
        2. RMAN スクリプトの手動での作成について
          1.  
            NetBackup for Oracle のサンプルスクリプトについて
          2.  
            NetBackup for Oracle のサンプルスクリプトの使用
          3.  
            set duplex コマンドについて
        3.  
          シェルスクリプトの保存について
    4.  
      NetBackup for Oracle の NetBackup Client Service ログオンアカウントの設定
    5.  
      NetBackup for Oracle の構成設定のテスト
  7. Oracle のバックアップとリストアの実行
    1.  
      NetBackup for Oracle の使用の概要
    2.  
      RMAN リポジトリの保守作業
    3.  
      RMAN リポジトリに対する問い合わせ
    4. NetBackup for Oracle バックアップについて
      1.  
        NetBackup for Oracle シェルスクリプトの実行
      2.  
        RMAN の実行
    5.  
      bplist コマンドを使ったバックアップの表示
    6. 期限切れのバックアップイメージの管理
      1.  
        バックアップイメージの直接の期限切れの回避について
    7. NetBackup for Oracle のリストアについて
      1.  
        クライアントでの Oracle リカバリシェルスクリプトについて
      2.  
        RAC および Data Guard 対応インテリジェントポリシーでのカタログ名について
      3.  
        クライアントでの RMAN の実行
      4.  
        プロキシバックアップ用の Oracle のマルチストリームリストアについて
      5. 代替クライアントへのリダイレクトリストア
        1.  
          代替リストア用のプライマリサーバーの準備
        2.  
          RMAN を使用したリダイレクトリストアの実行について
        3.  
          例 - Oracle のリダイレクトリストアの実行
    8. Windows Server フェールオーバークラスタ (WSFC) での NetBackup for Oracle の使用
      1.  
        Windows での Oracle クラスタデータベースのバックアップについて
      2.  
        Windows でのデータベースインスタンスのオフライン化
      3.  
        Windows でのデータベースインスタンスのオンライン化
      4.  
        Windows クライアントでのユーザー主導のバックアップまたはリストア
  8. Oracle のクローン作成
    1.  
      Oracle データベースまたはプラガブルデータベースのクローンについて
    2.  
      Oracle クローンのためのカスタムの RBAC の役割の作成
    3.  
      Oracle データベースのクローン
    4.  
      プラガブルデータベースのクローンの作成
    5.  
      Data Guard 対応の OIP (Oracle インテリジェントポリシー) からのデータベースのクローン
    6.  
      NetBackup API の追加機能
  9. NetBackup Copilot for Oracle
    1.  
      Oracle Copilot について
    2.  
      共有を使った NetBackup Appliance での OIP 設定 (Oracle Copilot)
    3.  
      Oracle Copilot イメージからのインスタントリカバリポイントの作成 (NetBackup Appliance 共有)
    4.  
      Oracle Copilot インスタントリカバリのインスタントリカバリポイントの削除
    5. ユニバーサル共有を使った OIP の構成 (Oracle Copilot)
      1.  
        ユニバーサル共有を使用して Oracle Copilot を構成するときの推奨事項
      2.  
        ユニバーサル共有での Oracle Copilot に関連する問題のトラブルシューティング
    6.  
      Oracle Copilot ユニバーサル共有イメージからのインスタントアクセスマウントの管理
    7.  
      データベースの指定した時点へのリストア後、Oracle Copilot の共有をクリーンアップする
    8.  
      Oracle Copilot リカバリポイントまたはインスタントアクセスマウントから ASM ストレージへのシングルステップでのリストア
    9.  
      RMAN を使った、データファイルコピーから ASM ストレージへのリストアについて
  10. Oracle Copilot でのインスタントアクセス
    1. インスタントアクセス Oracle データベースを構成する場合の前提条件
      1.  
        インスタントアクセスのハードウェア構成の必要条件
    2.  
      インスタントアクセスマウントポイントを設定する前の考慮事項
    3.  
      ユニバーサル共有を使用した Oracle Copilot ポリシーを使用した Oracle データベースのバックアップ
    4.  
      インスタントアクセスマウントの構成
    5.  
      インスタントアクセスマウントのライブマウントの詳細の表示
    6.  
      Oracle インスタントアクセスバックアップの自動イメージレプリケーションの構成
    7.  
      インスタントアクセスマウントの削除
    8.  
      NetBackup for Oracle の用語
    9.  
      よく寄せられる質問
  11. Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle
    1. Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle について
      1.  
        プロキシコピー
      2.  
        NetBackup for Oracle のストリームベースの処理
      3.  
        NetBackup for Oracle のファイルベースの処理
    2. Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle の動作
      1.  
        NetBackup for Oracle のバックアップおよびリストア処理について
      2.  
        拡張バックアップ方式でサポートされるデータベースオブジェクト
      3.  
        NetBackup の複数ストリームについて
      4.  
        RMAN の複数のチャネル
      5.  
        新しい場所へのデータファイルのリストア
      6.  
        代替クライアントへのリダイレクトリストア
      7.  
        シンボリックリンクおよび raw データファイル (UNIX)
      8.  
        Quick I/O データファイル (UNIX)
      9.  
        RMAN の増分バックアップ
      10.  
        プロキシバックアップの例
    3. NetBackup for Oracle による Snapshot Client の構成について
      1.  
        NetBackup for Oracle のスナップショットバックアップの構成要件
      2.  
        NetBackup for Oracle のスナップショットポリシーの構成
      3.  
        共有を使用した NetBackup Appliance でのスナップショットポリシーの構成 (Oracle Copilot)
    4. スナップショットバックアップからの NetBackup for Oracle のリストア
      1.  
        NetBackup for Oracle スナップショットバックアップからの個々のファイルのリストアについて
      2. NetBackup for Oracle でのスナップショットロールバックを使用したボリュームおよびファイルシステムのリストアについて
        1.  
          スクリプトまたは RMAN コマンドを使用したスナップショットロールバックリストアの実行
        2.  
          NetBackup for Oracle で指定した時点への SnapVault バックアップからのロールバックリストアの実行 (UNIX)
    5. UNIX の NetBackup for Oracle Block Level Incremental バックアップの構成について
      1.  
        BLI と NetBackup for Oracle の連携方法 (UNIX)
      2.  
        Storage Checkpoint 機能と NetBackup for Oracle について
      3.  
        NetBackup for Oracle の BLI バックアップの構成要件
      4. NetBackup for Oracle を使用した BLI バックアップポリシーの構成
        1.  
          NetBackup for Oracle BLI バックアップ形式について
    6. Snapshot Client の影響について
      1.  
        Snapshot Client ソフトウェアがバックアップ形式にどのように影響するか
      2.  
        Snapshot Client ソフトウェアがスケジュールプロパティにどのように影響するか
      3.  
        Snapshot Client ソフトウェアがスクリプトにどのように影響するか
      4.  
        Snapshot Client を併用した Oracle の環境変数
    7. Replication Director の Oracle サポートについて
      1.  
        Replication Director を使った Oracle インテリジェントポリシーの設定
      2.  
        スクリプトベースの Oracle ポリシーの設定
  12. Oracle 用 NetBackup 直接重複排除
    1.  
      Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 プラグインについて
    2.  
      オペレーティングシステムおよびプラットフォームの互換性の確認
    3.  
      Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 プラグインをインストールする前に
    4.  
      Oracle データベースサーバーへの Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 プラグインのインストール
    5. Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 プラグインの使用
      1.  
        Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 プラグインの構成
      2.  
        Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 rman.cfg ファイルのパラメータ
      3.  
        外部認証局 (ECA) の構成
      4.  
        ECA msdp_app.cfg ファイルのパラメータ
      5.  
        Oracle RAC の構成
      6.  
        Oracle ストリームハンドラの無効化
      7.  
        MSDP サーバーに対して RMAN バックアップを直接実行する
      8.  
        MSDP ストレージサーバーから直接 RMAN リストアを実行する
      9.  
        Flex WORM で Oracle バックアップを NetBackup にインポートする SLP の作成
    6.  
      Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 プラグインのアンインストール
  13. トラブルシューティング
    1.  
      トラブルシューティング NetBackup for Oracle について
    2.  
      NetBackup for Oracle のトラブルシューティング手順について
    3.  
      NetBackup のデバッグログとレポート
    4.  
      デバッグログの手動での有効化 (Windows) (NetBackup for Oracle)
    5.  
      デバッグログの手動での有効化 (UNIX) (NetBackup for Oracle)
    6.  
      NetBackup for Oracle のログファイルについて
    7.  
      Windows クライアントのデバッグレベルの設定
    8.  
      UNIX クライアントのデバッグレベルの設定
    9.  
      RMAN ユーティリティのログについて
    10. RMAN のバックアップエラーまたはリストアエラーのトラブルシューティング
      1.  
        UNIX での RMAN スクリプトの確認
      2.  
        バックアップまたはリストアの各段階でのトラブルシューティング
    11.  
      Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle のトラブルシューティング
    12.  
      Error: Unable to re-create online log
    13.  
      大規模なデータベースのリストアにおけるタイムアウトエラーの最小化
    14.  
      データベースバックアップのテープのロードとアンロード回数の最小化
    15.  
      Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 プラグインのデバッグログの手動による有効化
  14. 付録 A. 重複排除のベストプラクティス
    1.  
      ストリームベースのプロキシコピー Oracle バックアップの最適化と重複排除
    2.  
      Oracle ストリームハンドラ
    3.  
      ストリームベースの Oracle バックアップの構成
    4.  
      ストリームベースのバックアップの RMAN スクリプトの例
    5.  
      プロキシコピーバックアップのための RMAN スクリプトの編集と NetBackup for Oracle の構成
    6.  
      プロキシコピーのバックアップの RMAN スクリプトの例
  15. 付録 B. SFRAC の Snapshot Client サポート
    1.  
      SFRAC の Snapshot Client サポートについて
    2.  
      SFRAC 環境の NetBackup の構成
    3.  
      バックアップ操作用の SFRAC 環境の構成
    4.  
      SFRAC 環境でのロールバックリストアの実行
    5.  
      SFRAC 環境での NetBackup のトラブルシューティング
  16. 付録 C. UNIX および Linux システムでの RMAN を使用しないスクリプトベースの Block Level Incremental (BLI) バックアップ
    1.  
      RMAN を使用しないスクリプトベースの Block Level Incremental (BLI) バックアップについて
    2.  
      BLI バックアップおよびリストア操作について
    3. RMAN を使用しない BLI バックアップのインストール要件の確認
      1.  
        ファイルシステムおよび Storage Checkpoint の領域管理
    4. スクリプトベースの BLI バックアップの NetBackup ポリシーの作成
      1.  
        BLI バックアップに必要なポリシーの数
      2.  
        BLI ポリシー属性について
      3.  
        BLI クライアントリストについて
      4.  
        BLI バックアップのバックアップ対象リスト
      5.  
        BLI バックアップポリシーのスケジュールについて
      6.  
        Oracle の BLI バックアップポリシーの例
      7.  
        [1 クライアントあたりの最大ジョブ数 (Maximum jobs per client)]グローバル属性の設定
      8.  
        BLI バックアップ方式について
      9. BLI バックアップの通知スクリプトの作成
        1.  
          BLI バックアップの POLICY_IN_CONTROL の識別
        2.  
          BLI スクリプトの Oracle 環境変数
        3.  
          その他のポリシーの BLI 通知スクリプトについて
        4.  
          setup_bli_scripts セッションのサンプル
    5. バックアップとリストアの実行
      1.  
        NetBackup for Oracle エージェント自動バックアップについて
      2.  
        NetBackup for Oracle の手動バックアップについて
      3.  
        Quick I/O ファイルのバックアップ
      4.  
        BLI バックアップイメージのリストア
      5.  
        NetBackup バックアップおよびリストアログについて
    6. バックアップエラーまたはリストアエラーのトラブルシューティングについて
      1.  
        バックアップとリストア操作の段階別のトラブルシューティング方法
      2.  
        NetBackup リストアとバックアップ状態コード
      3.  
        NetBackup のバックアップパフォーマンスの向上
      4.  
        BLI バックアップとデータベースのリカバリについて
  17. 付録 D. XML Archiver
    1. NetBackup for Oracle の XML エクスポートおよび XML インポート
      1.  
        NetBackup for Oracle の XML エクスポートおよび XML インポートのアーカイブ機能
      2.  
        XML エクスポートのアーカイブ処理
      3.  
        処理のシーケンス: XML エクスポートアーカイブ
      4.  
        XML インポートのリストア処理
      5.  
        処理のシーケンス: XML インポートのリストア
    2.  
      XML エクスポートパラメータファイルでユーザーが設定する環境変数について
    3. XML エクスポートのシェルスクリプトについて
      1.  
        XML エクスポートスクリプトの手動での作成
    4. XML エクスポートアーカイブの実行
      1.  
        クライアントでの NetBackup for Oracle XML エクスポートスクリプトの実行
      2.  
        クライアントでの Oracle ユーザーとしての bporaexp の実行
      3.  
        ディレクトリへの書き込みとストレージユニットへの書き込み
      4.  
        bporaexp パラメータについて
    5.  
      bporaimp パラメータを使った XML エクスポートアーカイブの表示
    6.  
      bplist を使った XML エクスポートアーカイブの表示
    7. XML エクスポートアーカイブのリストア
      1.  
        クライアントでの XML インポートスクリプトの実行
      2.  
        NetBackup for Oracle のクライアントでの bporaimp の実行
      3.  
        bporaimp パラメータについて
      4. 代替クライアントへの XML エクスポートアーカイブのリダイレクトリストアについて
        1.  
          bporaimp を使用した新規クライアントへの XML エクスポートアーカイブのリダイレクトリストア
        2.  
          例 - リダイレクトリストアでの bporaimp の使用
    8. XML エクスポートエラーまたは XML インポートエラーのトラブルシューティング
      1.  
        ログの確認によるエラーの原因の判断
      2.  
        XML エクスポートまたは XML インポートの各段階でのトラブルシューティング
    9.  
      その他の XML エクスポートおよび XML インポートのログ
  18. 付録 E. 承認を受けた場所の登録
    1.  
      NetBackup データベースのスクリプトベースポリシーで使用する承認を受けた場所の登録

bporaimp パラメータについて

NB_ORA_SERV および NB_ORA_CLIENT の各 NetBackup パラメータを使用して、NetBackup 実行時構成を指定します。指定しない場合、実行時構成変数の設定の優先度が使用されます。

一部のパラメータは、ストレージユニットに書き込む場合にだけ有効になります。その他のパラメータは、ディレクトリに書き込む場合にだけ有効になります。次の表の右端の列に記載されている「ストレージユニット」または「ディレクトリ」は、その行のパラメータが、ストレージユニットまたはディレクトリのどちらへの書き込みに適用されるかを示します。ディレクトリへの書き込み時に認識されるパラメータは、ストレージユニットへの書き込み時には無視されます。

表: bporaimp パラメータおよびデフォルト値 は、bporaimp (一部のプラットフォームでは bporaimp64) パラメータとデフォルト値を説明します。

表: bporaimp パラメータおよびデフォルト値

パラメータ

必須

デフォルト

説明

対象となる場所

ARCHIVE_DATE_FROM

N

デフォルト値なし

必要に応じて、インポートされるアーカイブの開始日付を指定します。範囲を指定するには、ARCHIVE_DATE_TO とともに使用します。使用しない場合、最新のアーカイブがインポートされます。使用された範囲に 1 つ以上のアーカイブが存在する場合、範囲内の最新のアーカイブが使用されます。日付形式は、mm/dd/yyyy [hh:mm:ss] です。

ストレージユニット

ARCHIVE_DATE_TO

N

デフォルト値なし

必要に応じて、インポートされるアーカイブの終了日付を指定します。範囲を指定するには、ARCHIVE_DATE_FROM とともに使用します。使用しない場合、最新のアーカイブがインポートされます。使用された範囲に 1 つ以上のアーカイブが存在する場合、範囲内の最新のアーカイブが使用されます。日付形式は、mm/dd/yyyy [hh:mm:ss] です。

ストレージユニット

BFILE_DIRECTORY

Y (インポートされる表に BFILE 列が含まれる場合)

デフォルト値なし

インポートされる BFILE 列の出力を格納するディレクトリを指定します。Oracle の CREATE DIRECTORY コマンドを使用して、Oracle に DIRECTORY を作成できます。ディレクトリ名は、エクスポートファイルで使用された名前と同じである必要があります。

ディレクトリ

COMMIT

N

N

各配列を挿入した後に bporaimp をコミットするかどうかを指定します。配列のサイズは、ROW_BUFFER で指定します。デフォルトでは、bporaimp は各表をロードした後にのみコミットされ、エラーが発生した場合は、次のオブジェクトを続行する前にロールバックを実行します。

ディレクトリ

DIRECTORY

N

デフォルト値なし

必要に応じて、bporaimp ユーティリティの入力を格納するディレクトリを指定します。

ディレクトリ

FROMUSER

N

デフォルト値なし

必要に応じて、複数のユーザーの表を含むアーカイブから、インポートするユーザーのカンマで区切られたリストを指定します。指定しない場合、すべての表がインポートされます。

ディレクトリ

HELP

N

N

ヘルプメッセージを bporaimp パラメータの説明とともに表示します。

ディレクトリ

IGNORE_ROWS

N

N

空ではない表に行を挿入するかどうかを指定します。デフォルトでは、表は空の状態で存在しています。空でない場合、IGNORE_ROWS = N を指定すると、エラーが報告され、表に行が挿入されずにスキップされます。IGNORE_ROWS = Y を指定すると、ログファイルにエラーが報告され、行が挿入されます。

IGNORE_ROWS = Y でプライマリキーの制約違反などのエラーが発生すると、COMMIT = N の場合はデータが挿入されません。COMMIT = Y の場合は、行の配列 (ROW_BUFFER で指定されたサイズ) は挿入されませんが、bporaimp が追加の行配列をエクスポートされた順序で処理します。プライマリキーの制約を違反していないすべての行を挿入するには、COMMIT = YROW_BUFFER = 1 および IGNORE_ROWS = Y に設定します。

ディレクトリ

KEYWORD

N

デフォルト値なし

必要に応じて、リストアファイルからアーカイブを検索する場合に使用する NetBackup のキーワード句を指定します。

ストレージユニット

LIST

N

N

LIST = Y に設定すると、NetBackup カタログを検索し、利用可能なアーカイブが一覧表示されます。LIST = Y の場合、データはインポートされません。

ストレージユニット

LOG

N

デフォルト値なし

必要に応じて、情報メッセージやエラーメッセージを受け取るファイル名を指定します。このパラメータを指定すると、メッセージはログファイルに記録されますが、端末には表示されません。

ディレクトリ

NAME

Y

デフォルト値なし

プライマリ XML スキーマファイルの名前です。LIST = N の場合、このパラメータは必須です。

ディレクトリ

NB_ORA_SERV

N

デフォルトプライマリサーバー

必要に応じて、NetBackup プライマリサーバーの名前を指定します。

ストレージユニット

NB_ORA_CLIENT

N

デフォルトのクライアント

必要に応じて、NetBackup for Oracle クライアントの名前を指定します。

ストレージユニット

RESTORE_SCHEMA_ONLY

N

N

RESTORE_TO_DIRECTORY とともに使用して、XML スキーマファイルをディレクトリのみにリストアします。

ストレージユニット

RESTORE_TO_DIRECTORY

N

デフォルト値なし

必要に応じて、bporaimp ユーティリティの出力を格納するディレクトリを指定します。使用する場合、XML データは解析されず、Oracle に挿入されます。

ストレージユニット

ROW_BUFFER

N

1000

行を挿入するときに使用するバッファサイズを行数で指定します。LONG 列または LOB 列を含む表は、一度に 1 行挿入されます。最大値は 32767 です。

ディレクトリ

TABLES

N

デフォルト値なし

必要に応じて、インポート対象の表名、ビュー名およびパーティション名のリストを指定します。使用しない場合、アーカイブのすべてのオブジェクトがインポートされます。オブジェクトはすでに存在している必要があり、USERID はオブジェクトで INSERT 権限を持っている必要があります。オブジェクト名には所有者名を使用できません。FROMUSER パラメータは、特定の所有者を指定する場合に使用します。パーティション名を指定すると、エクスポートされたパーティションのみが表示され、ターゲットの表のスキーマのパーティションに従って行が挿入されます。エクスポートにパーティションが含まれ、かつインポートでそれらが指定されない場合、すべての行が挿入されます。

ディレクトリ

TOUSER

N

デフォルト値なし

必要に応じて、インポート先のユーザーのカンマで区切られたリストを指定します。FROMUSER パラメータとともに使用して、表の所有者を変更できます。TOUSER Oracle アカウントはすでに存在している必要があり、USERID は存在している表で INSERT 権限を持っている必要があります。

ディレクトリ

USERID

Y

デフォルト値なし

インポートを開始するユーザー名とそのパスワード (および任意の接続文字列) を指定します。接続文字列を指定しない場合、ORACLE_SID 環境変数が使用されます。

ディレクトリ