NetBackup IT Analytics リリースノート

Last Published:
Product(s): NetBackup IT Analytics (11.4)
  1. はじめに
    1.  
      NetBackup IT Analytics 11.4 について
  2. パッチリリース
    1. パッチリリース: NetBackup IT Analytics
      1.  
        11.4.11 パッチリリースノート
      2.  
        11.4.10 パッチリリースノート
      3.  
        11.4.09 パッチリリースノート
      4.  
        11.4.08 パッチリリースノート
      5.  
        11.4.07 パッチリリースノート
      6.  
        11.4.05 パッチリリースノート
      7.  
        11.4.04 パッチリリースノート
      8.  
        11.4.03 パッチリリースノート
      9.  
        11.4.02 パッチリリースノート
      10.  
        11.4.01 パッチリリースノート
  3. 新機能
    1.  
      OpsCenter 移行 (パッチ 11.3.04)
    2.  
      MFA 対応の Veritas Flex Appliance からのデータの収集
    3.  
      [レポート (Reports)]タブの UI の強化
    4.  
      Backup Manager 管理レポートのスコープ選択にポリシー形式フィルタを追加
    5.  
      HPE StoreOnce の新しいポリシー - Gen 4
    6.  
      新しいアラートとレポート
    7.  
      [クライアントの概略 (Client Summary)]レポート (パッチ 11.4.02)
    8.  
      NetBackup ジョブ完了アラートルール (パッチ 11.4.03)
    9.  
      HPE Nimble と HP 3PAR (パッチ 11.3.05)
    10.  
      HPE StoreOnce による Gen 3 のサポート (パッチ 11.3.05)
    11.  
      [収集状態 (Collection Status)]ページの機能強化 (パッチ 11.4.04)
    12.  
      生成を必要としないレポートのエクスポートまたは電子メール送信 (パッチ 11.4.04)
    13.  
      ExaGrid のバックアップ用階層型バックアップストレージ (パッチ 11.4.07 および 11.5.01)
  4. サポートされているシステム
    1.  
      ポータルのサポート対象オペレーティングシステム
    2.  
      Data Collector のサポート対象オペレーティングシステム
    3. サポート対象ブラウザとディスプレイの解像度
      1.  
        Linux ポータルサーバー: エクスポートおよび電子メールで送信されるレポート
  5. インストールとアップグレード
    1.  
      ポータルインストールのメモリ要件
    2.  
      パフォーマンスプロファイルと送信されるデータ
  6. 修正された問題
    1.  
      概要
    2.  
      修正された問題
  7. 既知の問題と最適化
    1.  
      既知の問題
    2.  
      最適化: 大規模な収集のための Linux ファイルハンドル設定のカスタマイズ
    3.  
      ライフサイクル終了 (EOL)

最適化: 大規模な収集のための Linux ファイルハンドル設定のカスタマイズ

特定の環境では、パフォーマンスを向上させるため、または多数のデータ収集ポリシーに対応するために最適化が必要になることがあります。

Linux では、メモリの一部がファイルハンドル用に指定されます。これは、一度に開けるファイル数を決定するために使用されるメカニズムです。デフォルト値は 1024 です。大規模な収集ポリシー環境の場合、コレクタがオープンされたファイルハンドル制限を超えないように、この数を 8192 まで増やす必要がある場合があります。大規模環境とは、20 個以上の TSM インスタンスや 20 台以上の一意のアレイなど、20 以上のサブシステムから収集するコレクタとして位置付けられます。

ファイルハンドルの数を変更するには、次の手順を実行します。

  1. Linux データコレクタサーバーで、/etc/security/limits.conf を編集し、ファイルの最後に次の行を追加します。

    root soft nofile 8192
    root hard nofile 8192
  2. 一度ログアウトし、root として再度ログインし、次のコマンドを実行してすべての値が 8192 に設定されていることを確認します。

    ulimit -n
    ulimit -Hn
    ulimit -Sn
    
  3. データコレクタを再起動します。