NetBackup IT Analytics リリースノート

SC-60476

HP3PAR Data Collector ポリシーの子スレッドに関する問題を解決しました。NetBackup IT Analytics にエラーが表示され、オフラインのホストや非アクティブなホストのデータの保持に失敗していました。

SC-56326 / SC-56400 / SC-60322

［Veritas NetBackup Data Collector ジョブの詳細 (Veritas NetBackup Data Collector Job Details)］精査が強化され、重複排除の詳細が保持されるようになりました。詳細には、ストレージサーバー名、ストレージサーバー形式、スキャン済み、送信済み CR、FC で送信される CR、重複排除による領域の節約、圧縮による領域の節約があります。

詳細は、SQL ビュー apt_v_nbu_dedup_job_details で参照できます。

SC-59458

［セキュリティの詳細 (Security Details)］精査の問題を解決しました。データが収集されず、精査で警告メッセージが表示されていました。

詳しくは、『Backup Manager 向け NetBackup IT Analytics Data Collector インストールガイド』の「Veritas NetBackup のインストール前の設定」の「Veritas NetBackup Data Collector ポリシーの追加」セクションを参照してください。

SC-60321

［HP Data Protector セッション (HP Data Protector Session)］精査の問題を解決しました。この精査が、ポータルのバージョン 11.3.03 へのアップグレード後に機能していませんでした。

SC-60538

［HP Data Protector セッション (HP Data Protector Session)］精査の問題を解決しました。HP Data Protector セッションの完了までに 6 時間よりも長くかかる場合、現在の実行が完了する前にセッションの精査の新しい実行が開始されていました。そのため、複数のセッション収集が並行して実行されていました。

この修正により、精査の実行が完了した後にのみ HP Data Protection サーバーの新しい収集が開始されます。

SC-60882

API を使用した［バックアップポリシー (Backup Policies)］精査の問題を解決しました。データコレクタが API 要求を使用してデータを要求したときに、大量のデータが原因で要求がタイムアウトしていました。

SC-50163

［データ収集パフォーマンスの概略 (Data Collection Performance Summary)］レポートの問題を解決しました。SDK DP 製品でドリルダウンして［データ収集パフォーマンスの詳細 (Data Collection Performance Details)］レポートを表示する際に、NetBackup IT Analytics で実行期間の表示に失敗していました。

SC-59247

テーブル形式のレポートをグラフ形式に変換したときに発生する問題を解決しました。NetBackup IT Analytics で空白のドリルダウンレポートが表示されていました。

SC-60307

［異常の概略 (Anomalies Summary)］レポートの問題を解決しました。レポートのスコープで定義されていないクライアントがレポートに表示されていました。

SC-60555

API を使用したレポート実行に関する問題を解決しました。API のページサイズパラメータを NetBackup IT Analytics のデフォルトの設定済みページサイズより大きい値に設定して、NetBackup IT Analytics でレポートを実行すると、API のページサイズ設定ではなくポータルのページサイズ設定が考慮されていました。現在は、API のページサイズ設定がデフォルトであるポータルのページサイズ設定よりも優先されます。

SC-19434

NetBackup IT Analytics が強化され、新しいアラート［NetBackup 利用可能なメディア不足 (NetBackup Low Media available)］が追加されました。このアラートは、OpsCenter アラートの［利用可能なメディア不足 (Low Available Media)］と同等です。

詳しくは、『NetBackup IT Analytics OpsCenter 移行』の「OpsCenter - NetBackup IT Analytics アラートマッピング」セクションを参照してください。

SC-19459

NetBackup IT Analytics が強化され、新しいアラート［NetBackup クリーニングテープなし (NetBackup No Cleaning Tape)］が追加されました。このアラートは、OpsCenter アラートの［クリーニングテープなし (No Cleaning Tape)］と同等です。

詳しくは、『NetBackup IT Analytics OpsCenter 移行』の「OpsCenter - NetBackup IT Analytics アラートマッピング」セクションを参照してください。

SC-51593

精査の状態をデータベースに保持するメカニズムの改善により、NetBackup IT Analytics が強化されました。

SC-59126

OpsCenter 移行のナレッジベース記事が、NetBackup IT Analytics オンラインヘルプで更新とともに利用可能になりました。

OpsCenter 移行 (パッチ 11.3.04)を参照してください。

SC-59432

Upgrade Manager のアップグレードで Data Collector のアップグレードに失敗する問題を解決しました。この問題は、ポータルをバージョン 11.2.xx から 11.3 にアップグレードしたときに発生していました。

SC-59491

File Analytics データ収集の実行時の問題を解決しました。実行の際、ファイルは fa.root 属性で設定されたドライブではなく、C ドライブで収集されていました。

SC-59548

ポータルのバージョン 11.3.02 へのアップグレード中の問題を解決しました。データコレクタが HTTPS に対して構成されているが、アップグレード中に自動的に HTTP に対して再構成されたことによって、この問題が発生していました。

SC-59586

複数の Brocade スイッチが同じ接続を使用する問題を解決しました。この問題では、データ収集の中断またはブロックにより、接続が阻害または干渉されていました。

SC-59595

Networker ポリシーの問題を解決しました。API と Networker の間にタイムゾーン値の不一致があり、そのため、ジョブの実行でエラーが発生していました。

Networker は、serverConfig API からのタイムゾーンを処理対象と見なすようになりました。

SC-59800

DISK_POOL_ID や STORAGE_SERVER_ID などのジョブの詳細をデータベースに保持する問題を解決しました。

SC-59990

NetBackup IT Analytics で［プリンシパルスイッチがファブリックにありません (Principal switch missing in the fabric)］警告メッセージが表示される、［Brocade スイッチ (Brocade Switch)］のデータ収集の問題を解決しました。

SC-60021

［ランサムウェアのスコアカード (Ransomware Scorecard)］レポートの問題を解決しました。以下のデータ項目の結果やスコア、リスクが生成されていませんでした。

容量不足で潜在的なバックアップ失敗の原因となるバックアップ先がありますか? (Are there any backup destinations that might run out of space and cause potential backup failures?)

SC-60218

SDK ベースのストレージ製品の問題を解決しました。代替の収集でアレイの IP アドレスがデータベースから削除されていました。

SC-60573

［アレイの詳細 (Array Details)］精査の実行中にデータベースの重複した行が保持される問題を解決しました。