Veritas InfoScale™ Operations Manager 8.0.2 リリースノート
- このリリースの概要
- システムの必要条件
- ソフトウェアの制限事項
- 既知の問題
- Management Server の問題
- 管理対象ホストの問題
- Storage Insight Add-on の問題
- Virtual Business Service の問題
- Storage Insight SDK Add-on の問題
- Fabric Insight Add-onの問題
- アプリケーション移行アドオンの問題
- その他の問題
- Management Server の問題
- 付録 A. サポート情報
VRTSsfmh パッケージでの壊れた AT pem ファイルのため、XPRTLD デーモンが Veritas InfoScale Operations Manager の起動時に失敗する(2145925)
AT pem ファイル(VRTSsfmh
パッケージの証明書ファイル)が壊れている場合、XPRTLD デーモンは Veritas InfoScale Operations Manager の起動時に失敗します。
回避策:
UNIX で壊れた AT pem ファイルを修復するには
- 次のコマンドを使って XPRTLD デーモンを停止します。
/opt/VRTSsfmh/adm/xprtldctrl stop
- 次のコマンドを使って、ディレクトリ
/var/VRTSat_lhc/
内のファイルをすべて削除します。#cd /var
rm -rf /var/VRTSat_lhc/*
- 次のコマンドを使って、
/var/VRTSat/.VRTSat/profile/certstore/
ディレクトリにあるクレデンシャルをバックアップします。mv /var/VRTSat/.VRTSat/profile/certstore/*.0 /tmp/backupcreds/
- このディレクトリで、次のコマンドを使って pem ファイルを削除します。
rm /var/VRTSat/.VRTSat/profile/certstore/keystore/PubKeyFile.pem
rm /var/VRTSat/.VRTSat/profile/certstore/keystore/PrivKeyFile.pem
- 次のコマンドを使って、実行しているすべての共有ブローカープロセスを再起動します。
/opt/VRTSat/bin/vxatd
- 次のコマンドを使って、ローカルホストを認証し、自己署名証明書を作成します。
export EAT_HOME_DIR=/opt/VRTSsfmh
export EAT_DATA_DIR=/var/opt/VRTSsfmh/sec
cd $EAT_HOME_DIR/bin
./vssat authenticate -d localhost
- 次のコマンドを使って XPRTLD デーモンを開始します。
/opt/VRTSsfmh/adm/xprtldctrl start
Windows で壊れた AT pem ファイルを修復するには
- 次のコマンドを使って XPRTLD デーモンを停止します。
net stop xprtld
- 次のディレクトリのすべてのファイルを削除します。
%ALLUSERSPROFILE%\Application Data\VERITAS\Security\Authentication\VRTSat_lhc
- 次のディレクトリにあるクレデンシャルのバックアップを作成します。
AT_PROFILE_DIR\certstore\* c:\temp\*
AT プロファイルディレクトリは次の場所から取得できます。
64 ビット Windows の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\VERITAS\Security\Authentication\Credential Manager\Profiles\SYSTEM\ ProfileDir
32 ビット Windows の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Veritas\Security\Authentication\Credential Manager\Profiles\SYSTEM\ProfileDir
- 次の pem ファイルを削除します。
- 次のコマンドを使って、実行しているすべての共有ブローカープロセスを再起動します。
sc stop vrtsat
sc start vrtsat
- 次のコマンドを使って、ローカルホストを認証し、自己署名証明書を作成します。
set EAT_HOME_DIR=%PROGRAMFILES%\VERITAS\VRTSsfmh
set EAT_DATA_DIR=%ALLUSERSPROFILE%\Symantec\VRTSsfmh\sec
cd %EAT_HOME_DIR%\bin
vssat authenticate -d localhost
- 次のコマンドを使って XPRTLD デーモンを開始します。
net start xprtld