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NetBackup™ Snapshot Manager for Cloud インストールおよびアップグレードガイド

Last Published: 2025-02-18

Product(s): NetBackup (10.5.0.1)

アップグレードのシナリオ

次の表に、NetBackup Snapshot Manager のアップグレードのシナリオを示します。

メモ:

NetBackup バージョン 10.4 以降の場合、NetBackup (プライマリ、メディア) サーバーと NetBackup Snapshot Manager のバージョンは同じレベルである必要があります。アップグレード中に、最初に NetBackup Snapshot Manager をアップグレードしてから NetBackup サーバーをアップグレードします。

メモ:

NetBackup Snapshot Manager が Azure Marketplace 経由でインストールされている場合は、NetBackup Snapshot Manager を Azure Marketplace 経由でアップグレードすることをお勧めします。詳しくは、『Azure クラウドでの NetBackup™ マーケットプレイス配備』ガイドの Snapshot Manager のアップグレードに関するセクションを参照してください。

表: アップグレードのシナリオ

シナリオ	説明	処理
NetBackup バージョン 10.5 へのアップグレード	NetBackup を 10.3 以降にアップグレードする場合 (すべての NetBackup Snapshot Manager サーバーのアップグレードを含む)	このアップグレードのプロセスは次のとおりです。メンテナンスのため、NetBackup Web UI で NetBackup Snapshot Manager サーバーを無効にします。 NetBackup Snapshot Manager サーバーを NetBackup 9.1.x から NetBackup 10.x にアップグレードします。 NetBackup Snapshot Manager サーバーを NetBackup 10.x から NetBackup 10.5 にアップグレードします。 NetBackup Web UI で NetBackup Snapshot Manager サーバーを有効にします。 NetBackup サーバーを 8.3.x から直接 10.5 にアップグレードします。ストレージユニットで構成されている場合は、メディアサーバーを 10.5 にアップグレードします。メモ: 1 台以上の NetBackup Snapshot Manager サーバーをアップグレードしない場合は、NetBackup Web UI を使用してこれらのサーバーを無効にする必要があります。この場合、無効にした NetBackup Snapshot Manager サーバーに関連付けられている資産は NetBackup で保護できません。メモ: Snapshot Manager をアップグレードした後も、Snapshot Manager に対して証明書が発行されていない場合は、次の手順を実行します。 tpconfig -update -snapshot_manager <snapshot_manager_name> -snapshot_manager_user_id <username> -manage_workload <workload>
NetBackup Snapshot Manager のみをバージョン 10.3 以降にアップグレード	NetBackup Snapshot Manager サーバーのみを 10.3 以降にアップグレードし、NetBackup は 10.3 以降にアップグレードしない場合。	NetBackup Snapshot Manager と NetBackup のバージョン間の非互換性をサポートする EEB (Emergency Engineering Binary) を入手するには、ベリタステクニカルサポートにお問い合わせください。 NetBackup Snapshot Manager サーバーを無効にします。 NetBackup プライマリサーバーと関連付けられているメディアサーバーに EEB パッチを適用します。 NetBackup Snapshot Manager をアップグレードします。次に、NetBackup Snapshot Manager サーバーを有効にします。パッチまたは Hotfix を使用した NetBackup Snapshot Manager のアップグレードを参照してください。メモ: `flexsnap_configure` CLI を使用して Snapshot Manager をアップグレードした後も、Snapshot Manager に対して証明書が発行されていない場合は、次の手順を実行します。 tpconfig -update -snapshot_manager <snapshot_manager_name> -snapshot_manager_user_id <username> -manage_workload <workload>
NetBackup Snapshot Manager のみをバージョン 10.3 以降にアップグレード	NetBackup Snapshot Manager のみをバージョン 10.3 以降にアップグレードする予定だったが、オンホストエージェントと NetBackup Snapshot Manager 拡張機能をアップグレードしなかった場合。	オンホストエージェントのバージョンを 10.3 以降に更新します。 NetBackup Snapshot Manager 拡張機能をバージョン 10.3 以降に更新します。 NetBackup Snapshot Manager とオンホスト/NetBackup Snapshot Manager 拡張機能のバージョン間の非互換性をサポートする場合は、ベリタステクニカルサポートにお問い合わせください。メモ: 上記の推奨処置は「 NetBackup Snapshot Manager における RabbitMQ の認証回避の脆弱性」のセキュリティアドバイザリに基づいています。
VM ベースの NetBackup Snapshot Manager の Kubernetes 配備への移行	VM ベースの NetBackup Snapshot Manager を管理対象 Kubernetes クラスタに移行する場合。	手順について詳しくは、『Kubernetes クラスタ向け NetBackup™ 配備ガイド』の「NetBackup Snapshot Manager の移行とアップグレード」セクションを参照してください。
RHEL での NetBackup Snapshot Manager の移行とアップグレード	RHEL 8.6 または 8.4 での NetBackup Snapshot Manager の移行とアップグレードを行う場合	NetBackup Snapshot Manager の移行とアップグレードを参照してください。

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