Veritas NetBackup for PostgreSQL 管理者ガイド
NetBackup for PostgreSQL Agent について
NetBackup for PostgreSQL Agent は、NetBackup の機能を拡張したもので、PostgreSQL データベースのバックアップとリストアを行います。NetBackup for PostgreSQL Agent は、NetBackup クライアントにあり、スタンドアロン設定での操作をサポートします。このエージェントは、PostgreSQL バージョン 9 以降をサポートします。
このエージェントは、さらに以下もサポートします。
バックアップの検証。
バックアップとリストアの問い合わせ。
カタログファイルからのバックアップ情報の削除
リストアのリダイレクト。
メモ:
PostgreSQL エージェントと NetBackup が、正常に行われたバックアップ操作およびリストア操作のバージョンと同じであることを確認します。
NetBackup for PostgreSQL Agent は、nbpgsql.conf
ファイルからパラメータを読み込み、操作を開始します。nbpgsql.conf
ファイルには、各操作を実行するために、nbpgsql コマンドに設定する必要があるパラメータが含まれています。
エージェントは、PostgreSQL データベースと通信してスナップショットを作成します。Windows 用のボリュームシャドウコピーサービス (VSS)、または Linux 用の LVM (Logical Volume Manager) は、PostgreSQL データベースのスナップショットを作成します。
エージェントはその後、NetBackup XBSA インターフェースを介して、サーバー名、ポリシー、およびスケジュール形式情報を更新します。NetBackup マスターサーバーは、NetBackup クライアントに接続して、保護対象のデータをバックアップまたは取得します。
エージェントは、スナップショットをマウントし、ファイルをコピーし、NetBackup XBSA インターフェースにそれを送信します。NetBackup XBSA インターフェースは、NetBackup メディアサーバーが管理する、マウントされたメディアまたはディスクストレージにこのデータを書き込みます。
表: NetBackup for PostgreSQL の構成ファイル に、構成ファイルを示します。これらのファイルには、各操作について指定する必要があるパラメータが含まれています。
表: NetBackup for PostgreSQL の構成ファイル
コンポーネント |
説明 |
---|---|
|
詳しくは、nbpgsql.conf 構成ファイルを参照してください。を参照してください。 |
|
詳しくは、リストアのリカバリを参照してください。を参照してください。 |
|
詳しくは、PostgreSQL のバックアップについてを参照してください。を参照してください。 |
|
詳しくは、パスワードの認証 を参照してください。を参照してください。 |
|
詳しくは、パスワードの認証 を参照してください。を参照してください。 |
メモ:
パラメータは、操作を実行する前に nbpgsql.conf
ファイル内で設定するか、nbpgsql コマンドラインで指定できます。優先されるのはコマンドラインのパラメータです。