Veritas NetBackup for PostgreSQL 管理者ガイド
PostgreSQL バックアップの実行
このトピックでは、バックアップの前提条件を示し、バックアップを実行する手順を説明し、NetBackup からバックアップをスケジュール設定するための情報を提供します。
バックアップを実行する前に、次の前提条件を満たしていることを確認します。
PostgreSQL エージェントと NetBackup のバージョンが同じであることを確認します。NetBackup を新しいバージョンにアップグレードする場合は、エージェントのバージョンもアップグレードする必要があります。
(Windows) 環境変数で
NetBackup\bin
ディレクトリを設定します。例:
Path =C:\Program Files\Veritas\Netbackup\bin
(Windows) ユーザー環境変数で
PostgreSQL\bin
ディレクトリを設定します。例:
Path=C:\Program Files\PostgreSQL\bin
(Linux) シンボリックリンク: シンボリックリンクがない場合は、シンボリックリンク
libpq.so
(有効なlibpq so.<n>
を指す) を作成します。n
は PostgreSQL ライブラリバージョンです。詳しくは、NetBackup for PostgreSQL Agent のインストール後の要件を参照してください。を参照してください。
nbpgsql.conf
ファイルで次のパラメータを設定します。DB_USER
DB_PORT
MASTER_SERVER_NAME
POLICY_NAME
SCHEDULE_NAME
(Linux) PGSQL_LIB_INSTALL_PATH
(Linux) SNAPSHOT_SIZE
archivedir
ディレクトリを作成し、postgresql.conf
ファイルで次のパラメータを設定します。wal_level = archive
archive_mode = on
archive_timeout =0
statement_timeout=0
メモ:
時間はミリ秒単位で追加します。推奨時間は 30,000 ミリ秒 (30 秒) です。
archive_command について次の変更を指定します。
(Windows) 'copy ' "%p" "C:\\archivedir\\%f"'
(Linux) test! -f <archive_path>/%f&&cp%p <archive_path>/%f
(Linux)
archivedir
ディレクトリの作成後、PostgreSQL ユーザーのグループと所有権を変更します。PostgreSQL サービスを再起動します。
DataStore ポリシーを使用した PostgreSQL バックアップの構成
詳しくは、DataStore ポリシーを使用した PostgreSQL バックアップの構成を参照してください。を参照してください。
インストールの前提条件とインストール後の必要条件を確認します。
詳しくは、NetBackup for PostgreSQL Agent のインストールの前提条件を参照してください。を参照してください。
詳しくは、NetBackup for PostgreSQL Agent のインストール後の要件を参照してください。を参照してください。
バックアップを実行するには
- 次のコマンドを実行します。
nbpgsql -o backup
-S master_server
-p policy_name
-s schedule_name
(Linux)-z snapshot_size
(Linux)-l postgresql_library_path
[-portnum db_port]
[-u dbuser]
- (オプション) コマンドラインでパスワードの入力を求められたら、データベースパスワードを入力します。NetBackup がデータベースに接続し、バックアップを開始します。
メモ:
PostgreSQL エージェントと NetBackup が、正常に行われたバックアップ操作およびリストア操作のバージョンと同じであることを確認します。
PostgreSQL バックアップのスケジュール設定は、DataStore ポリシーを使用してバックアップスクリプトを呼び出すことで、NetBackup 管理コンソールから実行できます。
詳しくは、https://www.veritas.com/support/en_US/article.100041371 を参照してください。