NetBackup™ リリースノート
- NetBackup 10.4 について
- 新機能、拡張機能および変更
- NetBackup 10.4 の新機能、変更点、拡張機能
- 操作上の注意事項
- NetBackup のインストールとアップグレードの操作上の注意事項
- NetBackup の管理と一般的な操作上の注意事項
- NetBackup 管理インターフェースの操作上の注意事項
- NetBackup Bare Metal Restore の操作上の注意事項
- NetBackup クラウドオブジェクトストアの作業負荷の操作上の注意事項
- NetBackup Snapshot Manager (以前の NetBackup CloudPoint)
- NetBackup データベースとアプリケーションエージェントの操作上の注意事項
- NetBackup NAS の操作上の注意事項
- NetBackup for OpenStack の操作上の注意事項
- NetBackup の国際化と日本語化の操作に関する注意事項
- 付録 A. NetBackup ユーザーの SORT について
- 付録 B. NetBackup のインストール要件
- 付録 C. NetBackup の互換性の要件
- 付録 D. 他のNetBackup マニュアルおよび関連マニュアル
NetBackup for Microsoft SQL Server の新機能および変更点
このリリースでは、以下の機能が利用可能で、更新が加えられています。
読み取り不可能なセカンダリレプリカのバックアップに関する追加サポート。プライマリのポート番号を NetBackup に指定するには、追加の構成が必要です。hostProperties API エンドポイントを使用してこの設定を実行する方法について詳しくは、『NetBackup Web UI Microsoft SQL Server 管理者ガイド』を参照してください。または、
MSSQL_CONFIG_LIST
オプションについて詳しくは、『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』を参照してください。NetBackup for SQL Server のジョブ操作での RBAC の追加サポート。SQL Server 資産に対する権限をユーザーに付与して、SQL Server の個々のジョブを表示できるようにすることができます。ジョブを再起動およびキャンセルする機能は、親ジョブで利用可能です。たとえば、可用性グループやデータベースインスタンスに対する場合です。
NetBackup 10.4 に更新された SQL Server クライアントに対する Microsoft ODBC ドライバリリース 18 での暗号化接続の使用のサポート (暗号化は旧バージョンのクライアントではサポートされません)。次のデフォルト設定が適用されます。
NetBackup による ODBC 接続の暗号化。
ターゲット SQL Server インスタンスの証明書を信頼。
利用可能な最も古いドライバを使用するように ODBC ドライバを構成。
VMware ポリシーまたは保護計画で SQL Server の完全バックアップ (コピーのみのバックアップではない) をサポートする [T-SQL スナップショットを有効化する (Enable T-SQL snapshots)]オプションを追加。このバックアップは、SQL Server の増分バックアップとトランザクションログバックアップの基礎とすることができます。これにより、SQL Server ポリシーで完全バックアップを個別に行う必要がなくなります。
NetBackup MS SQL Client からの再開オプション[作業を保存し、失敗した時点からやりなおす (Save work and restart at the point of failure)]の削除。バッチファイルの
MAXRESTARTSETS
キーワードは有効ではなくなりました。