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NetBackup™ for OpenStack 管理者ガイド

Last Published: 2023-12-28

Product(s): NetBackup (10.3)

NetBackup for OpenStack パラメータを設定するための globals.yml の編集

/etc/kolla/globals.yml ファイルを編集して NetBackup for OpenStack バックアップターゲットとビルドの詳細を構成します。NetBackup for OpenStack 関連のパラメータは、globals.yml ファイルの最後にあります。NetBackupOpenStack タグ、バックアップターゲットの種類、バックアップターゲットの詳細などの情報を構成する必要があります。

編集できるパラメータのリストを次に示します。

表: globals.yml パラメータ

パラメータ	説明
NetBackupOpenStack_tag	コンテナタグ。
horizon_image_full	デフォルトでは、NetBackup for OpenStack Horizon コンテナは配備されません。このパラメータのコメントを解除して、Openstack Horizon コンテナの代わりに NetBackup for OpenStack コンテナを配備します。
NetBackupOpenStack_docker_username	NetBackup for OpenStack のデフォルト Docker ユーザー。(読み取り権限のみ)
NetBackupOpenStack_docker_password	NetBackup for OpenStack のデフォルトの Docker ユーザーのパスワード。
NetBackupOpenStack_docker_registry	NetBackup for OpenStack コンポーネントイメージを含むローカルレジストリ名。
NetBackupOpenStack_backup_target	nfs バックアップターゲットが NFS の場合は nfs。 amazon_s3 バックアップターゲットが Amazon S3 の場合は amazon_s3。 ceph_s3 バックアップターゲット形式が S3 で Amazon S3 ではない場合は ceph_s3。
NetBackupOpenStack_nfs_shares	NFS 共有パス。例: 192.168.145.110:/nfs/nbos
NetBackupOpenStack_nfs_options	NFS マウントオプションを構成します。
NetBackupOpenStack_s3_access_key	amazon_s3 と ceph_s3 で有効です。
NetBackupOpenStack_s3_secret_key	amazon_s3 と ceph_s3 で有効です。
NetBackupOpenStack_s3_region_name	amazon_s3 と ceph_s3 で有効です。s3 ストレージに region パラメータがない場合は、デフォルト値のままになります。
NetBackupOpenStack_s3_bucket_name	s3 バケットの名前。 amazon_s3 と ceph_s3 で有効です
NetBackupOpenStack_s3_endpoint_url	s3 エンドポイント URL。 ceph_s3 でのみ有効です。
NetBackupOpenStack_s3_ssl_enabled	ceph_s3 でのみ有効です。SSL が有効な S3 エンドポイントの URL の場合は true に設定します。
NetBackupOpenStack_s3_ssl_cert_file_name	SSL が有効で、自己署名証明書がある場合、またはプライベート認証局によって発行された場合にのみ ceph_s3 で有効です。この場合、ceph s3 CA チェーンファイルを、Ansible サーバーの `/etc/kolla/config/nbos/` ディレクトリにコピーします。まだ存在しない場合は、このディレクトリを作成します。
NetBackupOpenStack_copy_ceph_s3_ssl_cert	SSL が有効で自己署名証明書があるか、プライベート認証局によって発行されていて、True に設定されている場合にのみ ceph_s3 で有効です。